【エネルギー】航空機燃料に「藻」エネルギー 4年以内に実用化の可能性
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名無しのひみつ:
おまえらに
1)ここでいう藻とは海藻ではなく、クロレラやダムに沸くアオコの親戚
イカダモやシュードコリシスチス
2)菜種油は1t/ha パームでも6t/ha しかし、藻油は100t/haとか採れる
3)ネックはコスト。特に設備コスト&エネルギーコスト&労力
野外栽培の収穫だと数日働いて1000tの水を処理して1tの生藻を得て、乾燥すると60kg
搾油すると40kg/50Lの油が取れるが…1バーレル80ドル=40円/Lだから2000円の収入…
人件費は数万円、電力他も1-2万円はかかるから完全な赤字
4)解決策は水1tに含まれる藻の培養密度を10倍以上に引き上げること
クロレラの場合、酢酸培養液を使って数十倍の培養密度…1000tの水で400-600kg得ている
油をとる場合はコストをかけられないからセメント工場の排気のCO2とかを
水に吹き込んで培養密度を上げることになりそう
また…凝集材つかって沈殿させてから吸い上げれば処理水量を節約できる
5)また、常温培養だと年間30-50回収穫だが、40℃温水で培養すれば45-60回収穫できる
6)油の抽出は、濃縮藻液のまま湿式ミルで粉砕して加熱して煮出すか
乾燥物をジメチルエーテルで抽出し、溶出液を減圧してジメチルエーテルだけ飛ばして
油と水を得る。
こんな感じ?
第一段階 セメント工場近くでセメント工場から熱排気供給を受けて
熱交換で田んぼの水を加温し、排気を吹き込んでCO2濃度を上げ
液肥を投入して養殖
粗脱水生藻を熱排気で乾燥後、DMEで油を溶剤抽出
DME洗浄/遠心粗脱水後・スーパー酵母を混ぜてエタノール醸造工程へ
第二段階 原発温排水で加温し直径50センチのビニールチューブを蚊取り線香状
に田んぼに配置して、液肥を投入して40度温水で養殖
海に近いセメント工場から圧縮CO2をタンカーで受け入れてビニールチューブ
に吹き込み養殖密度を上げる
粗脱水生藻は原発温排水で乾燥後、原発夜間電力を使ってDME抽出
とにかく、養殖加温、収穫電力、脱水電力、粉砕電力、溶剤減圧揮発電力
乾燥加温、CO2などエネルギー食いまくりなので、工場が捨てている廃熱や
原発の夜間電力など「クズエネルギー」を安価に供給しないとできない
したがって、政府が肝いりして、セメント・電力・石油のジョイント研究
にしないとダメだな