【考古】縄文時代もあった!?“ペット霊園” ほぼ全身がそのままの形で埋葬された犬の墓等を発掘-宮城
1 :
TOY_BOx@みそしるφ ★:
2 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 00:22:06 ID:NBSj3VIv
ペットセメタリー
3 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 00:22:48 ID:9TcwOunG
まさかまた大嘘発掘とかでないよな。
イマイチ信じられないな、宮城は・・・・・・
4 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 00:26:26 ID:w6JhD11X
縄文人は犬鍋でも食べたのか?
5 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 00:29:10 ID:d5v7tBhW
わんわんお
6 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 00:30:06 ID:cdKvlHhE
>>1 乙です。
>>4 犬鍋食ったのは弥生以降だろ。
日本以外ではどうなんだろう、今でも食料なところじゃなくて欧州とか。
7 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 00:39:29 ID:Cltjs6T6
今でも熊とか出て来るんだから、縄文人が番犬を飼ってたって驚くような事じゃない。
それに飼ってりゃ愛着も湧くし、手厚く葬る事だって当たり前だと思うよ?
80万年前の原人とかじゃないんだから・・・。
8 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 00:40:04 ID:4HKIm8IN
縄文人にとっての犬はペットというより生活に密着した相棒って感じだったんじゃね?
猟犬とか、集落を守る番犬とかで
9 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 00:44:12 ID:gnwFsqGP
たった2500年前だもの、動物愛護は今の人間とたいして変わらん。
5000年前のエジプトだってニャンコを可愛がってたんだし。
10 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 00:48:11 ID:UPLM06On
<丶`∀´>クッククック
11 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 00:57:02 ID:oQgZEN3Q
ウチのネコ15年ぐらい生きてる
腰骨のあたりが骨と皮しかないぐらいげっそり痩せてる
トシだからあんまり食べないんだ
若い頃は外走り回ってナワバリチェックしてたけど
今は日中誰もいない戸締りされた家から出ようとしない(冷房かけてない)
暑かったら外出時一緒に出ようとするはずなんだけどね
一日中寝てて動かない
もう長くないとおもう
お別れだお(´;ω;`)ブワッ
12 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 00:57:51 ID:L6xTqb5q
技術が進化しただけで人間のやってる事なんて何千年も変わってないわ。
13 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 01:03:59 ID:wewF04EB
>>11 楽しかった事を思い出して今のうちにいっぱい話しかけてやれ
14 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 01:04:35 ID:gCY6PalS
また宮城か。完全に捏造だな。犬飼いたちが必死過ぎ。
今でも縄文系の東南アジアやミクロネシアにポリネシアでは犬を食べてるし
トンガ人に言わせると、あらゆる肉の中で一番美味いのは
犬の肉だそうだ。
15 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 01:12:45 ID:uDAUVxf3
>>4 >>1の写真みろ
>犬の墓は5基見つかり、計6匹分の骨が埋葬されていた。食糧のシカや
>イノシシの骨がバラバラに捨てられたのとは対照的に、ほぼ全身がそのまま
>の形で見つかった。
墓があり、そのままの形で骨がみつかってる。
だから、今回のはペットとして飼われてて死んだから埋葬したというのが普通の意見。
16 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 01:25:17 ID:1/QjK5jD
>>14 頭固いねw
縄文時代に犬を食べる文化があったかないかなんて知らないけど、
例えば今現在日本でイルカを食べてる人いるよね。
でも食べてない人もいる。
江戸時代でも一般に獣肉禁止といわててたけど、山鯨といって食べてた人もいる。
今回のケースは、わざわざ墓も作ってたということだからペットとして飼われた
というケースがあるということだろう。
17 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 02:07:26 ID:rV7HlVpI
弥生人が渡って来なきゃ平穏が保たれてたのにね
18 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 02:35:59 ID:U9vw/XRE
わんわん教
19 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 03:23:18 ID:ls+QYqxu
ダミアンの棺開けたところみたい
20 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 05:19:59 ID:174yDrlW
学問としては面白くもなんともないね
まさにあっそう そうだろうね そんなこともあるだろね
ってわかりきった話
少しは意外で 研究したらそう考えるしかない これが醍醐味
相対論なんてこれのまさに究極
21 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 05:52:57 ID:sLX4Vdke
墓と住居の場所の関係も興味深い
死んでも側にいて欲しいという願いなのか
死んでも守って欲しいという守り神的な発想なのか
ロマンあるなぁ
22 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 05:59:18 ID:gnwFsqGP
>>11 なんでエアコンをかけてやらないんだよ!
食欲がないときは飼い主が手で少しずつ食べさせるといいよ。
柔らかい鶏肉のささみとか。
死にかけの犬でも、食欲が少しは出るらしく食べてくれるよ。
23 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 07:04:39 ID:0SeZ1mnH
縄文時代っても1万年あるんだしこの遺跡は西周時代のもんだろ
読売の記者は義務教育受けてないの?
24 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 07:18:22 ID:atHbk9RS
宮崎ではほぼ全身そのままの牛・豚が埋まってるよ
25 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 07:32:37 ID:75FY+h5e
この時代も犬に名前つけてたんだろうか
26 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 08:24:16 ID:g69RtMo9
この時代の犬って現行種と違うんだろうね
27 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 08:36:12 ID:Dvbx4nJT
多分、この犬と一緒に暮らしてた家族の子供たちは、埋葬の時に泣いて
母ちゃんに慰められてたんだろうなぁ。
数千年前の出来事なのに、眼に浮かぶようだ。
28 :
無しのひみつ:2010/09/05(日) 08:57:17 ID:KPpY5NsY
縄文人が犬を食わなかったのは古くから知られている。食べる習慣を持つのは
渡来系の弥生人。天皇の命令で禁止されたんだが、これからみると天皇家は
渡来系ではないようだ。
29 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 09:26:40 ID:4mjVjCPS
30 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 09:42:17 ID:1c/93v9k
>11
一緒にいられる時間がまだ残ってるんだ。一日一日を大切にな。
31 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 10:23:10 ID:7rSR6BCC
生贄として埋められたと言うことも考えられるのでは?
32 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 11:13:20 ID:Fz6i4Wg4
>>31 生贄って普通殺してからささげるもんだぞ家畜も人間も。
33 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 11:13:50 ID:YNToJsAi
そういう意味もありそうだね。番犬の霊魂が家をまもるように、みたいな。
34 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 15:09:26 ID:VqkMCxOy
犬ほど素晴らしい動物はいない。人類最高の友だ。
猫ほど邪悪な動物はいない。だが、もっとも魅力的な動物が猫だ。
35 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 15:13:57 ID:vStOOVZS
昔っからほんわかだったんだねぇ日本は
36 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 16:38:52 ID:dJM74ZA7
>>28「犬を食べてた縄文人」
霞ヶ浦沿岸の茨城県麻生町(現 行方市)で発掘調査された縄文時代中期から後期の於下貝塚から
犬の各部位の骨が散乱した状態で出土し、特に1点の犬の上腕骨には解体痕の可能性が高い切痕が確認された。
調査報告では、犬を食用として解体していた事を示す物的証拠と評価しており
日本列島における犬食の起源がさらに遡る可能性が高い。
37 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 16:54:28 ID:/B5QupnD
ペットセメタリー
38 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 16:58:50 ID:gZuWR4WF
>>36 袁靖「 哺乳綱」、麻生町教育委員会編『於下貝塚 発掘調査報告書』1992年、154〜183頁。
袁靖・加藤晋平「茨城県於下貝塚出土の小型動物の切痕(英文)」『千葉県立中央博物館研究報告 人文科学』2巻2号、1993年
出典書いといたほうがなにかとベター。
でないとここは高確率で自論といわれる。
39 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 17:23:17 ID:80mju6+Q
この犬の死因が判らないと
普通は食っちゃうのを病気で埋めたのかも
40 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 19:37:56 ID:CjW8/hZd
よほどに有力者のお犬様だったのでしょうなぁ
41 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 20:00:16 ID:F8yA+5HG
そのうち、知能が高い動物だという理由で縄文人は鯨を食わず、
自然観賞用動物にしていたという証拠まで見つかるかもなw
42 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 20:09:35 ID:5Kd8/Mjb
縄文後期には弥生人がすでに広がっていてその頃から犬を食べたあとが見られる
それ以前の縄文では飼い主の近くに犬が埋葬されているなど大切にしていた様子が伺える
犬嫌いは半島から来た渡来人の末裔なんだぜ
43 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 21:23:08 ID:Sfk4QsAl
>>41 すでにクジラ食った残骸なら出土してるけどな、マグロもw
そんなん無視して捏造する奴が出そうだな。
44 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 21:33:20 ID:rukJKF3W
>>17 弥生人が縄文人を駆逐して今の日本人に成った訳ではない。
今の日本人にも縄文人のDNAが組み込まれている。
正確に言うと弥生人の女性と縄文人の男性のカップルが圧倒的に多かったらしい。
ミトコンドリア分析をするとそういう結果だそうだ。
45 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 21:35:40 ID:W7XhomlT
ペット霊園つか疫病対策だろ
46 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 21:40:24 ID:Dvbx4nJT
>>44 後からやってきたのが弥生人なのに、弥生人の女と縄文人の男のカップルなの?
逆なら分かるけど、どういう事?
47 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 22:06:45 ID:pE+WdeSK
エジプトで猫がミイラにされてんだから身近な役畜を葬るって
考えがあっても不思議じゃないと思うけどな。
疫病対策なら燃やすか住居から離れたところに埋めた方がいいわけだし。
48 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 22:14:43 ID:rukJKF3W
>>46 漏れも詳しくは知らないが、父系Y染色体研究とミトコンドリア分析ではそううmいう結論になるらしい。
なぜか父系は縄文人男性ばかりになるらしい。
弥生人は病気(特に結核)か何かで直ぐ死んじゃう弱い体質
それと日本人は、韓国人に比べて体毛が濃い。
49 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 22:52:25 ID:caya2xxP
>>1 このように、我々縄文人に末裔たる日本人は、
長らく犬を大切に暮らしてきたわけで、犬を虐待するやつはチョーセン
50 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 23:11:46 ID:5bDDep4/
秋田犬の祖先なんだろな・・・
51 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 23:14:56 ID:5bDDep4/
>>44 そうそう
縄文人は弥生人に支配されたが
滅ぼされたわけじゃないです。
二つの民族の長い時間をかけた緩慢なマージこそが
日本の歴史とも言えます。
我々は両方の血を引いています。
52 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 23:16:15 ID:5y948Cew
>>43 イルカを食った骨が将来日本で出土したからって
日本人がみなイルカを食っているとは限らんしな。
53 :
名無しのひみつ:2010/09/05(日) 23:17:38 ID:5y948Cew
>>44 > 正確に言うと弥生人の女性と縄文人の男性のカップルが圧倒的に多かったらしい。
まるで韓流ブームの構図だなwwww
54 :
名無しのひみつ:2010/09/06(月) 00:14:08 ID:NH8ehlmV
>>48 それってミトコンドリアだと朝鮮と近いがYは全く違うからって理由でじゃ、女系で遺伝するMtが大陸由来、
男系のみのYが既存の縄文人を表してるんだろうって奴だよね(ただし日本人のYがすべて独特のYAPではない)。
遺伝子解析の結果わかった稲作の伝播ルートだと中国南部→日本→朝鮮らしいから、
むしろ日本から半島に渡った人がいてその人たちの子孫が女系でしか残ってないって可能性もあるんじゃないか。
犬食といえば今は半島のイメージだけど元々は中国のの習慣だし、そっから稲作と一緒に日本に来たのかもそして半島へ。
犬食ってモンゴル、満州じゃなくて中国から東南アジアの方に多かった習慣なんだよね。
55 :
名無しのひみつ:2010/09/06(月) 01:36:15 ID:28vfwHmS
縄文時代に犬は食わなかった。
弥生時代以降食べるようになった。
特に都人は大量に犬を食っていた。
おふれがあって、犬は夏に食べずに10月から3月に食べなさいとのこと。
犬を食うようになってから「犬飼部=狩猟用の犬を飼う職業」と
わざわざ断らなきゃいけなくなった。
俺的には食用犬を飼っていたと思うけどw
それからアイヌ語で犬はsetaというけど、
setaは食べない、獲らないという意味でだ。
56 :
名無しのひみつ:2010/09/06(月) 01:41:19 ID:28vfwHmS
>>54 >遺伝子解析の結果わかった稲作の伝播ルートだと中国南部→日本→朝鮮らしいから、
>むしろ日本から半島に渡った人がいてその人たちの子孫が女系でしか残ってないって可能性もあるんじゃないか。
日本の稲作は6000千年前、朝鮮半島は4000年前だと思った。
今から4000年前の朝鮮半島は縄文人が住んでいた。
支那人系や鮮人系が朝鮮半島に住むようになったのは2800年前くらいからだ。
57 :
名無しのひみつ:2010/09/06(月) 02:52:21 ID:AEshQfyi
縄文人→濃い→性欲く強い
弥生人→薄い→草食系
縄文人anan
「エッチをするなら縄文人」
案外こう言う流れかもしれない
58 :
名無しのひみつ:2010/09/06(月) 07:09:09 ID:J5AvfVHn
縄文人のほうがイカツイ、ゴッツイ感じがするからなあ。
弥生人女のハートをくすぐったんだろ。
59 :
名無しのひみつ:2010/09/06(月) 09:34:48 ID:9Esgmehr
>>58 そんな弥生女は半島では満州、蒙古の子供しか産まなかった。
そして北米では白人の子供を産んでいる。
すばらしい世界の母だな。
女のビッチさ加減は日韓あんまり変わりないがこれは揚子江流域からもたらされた犬食人種の遺伝子によるものなのだろう。
60 :
名無しのひみつ:2010/09/06(月) 14:19:18 ID:lnfjef02
某半島人が弥生人慰安婦の末裔として謝罪と賠償を求めてきそうだな
縄文人に犬食文化は無かった
62 :
名無しのひみつ:2010/09/07(火) 11:56:48 ID:lnrTQaHj
>>61 そうとはかぎらん。韓国人は犬も食べるが、ペットにする。
日本人もみんながみんなイルカを食べものと認識しているわけじゃなし。
63 :
名無しのひみつ:2010/09/07(火) 12:11:16 ID:bzCNr136
それにくらべ、朝鮮人たら
64 :
名無しのひみつ:2010/09/07(火) 17:46:12 ID:HWr8iNLo
>>62 豚をペットにする人も鶏をペットにする人も居るし、
キティ・ホワイト閣下は猫でいらっしゃるのに猫とハムスターをお飼いになってるしね。
65 :
名無しのひみつ:2010/09/07(火) 18:04:31 ID:abDAjedS
ペットじゃなくて原始的な神信仰じゃね?
66 :
名無しのひみつ:2010/09/07(火) 20:34:39 ID:O+kheqh8
朝鮮人は 愛犬も叩きのめし 撲殺して 食ったのであった 骨は折って髄までほじった
食いカスは 糞と同じように ゴミとして道に投げ捨てた
67 :
名無しのひみつ:2010/09/07(火) 22:09:32 ID:nYs1HSzb
貝塚は本当に「ゴミ捨て場」なのか?
68 :
名無しのひみつ:2010/09/08(水) 00:19:35 ID:RO47Li+X
ペットっていうけど、継続して飼われていたってことは、趣味のペットではなく、
猟犬としての家畜だったのではないか?
69 :
名無しのひみつ:2010/09/08(水) 08:25:27 ID:KCHd+vyu
縄文時代は食料が豊富で、豊かな時代だったんだろ。
日本列島の自然の豊かさに比べて、圧倒的に少ない人口だったしね。
70 :
名無しのひみつ:2010/09/08(水) 08:50:33 ID:tUve6qXI
>>51 >縄文人は弥生人に支配されたが
>滅ぼされたわけじゃないです。
縄文人は弥生人に支配されたのか?
人口増加率の違いのために数的に圧倒されたが、
政治的な支配関係にもあったのか?
71 :
名無しのひみつ:2010/09/13(月) 07:55:06 ID:puEsAdrB
この板は4日ルールないの?
72 :
名無しのひみつ:2010/09/13(月) 08:27:57 ID:4lGyrE0q
>>71 ないですよ。
そんなにスレもレスもないですから。
73 :
名無しのひみつ:2010/09/13(月) 16:46:44 ID:puEsAdrB
74 :
名無しのひみつ:2010/09/16(木) 20:46:12 ID:EsRZlOZe
「動物を愛玩目的のみで飼育する」という「ペット」の概念は
歴史の中では比較的新しいものだと思う。
人間は、いつ頃、なんのために、野生動物を飼うことを始めたのだろう。
>>1の埋葬された犬たちは、単なるペット的なものじゃなくて
宗教的な呪術儀式に使われた犠牲獣ではないだろうか。
75 :
名無しのひみつ:2010/09/17(金) 13:24:59 ID:5l7VbWJJ
古代日本の習俗を色濃く反映したまま伝えられてきたといわれるアイヌの古神事に、
有名な「熊の霊送り(イオマンテ)」がある。
簡単に言うと、ヒグマの肉や毛皮をもたらしてくれた自然の恵みに感謝し、
その豊饒を繰り返し享受することができるように祈るという、
現代人の目から見るといかにも原始信仰的な「祀り」である。
ヒグマ(キムンカムイ=山の神)は強く大きく頭がよく、容易に人間が制御できない猛獣であり
位の高い神威(カムイ)なので、準備に何日もかけ近隣の村人なども大勢招いて特別盛大な「霊送り」の儀式をする。
このようにイオマンテは特別大掛かりな「祀り」であるが、ヒグマに限らずアイヌは
大小さまざまな、というよりありとあらゆる動物をも「霊送り」していたらしい。
それどころか、船や刀など大小の道具や細かな日用品の類に至るまで
「霊」はこの世の森羅万象に宿っており、その役割を終えたとき(死んだとき)には
それまでの働き・役立ちに対して丁重に感謝を捧げて「送」ったという。
そういう小動物や器物の場合は、ヒグマのような神威(カムイ)ほど大掛かりな「霊送り」はせず
ごく簡略に「送」るのだが、それとて、家のあるいは村の共同の祭場(神聖な場所)などで
御幣を立て丁寧に「お送り」するのである。
(ちょうど、古いお札やお守り、あるいは人形などを処分したいと思うとき、神社に持っていって
お祓いしてもらい処分をお任せする、というような感覚に近いのではないだろうか?)
そのように大切に扱えば、それらの「霊」はもう一度現実の姿を伴ってこの世に戻ってきて、再び人間の
役に立ってくれる、というのがアイヌの信仰なのである。
それは「自分は単独で存在しているのではなく、この世のたくさんの生命に支えられて在り、
自分もまた多くの生命を支えるひとつである」というアイヌの宇宙観につらぬかれた信仰である。
そのはるか源流のひとつの痕跡が、
>>1の縄文時代晩期遺跡の
「犬の墓」であったりゴミ捨て場(のように見える)の遺構であったりするのではないかと自分は推察する。
76 :
名無しのひみつ:2010/09/20(月) 12:17:18 ID:kkapAdrY
アイヌの「熊の霊送り(イオマンテ)」は二通りある。
山へ狩りに行きクマの成獣を得て、時をおかずに「霊送り」が行われる場合と、
幼獣を捕獲してはすぐには「送」らず、村で成獣になるまで育ててから「送る場合である。
これはたとえば他の動物で位の高い神であるシマフクロウ(コタンコロカムイ=村の守護神)などでも
ヒナからずっと育て上げて「霊送り」をしたりする。
クマを幼獣のうちから飼育して行う「霊送り」こそが、実はイオマンテの真骨頂なのだ。
山で捕獲された仔グマは、仔グマとはいえ「神」であるから、たいへん大事に扱われる。
餌も残飯などではなく、人間のために作った食事からまず仔グマの分を取りわけて与えるのだそうだ。
クマに捧げた食事の残りを人間が頂くのである。なにしろ神威(カムイ)なのである。
仔グマが成長してだんだん大きくなると、クマ専用の鍋で食事を作って与える。
もちろん余り物や半端物ではなく、一番いい材料をたっぷり使って作るという。
成長に連れて与える量も相当なものになってくるから、クマを育てる係の家だけで世話をするのは
負担が大変大きい。だから村中の家がクマのために食物を持ち寄って、村ぐるみで育てる。
そのようにして村の人間が総がかりで大切に育て、じゅうぶん大きくなったところで「霊送り」の儀式を行う。
行為としては端的に言って屠殺である。殺して肉や内臓と毛皮などに解体する。
御幣をめぐらし、神聖な火を焚いて神酒を捧げ、毛皮や織りの美しい敷物や着物を幾重にも敷いて
その上にはいだ毛皮と切り離した頭を据え、ありったけの供物を積み上げて、何日も歌や踊りを披露し
アイヌのさまざまな伝承や物語を聞かせてクマの霊魂を「お送り」する。
これが最も盛大なイオマンテの儀式様式である。
幼獣の頃から大事に世話をしてかわいがってきた動物を結局屠ってしまう――
逆に言うと、最終的には屠るのを目的としながら神として扱い大切に育てる、というのは、
非常に矛盾しているようで、現代の感覚では俄かには理解しがたい行為とも思える。
しかしアイヌの人たちは、これだけ大事に育て盛大に送ったのだから、クマの霊魂は
たいへん喜び満足しているはずだと考える。アイヌに会えば(殺されることと同義なのだが)
これだけのもてなしを受けられるのだから、転生したキムンカムイはまた喜んでこの村に来てくれるのだと、
そうして再び貴重な肉や毛皮を自分たちに授けてくれると信じてきたのだ。
私見だけれど、このような野生動物の飼育を媒介にした自然の恵みを祈る宗教的な儀式こそが
「人間のために動物を飼う」行為の原初の姿であり、「家畜」の起源なのではないかと思う。
77 :
名無しのひみつ:2010/09/27(月) 08:06:30 ID:auGpP825
現代社会では、人に飼われる動物=家畜は、「流通商品(食品)」としか認識されていないように見える。
あとはせいぜい「実験台」とか「愛玩対象」?
たとえば牛肉ひとつ取っても生産と消費の現場は殆ど隔絶している。パック包装されスーパーの売り場に
山と積まれている肉は、それが元々温かい体温を持ち毛皮に覆われて餌を食べ排泄していた「生き物」で
あったことなど思い出させもしない。
食肉の消費者は、詰まる所、牛を殺して食っている者である。自分の手を汚さずにすんでいるから
その自覚がないだけである。考えてみれば相当傲慢な感覚かもしれない。
しかし現代人が特別感受性が浅薄というわけではないだろう。“消費”者という存在が、生産の現場から
あまりにも遠い位置に切り離されてしまった大多数の人間を抱える社会構造が、命の根源を考える機会を
奪ってしまっているのだろう。イオマンテを行うアイヌの社会構造では、「消費者」イコール「生産者」であった。
けれども現代における「飼育動物」も、よく見るとアイヌ的(古代宗教的)な宇宙観にもとづく扱われ方を
部分的には残しているような気がするのである。
たとえば、動物を使って各種実験を行う企業や大学の研究所や研究室には、動物の供養塔などが併設されて
いるところが多いらしい。(これは日本だけの現象なのだろうか?外国ではどうなのだろう)実験動物を単なる
実験ツールのひとつ、「消耗品」とする考え方では、死んだ動物を「供養」するという行為には至らないだろう。
ペットの犬や猫にしても、途中で捨てるようなモラルのない飼い主も存在するが、たいていは家族同然――
人間の家族と同様の愛情を注がれることが多い。ペットの死に際しては、かけがえのない家族の一員を失った
悲しみに涙し、手厚い葬儀を行い、どうかすると埋めようのない程の喪失感(ペット・ロス症候群)に陥ったりする。
良くも悪くも、ペットの動物はその時、人間とは断絶した「畜生」ではない。限りなく人間と同等に近い「命」として
存在している。
78 :
名無しのひみつ:2010/09/28(火) 09:24:41 ID:bZMTB4Jz
「商品」としてもっとも即物的なあり方を突き詰めたかのような家畜動物さえ、「命」として見つめられているらしい
場と時期が存在する。それは当然のことながら、生産現場(生産農家)で飼われている間である。
2001年、国内で初めてBSE感染牛が発見された当時の報道で、感染牛が出た畜産農家の女性が困惑の極みに
おいて語った言葉を覚えている。「感染牛にどんなものを飼料として与えていたのか」という報道陣の質問に
彼女は「(自分にわかる限り)何も悪いものなど食べさせていない・・・自分の子どもと同じだもの」というような
意味のことを答えていた。
牛を「我が子に対するが如く」注意深く、心血を注いで育てていた、と彼女は言う。その牛は、いずれ食肉用に
出荷する牛なのである。一種矛盾のように思えるこの意識は、しかしアイヌのイオマンテを成立させている宇宙観に
照らすと理解できるような気がする。
人間を生かすために命を絶たれる動物だからこそ、生きている間はその命を最大限に尊重するのである。
これと似た「証言」をつい最近も聞いた。今年宮崎県で猛威を振るった口蹄疫の現場である。行政命令を受けて
牛や豚の殺処分を余儀なくされた畜産農家の言葉として、「戦争で息子を徴兵された親は、きっとこんな気持ち
だったろうと思った(大意)」というものが、新聞のコラムで紹介されていた。
やはり、食肉流角の始点の生産現場である畜産農家においては、「家畜」は実存的にはいずれ換金されること
必至の「収入源」なのだが、「商品」としてではなく「人間と同等の生命」として扱われているようだ。
携わっている方々さえその意識をはっきりとは自覚していないのかもしれないが。
79 :
名無しのひみつ:2010/10/17(日) 06:21:40 ID:0rpV1+0m
> やはり、食肉流角の始点の生産現場である畜産農家においては、「家畜」は実存的にはいずれ換金されること
>必至の「収入源」なのだが、「商品」としてではなく「人間と同等の生命」として扱われているようだ。
【口蹄疫】飼い主一家、涙で「無念だ」 民間種牛殺処分
http://sankei.jp.msn.com/life/body/100717/bdy1007171456003-n1.htm 2010.7.17 14:55
> 宮崎県で口蹄(こうてい)疫の発生が4月に確認されて約3カ月。昼夜を問わず、徹底した消毒で
>守り続けた種牛6頭が17日、殺処分となった所有者の薦田長久さん(72)は肩を落とし、
>報道陣に「本当に無念だ」と語った。
> 高鍋町の薦田さんの農場では午前10時半、最初の牛を載せたトラックが出発。6頭の中で最も
>優秀な「勝気高」の名前の由来となった薦田さんの妻、勝子さんら家族や、農場関係者が見送った。
>
> 種牛は2頭ずつ順番にトラックに載せられ、約5キロ先にある、既に約1万頭の牛や豚が眠ると
>いう埋却地に運ばれた。家族によると、牛を一番かわいがっていた勝子さんはトラックに手を差し
>伸べながら泣き崩れ、薦田さんも搬出をじっと見守っていたという。
>
> 「県民に迷惑を掛けたくない」との思いで受け入れたものの、今も殺処分には納得していないと
>いう薦田さん。特別措置法に基づく殺処分を主張した国への釈然としない思いを胸に、処分を控えた
>種牛たちにこんな言葉をかけたという。
>
> 「正しく法律が使われる世の中にしたい。そのために犠牲となるおまえたちを誇りに思う」
>
> 農場前で取材に応じた薦田さんは目に涙を浮かべ、「種牛の死が無駄じゃなかったと言えるように
>したい」と語った。
80 :
名無しのひみつ:2010/10/23(土) 06:20:54 ID:AfK42tbt
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81 :
名無しのひみつ:
ε ⌒ヘ⌒ヽフ
( ( ・ω・)
しー し─J