【環境】超薄型気球で成層圏でのオゾンを観測　北海道内では今回が初めて／JAXA

◇超薄型気球でオゾンを観測　大樹、宇宙機構打ち上げ（09/09 08:33）

【大樹】宇宙航空研究開発機構（東京）は８日、超薄型の膜を使った気球を
十勝管内大樹町の実験施設から打ち上げ、成層圏でのオゾンの観測を行った。

膨張時の最大直径４３メートル、体積６万立方メートルの気球は、
膜のポリエチレンフィルムの薄さが３・４マイクロメートル（千分の３・４ミリ）と従来の６分の１。
気球本体を軽量化することで長期間の飛行を目指す。

オゾン観測は地球環境の変化を調べるため、十数年前から２００７年まで三陸沖で
行われてきたもので、道内では今回が初めて。

この日は午前５時４０分ごろ気球を上空に放ち、最高で４６・８キロ上空に到達。
２種類の観測器で地表付近から成層圏上層にかけてのオゾンの分布などを調査した。
午前８時２０分に、施設から東南東約１００キロの太平洋上に予定通り着水した。

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▽記事引用元
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/environment/250201.html
どうしんウェブ北海道新聞（http://www.hokkaido-np.co.jp/）配信記事

上空に放たれる超薄型のフィルム膜を使った気球＝８日午前５時４０分、十勝管内大樹町
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/environment/image/4185_1.jpg

▽関連リンク
JAXA　大気球
http://www.isas.jaxa.jp/j/enterp/ball/index.shtml

オゾンマシン

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