【医学】抗体の効果、４倍以上長持ち　中外製薬が新加工技術

　中外製薬は18日、従来の抗体よりも効果が４倍以上長持ちする新しい抗体の加工技術を開発したと発表した。
薬の投与の量や頻度を落とせるので、医療費や患者負担の削減につながる可能性が高い。　
有名科学誌「ネイチャー・バイオテクノロジー電子版」に投稿した。

　現在使われている抗体医薬品は病気の原因となっている標的の抗原にくっついて抗原の活動を邪魔することで治療するものが多い。
ただし、抗体は１度しか抗原と結合できず、効果が薄れると新たな抗体を投与する必要があった。

　中外が開発した新しい抗体は血液中で抗原と結合して活動を止めた後、
抗原との結合が切れて、再び血液の中に戻り、別の抗原と結合する。

　この反応を何度も繰り返すことで、薬の効果が続く期間を延ばす。
同社のリウマチ治療薬「アクテムラ」の抗体を加工したところ、持続期間は４倍以上に延びたという。
同技術は様々な抗体にも応用できる見通し。「そう遠くない時期に臨床試験に入れる見通し」（中外）という。

日経（2010/10/18 20:18）

▽記事引用元　日本経済新聞
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819696E3EAE290948DE3EAE3E2E0E2E3E28698E3E2E2E2;at=DGXZZO0195579008122009000000

▽中外製薬プレスリリース
http://www.chugai-pharm.co.jp/hc/ss/news/detail/20101018140000.html

▽ネイチャー・バイオテクノロジー掲載論文
http://www.nature.com/nbt/journal/vaop/ncurrent/index.html

Antibody recycling by engineered pH-dependent antigen binding improves the duration of antigen neutralization
http://www.nature.com/nbt/journal/vaop/ncurrent/abs/nbt.1691.html

この技術を花粉症に使えば、花粉の季節を問わず
ずっと症状が出続けさせることが可能になるわけだなｗ

ノーベル賞レベルの技術じゃね？

速く商品化しろ〜
こりゃ画期的過ぎる！

薬業界的にはどうなのよ

>>6

中外いたらんことすんな。
ただでさえ抗体医薬は原価高くて利益率低いのに、さらに儲からなくなるじゃね〜か。


ってところだと思う。

これは凄い！
世界中に特許売れるだろう。
日本の医薬品業界は最近かなり素晴らしい開発が続いてる気がする。
業界に詳しい訳ではないが。

誰がやってる？
http://www.chugai-pharm.co.jp/html/info/060220.html

｢中外製薬｣の名前を使用した迷惑メールにご注意下さい

中外製薬ウェブサイトをご覧いただきありがとうございます。

中外製薬関係者を名乗り、個人情報の不正入手を図る迷惑メールが
不特定多数の方に送信される事態が発生しております（フィッシングメール）。
具体的には、中外製薬からの求人を装った英文電子メールを送信し、
受信者に対して名前、職業、連絡先等の情報の返信を促すことで、
受信者の個人情報を詐取しようとするものが報告されております。

日本発の画期的技術が創出されることはすばらしいこと　　きっと政府も実用化支援することでしょう

>>10

民主党にそれを期待するかw

中外製薬は民主党にコネクション弱いのですか？

いい技術だったら党派は関係ないと思うが・・・

製薬業界みたいな根気のいるすぐに結果の出ない業界は韓国や中国は台頭出来ない。
あと30年はかかるだろ。
ただ日本もまだ台頭してないんだがｗ
それでも日本の製薬業界も再編すればトップ５には入れそうだけどな。

単純に代謝が悪いって話？

>>8
>>12

中外製薬ってスイスのロシュの子会社だから
これも実質的にスイスの技術

盗むんだよ。新幹線技術みたいに。

論文にしてるけど、特許は取ってあるのかな？
でも確かに>>7さんがおっしゃるように、徐放性ではなく抗体自体を長持ちさせることは、たくさん薬を使ってほしい製薬会社としてはマイナスにつながってしまう禁断の方法のはず...。

>>18
後から取られさえしなけりゃいいんじゃない、そのものでは商品化できそうもないなら。

そんなもんか。

>>18
さすがにしてなきゃアホだと思う

>>18
そんなミスしたら確実に左遷だろ

中外に入社したい

中外にしか入社したくないくらいの勢いが欲しい

と、とある男が申しておりました