【医学】近視（近眼）にかかわる原因遺伝子を特定 2つの別々に行われた研究で第15染色体が近視と関連することを発見
2010年09月13日 17時45分00秒
多くの人が悩まされている「近視（近眼）」を予防できる薬が登場か、原因遺伝子を特定
科学者たちが近視（近眼）にかかわる遺伝子コードを解くことに成功し、近い将来、
子どもに投与することで近視の進行を防ぐ薬（点眼薬や飲み薬など）の開発につながると
期待されていることが明らかになりました。
近視は世界で最も多い眼疾患で、現在コンタクトレンズや眼鏡を使用している人の大部分が
近視矯正のため使用していると思われますが、「コンタクトレンズは過去のもの、メガネは
純粋にファッションとして楽しむ」という時代が来るのでしょうか。
詳細は以下から。
Genetic code linked to short sight found | Technology | The Guardian
http://www.guardian.co.uk/technology/2010/sep/12/dna-research-short-sight-treatment
近視の兆候は、多くの場合子どものうちに現れます。
原因のうち生活習慣などの後天的因子と遺伝がどれほどを占めるかは人により異なりますが、
特にひどい近視の人々では、80％が遺伝的要因によるものと言われています。
ネイチャー ジェネティクス誌に発表された2つの別々に行われた研究で、近視の人に多く見られる
DNAのバリエーションが発見されました。キングス・カレッジ・ロンドンのChris Hammond博士は
Chromosome 15（第15染色体）の中の1つのセクションが、近視の人に多く見られることを
発見し、ロッテルダムのErasmus MC（エラスムス大学付属病院）のCaroline Klaver博士も、
やはり第15染色体にある別のセクションが、近視と関連することを発見したそうです。
この近視の人と近視でない人の間にあるDNAの違いは、眼球の成長をコントロールし目に
入った光が網膜で電気信号に変換されることを保障する3つの遺伝子の働きに影響すると
考えられます。つまり、近視になりつつある子どもではこの3つの遺伝子がうまく働いていない
ため、眼球が「育ちすぎて」しまっているようなので、この段階で眼球の成長をコントロール
できれば、近視の進行を防ぐことができます。
Hammond博士は「点眼薬や錠剤などでブロックすることができる経路を見つけ、脳の発達や
身体のほかの過程をさまたげずに眼球の育ちすぎを止めることができれば、と期待しています」
と語っていますが、眼球がすでに成長しきってしまっている大人の近視は、子どもと比べ治療
することは難しいとのことです。
特に強い近視は80％が遺伝的要因からくるとのことですが、近視の遺伝子を持つ子どもの
全員が近視となるわけではありません。2008年にシドニー大学の科学者が行った研究で、
シンガポールとシドニーに住む中国人児童の近視率を調べたところ、シンガポールでは
29％が近視だったのに対し、シドニーではわずか3％だったそうです。これは遺伝では
説明することができず、シドニーに暮らす子どもの方が外の自然光の中で過ごす時間が長く、
遠くの物を見る機会が多いことで説明できるのではないかと示唆されています。
_____________________________________________________
▽記事引用元
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20100913_shortsight_gene/
GigaZINE（http://gigazine.net/）配信記事
▽関連リンク
Nature Genetics
A genome-wide association study for myopia and refractive error identifies a susceptibility locus at 15q25
http://www.nature.com/ng/journal/vaop/ncurrent/abs/ng.664.html
A genome-wide association study identifies a susceptibility locus for refractive errors and myopia at 15q14
http://www.nature.com/ng/journal/vaop/ncurrent/abs/ng.663.html
多くの人が悩まされている「近視（近眼）」を予防できる薬が登場か、原因遺伝子を特定
科学者たちが近視（近眼）にかかわる遺伝子コードを解くことに成功し、近い将来、
子どもに投与することで近視の進行を防ぐ薬（点眼薬や飲み薬など）の開発につながると
期待されていることが明らかになりました。
近視は世界で最も多い眼疾患で、現在コンタクトレンズや眼鏡を使用している人の大部分が
近視矯正のため使用していると思われますが、「コンタクトレンズは過去のもの、メガネは
純粋にファッションとして楽しむ」という時代が来るのでしょうか。
詳細は以下から。
Genetic code linked to short sight found | Technology | The Guardian
http://www.guardian.co.uk/technology/2010/sep/12/dna-research-short-sight-treatment
近視の兆候は、多くの場合子どものうちに現れます。
原因のうち生活習慣などの後天的因子と遺伝がどれほどを占めるかは人により異なりますが、
特にひどい近視の人々では、80％が遺伝的要因によるものと言われています。
ネイチャー ジェネティクス誌に発表された2つの別々に行われた研究で、近視の人に多く見られる
DNAのバリエーションが発見されました。キングス・カレッジ・ロンドンのChris Hammond博士は
Chromosome 15（第15染色体）の中の1つのセクションが、近視の人に多く見られることを
発見し、ロッテルダムのErasmus MC（エラスムス大学付属病院）のCaroline Klaver博士も、
やはり第15染色体にある別のセクションが、近視と関連することを発見したそうです。
この近視の人と近視でない人の間にあるDNAの違いは、眼球の成長をコントロールし目に
入った光が網膜で電気信号に変換されることを保障する3つの遺伝子の働きに影響すると
考えられます。つまり、近視になりつつある子どもではこの3つの遺伝子がうまく働いていない
ため、眼球が「育ちすぎて」しまっているようなので、この段階で眼球の成長をコントロール
できれば、近視の進行を防ぐことができます。
Hammond博士は「点眼薬や錠剤などでブロックすることができる経路を見つけ、脳の発達や
身体のほかの過程をさまたげずに眼球の育ちすぎを止めることができれば、と期待しています」
と語っていますが、眼球がすでに成長しきってしまっている大人の近視は、子どもと比べ治療
することは難しいとのことです。
特に強い近視は80％が遺伝的要因からくるとのことですが、近視の遺伝子を持つ子どもの
全員が近視となるわけではありません。2008年にシドニー大学の科学者が行った研究で、
シンガポールとシドニーに住む中国人児童の近視率を調べたところ、シンガポールでは
29％が近視だったのに対し、シドニーではわずか3％だったそうです。これは遺伝では
説明することができず、シドニーに暮らす子どもの方が外の自然光の中で過ごす時間が長く、
遠くの物を見る機会が多いことで説明できるのではないかと示唆されています。
_____________________________________________________
▽記事引用元
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20100913_shortsight_gene/
GigaZINE（http://gigazine.net/）配信記事
▽関連リンク
Nature Genetics
A genome-wide association study for myopia and refractive error identifies a susceptibility locus at 15q25
http://www.nature.com/ng/journal/vaop/ncurrent/abs/ng.664.html
A genome-wide association study identifies a susceptibility locus for refractive errors and myopia at 15q14
http://www.nature.com/ng/journal/vaop/ncurrent/abs/ng.663.html
芸能人に近視が多いのは、眼球が育ちすぎて瞳が大きく見えるからとか？
3 ：名無しのひみつ：2010/09/19(日) 05:04:00 ID:EfZmpEAi
小顔だと、眼窩に比べて相対的に眼球が大きくて歪むというのもあるのでは？
強度近視で30過ぎてるんだが夏に旅行して数キロ先のものを一日中見てたら視力が回復して来た
100ｍ程度じゃダメだな
100ｍ程度じゃダメだな
5 ：名無しのひみつ：2010/09/19(日) 07:26:15 ID:jofiaB0V
なるほど。自分も強度近視なんだが眼球が丸いんではなくてフットボール型
を通り越してアイスクリームコーンのようだと網膜裂傷のレーザーを受けた
時にいわれた。眼球が大きくなってしまうとどうしても網膜がひっぱられて
薄くなってしまうため破れやすくなるようだよ。
を通り越してアイスクリームコーンのようだと網膜裂傷のレーザーを受けた
時にいわれた。眼球が大きくなってしまうとどうしても網膜がひっぱられて
薄くなってしまうため破れやすくなるようだよ。
成長した分 脳みそは凹むの？
>>3
小顔です。頭の大きさも小さいです。
小顔です。頭の大きさも小さいです。
深視力はどうなんだ？
成長した後は駄目なのか・・・近眼を修復する遺伝子とかないのかな？
11 ：名無しのひみつ：2010/09/20(月) 22:04:53 ID:AtkUzv0R
遺伝子組み換えみたいなことが行われるといいな
40歳近くになると -6Dくらいまでならむしろ近視でよかったと思えてくるんだよな これが
13 ：名無しのひみつ：2010/09/25(土) 20:23:24 ID:1Ptkt4pA
14 ：名無しのひみつ：
昨日、大阪の病院の医者が癌の検査結果を、見落としたという記事が出ていた。
医者は自分で検査を頼んだのだ。見落とす訳がないだろ。
見落としたかどうかより、あの検査報告はいったい何なんだ。
癌の可能性がある、なんて言うふざけた検査報告があるか。
可能性があるですむなら素人でも言える。
医者は可能性があるから検査に出したのだ。
それを可能性があるですむなら検査などする必要がないではないか。
医者に自分で勝手に判断しろと言っているのと同じだ。
要するに、監察医は癌かどうか判らなかったのだ。
判らないなら、判らないから半年後にもう一度検査すべしと言えばよいのだ。
半年後に検査して判らない様な監察医は、監察医をやる資格はない。
日本の癌検査なんてほとんどインチキと同じだ。
監察医の能力も覚悟もない。責任逃ればかりだ。
医者は本当に癌だったかどうか、もう一度検証してみるべきだ。
追伸 俺も強度の近視、-１１か１２。強度近視の人は肝臓が弱い人が多い。
近視は目だけの問題ではなく全身の問題なんだ。
つまり、体力がない。特にに子供の時に。
医者は自分で検査を頼んだのだ。見落とす訳がないだろ。
見落としたかどうかより、あの検査報告はいったい何なんだ。
癌の可能性がある、なんて言うふざけた検査報告があるか。
可能性があるですむなら素人でも言える。
医者は可能性があるから検査に出したのだ。
それを可能性があるですむなら検査などする必要がないではないか。
医者に自分で勝手に判断しろと言っているのと同じだ。
要するに、監察医は癌かどうか判らなかったのだ。
判らないなら、判らないから半年後にもう一度検査すべしと言えばよいのだ。
半年後に検査して判らない様な監察医は、監察医をやる資格はない。
日本の癌検査なんてほとんどインチキと同じだ。
監察医の能力も覚悟もない。責任逃ればかりだ。
医者は本当に癌だったかどうか、もう一度検証してみるべきだ。
追伸 俺も強度の近視、-１１か１２。強度近視の人は肝臓が弱い人が多い。
近視は目だけの問題ではなく全身の問題なんだ。
つまり、体力がない。特にに子供の時に。