【環境】メキシコ湾海底に巨大な原油プルーム BP流出事故が原因

このエントリーをはてなブックマークに追加
1星降るφ ★
メキシコ湾海底に巨大な原油プルーム
Christine Dell'Amore
for National Geographic News
August 20, 2010

 メキシコ湾の原油流出事故により原油プルームという巨大な原油層が深海部で形成
されていたことが確認された。研究チームによると、このプルームは相当しつこく
存在を続ける可能性もあるという。

 メキシコ湾では、原油を食べるバクテリアが原油の自然漏出によって繁殖しており、
BPの石油掘削基地ディープウォーター・ホライズンの事故処理に役立つと期待されて
いた。

 ところが今回、マサチューセッツ州にあるウッズホール海洋研究所(WHOI)の
調査により、長さ35キロ、厚さ200メートルにもなる原油の層が、水深1100メートル
付近に数カ月間居座っている事実が判明した。

 研究チームのリーダーでWHOIの応用海洋物理学および工学部門(Applied Ocean
Physics and Engineering Department)に所属するリチャード・カミリ氏は8月
19日にワシントンD.C.で開かれた記者会見で、「原油プルームは予想以上に安定
している。元々なぜこれほどの深海に形成されたのかもわからない」と語っている。

 メキシコ湾の微生物が原油プルームを忌避した理由は不明だが、研究チームの
メンバーでWHOIの海洋化学者クリストファー・レディ氏によると、微生物は“悪名
高い気分屋”なのだという。

 レディ氏は2010年8月初旬、米ナショナル ジオグラフィックの取材に対し、
「流出原油の一掃を微生物に任せるなんて、若者に手伝いを頼むようなものだよ。
今やらなくては意味がないのに、腰を上げるのは決まって翌日だ」と述べている。

 19日の記者会見にも参加した同氏は、「今後の研究で、このプルームが分解
しない理由を慎重に解明する必要がある」と話した。

 6月に10日間かけて実施された今回の船上調査では、自律型無人潜水機(AUV)が
活躍した。AUVは、遠隔操作無人探査機(ROV)を改良した“次世代型”水中探査機だ。

 AUVには分子質量を測定する質量分析計が搭載されており、原油流出現場付近の
海域で多数の海水サンプルが収集された。収集されたサンプルのほとんどから、
原油の主成分である炭化水素が検出され、その濃度は平均で1リットルあたり50
マイクログラムだった。

 研究チームはこのデータから、2つの原油プルームの形状と大きさを明らかにした。
一方は水深1100メートル付近の巨大な層で、もう1つは水深50〜500メートルに
さらに広範囲に拡大していた。

 南フロリダ大学の海洋化学者デイビッド・ホランダー氏は深海で確認された原油
プルームについて、「われわれの最新調査と完全に一致する発見だ。炭化水素は
大量で、今後も当分は消滅しないだろう」と電子メールでコメントしている。

▽記事引用元  ナショナルジオグラフィック・ニュース
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20100820001&expand#title

▽関連記事 「メキシコ湾の海底に残る有毒原油」ナショナルジオグラフィック・ニュース
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20100819001&expand#title

>>2以降に続く)
2星降るφ ★:2010/08/21(土) 17:36:59 ID:???
>>1の続き)

 ホランダー氏率いる南フロリダ大学の研究チームはつい先日、メキシコ湾の海底に
原油が残っており、深海で海洋生態系の基礎を担う植物プランクトン(微小な海洋植物)に
悪影響を与える可能性を発表したばかりだ。

 ただしWHOI研究チームのレディ氏は、「原油プルームがこの海域の生物にとって
有害と断定するのは早計だ」と指摘している。

 今回の研究で改めて喚起されるのは、「流出原油はどこまで拡散するのか」という
根本的な疑問だ。

 プルームは問題の油井から遠く離れた位置にまで広がっており、調査時点では1日
約6.5キロというペースで南西に移動していたという。「バクテリアによる原油除去
には時間がかかる。原油のまま、油井からさらに離れた範囲まで拡散してしまう
可能性もある」とWHOI研究チームのカミリ氏は話す。

 だが同時に、原油プルームが既に消失している可能性もあるという。「プルームの
現状は不明だ。今回はあくまでも6月下旬時点のサンプルに基づいた研究で、それ以来
一度も現地を訪れていない」と同氏は注意を促している。

(引用ここまで)
3名無しのひみつ:2010/08/21(土) 17:40:14 ID:k+1FEI/Y
そもそも海面に浮いてきた原油も本当に微生物が食ってくれたのかどうか。
大半が沈んだだけだろ。
4名無しのひみつ:2010/08/21(土) 18:00:02 ID:Cg1tJDfL
どう考えても小浜への嫌がらせだろ
5名無しのひみつ:2010/08/21(土) 18:05:05 ID:E0QKRbfY
プルーム?
ああ、中井貴一のことか。
6名無しのひみつ:2010/08/21(土) 18:14:23 ID:f6jOXcHr

底に溜まってるのなら汲み上げて精製すりゃいいじゃん
7名無しのひみつ:2010/08/21(土) 18:27:59 ID:Z0UyUd3R
まあ予想通り。

日本海のタンカー座礁とは規模が違うけど、
漂着した原油を手作業で取り除いた人たちには頭が下がった。
アングロサクソンにはない発想だと思う。
8名無しのひみつ:2010/08/21(土) 18:30:55 ID:acAljWV6
原油騒動がアッサリ治まってしまうとお金にならない人達が
騒いでいるようにしか見えない…
9名無しのひみつ:2010/08/21(土) 18:47:47 ID:OkBpIIgv
メキシコ湾の原油流出で人類が終わるかもしれない7

http://toki.2ch.net/test/read.cgi/occult/1281082721/366-
10名無しのひみつ:2010/08/21(土) 18:49:13 ID:BS6c2/0F
ところで、
チャンコロの原油流出は、
どうなったんだ?
11名無しのひみつ:2010/08/21(土) 18:52:29 ID:h5qHLsn9
>原油プルームという巨大な原油層が深海部で形成されていた
因果関係がよくわからんなぁ。
12名無しのひみつ:2010/08/21(土) 19:06:35 ID:kj6UBC+i
元々、原油層はあるんだしあと1000年くらいすればその上に土砂が積もって問題なくなるんじゃね?
13名無しのひみつ:2010/08/21(土) 19:49:40 ID:kfpGOR4o
>>5
海底にミキプルーンの様な原油が溜まってるのか
14名無しのひみつ:2010/08/21(土) 20:07:48 ID:Pk7+laAb
ちょっとかき混ぜてくる
もっと大惨事になれ〜
真っ黒の肌のように
ハリケーンかもーん
15名無しのひみつ:2010/08/21(土) 22:41:18 ID:SSEMLUxq
>>14
かき混ぜて微生物が分解し易くなったら英雄だな
16名無しのひみつ:2010/08/21(土) 23:19:28 ID:jL7rP4zK
まぁ、単純に原油プルームのある場所の温度と水圧が
原油を食べるバクテリアの生息に適してないだけなんだろうな。
17名無しのひみつ:2010/08/21(土) 23:32:20 ID:SvJfQO4F
>>16
たぶんそれ
18名無しのひみつ:2010/08/22(日) 02:17:54 ID:wXTapgH6
固めてテンプルで固めちまえ
19名無しのひみつ:2010/08/22(日) 04:05:41 ID:FIUtg6SK
MGS2的なプラントを建設
20名無しのひみつ:2010/08/22(日) 04:16:32 ID:MuiQFLN0
肝心のメタルギアを造れない。
21名無しのひみつ:2010/08/22(日) 05:23:31 ID:K5+GwMsb
>>14 つーかハリケーンで海底までかきまざるのか?
22名無しのひみつ:2010/08/22(日) 06:56:24 ID:fUFqsZNq
中和剤の毒性で、バクテリアも寄り付けなくなったんじゃ?

海底で直接撒いてたからな
23名無しのひみつ:2010/08/22(日) 07:17:57 ID:YGlP6ZJ7
石油って比重は水より軽いのに何で海底に沈むん?
24名無しのひみつ:2010/08/22(日) 07:23:41 ID:627Z2u56
>ホランダー氏率いる南フロリダ大学の研究チーム

妙なメカ作って、自分で自爆スイッチ押しそうな名前だな
25名無しのひみつ:2010/08/22(日) 13:23:03 ID:sIZJpxNG BE:234336233-2BP(1029)
本当に存在してるのこれ?
26名無しのひみつ:2010/08/22(日) 18:06:20 ID:pHyikVJ8
>>23
精製した石油は水より軽いけど、原油にはいろいろな成分が混ざってて、
水より比重の大きい成分は下に沈む
27名無しのひみつ:2010/08/22(日) 21:25:57 ID:3QUjmw9Q
>>23>>26
噴出直後に分離するのかしばらくたってから分離するのか
前のスレで議論されてたな
結局どうなったんだろ
28名無しのひみつ:2010/08/22(日) 21:35:01 ID:46E4xsjN
>>27
分離はしにくいだろうな
海水と混ざってエマルジョン化したり分散化はするけど、
大まかな成分に分離することはほとんどないんじゃないかな
あと流出した後の経過も、原油の産地によって違う


http://www.pcs.gr.jp/doc/keijihenka/consider.html
2923:2010/08/23(月) 07:11:33 ID:AHNovEXp
なるほどね〜。
粘度の高い石油だと重い物質取り込んだまま分離しにくいようなイメージ。
3027:2010/08/23(月) 09:35:35 ID:elSlKHOW
>>28というのが一方の意見で、
もう一方は、噴出直後に分離するっていう意見だったな。

どちらにしてもそんな知識、普通は持ってないだろうし、
同じ業界や学科の人同士で議論してたのかな。
3127:2010/08/23(月) 09:37:58 ID:elSlKHOW
32名無しのひみつ:2010/08/23(月) 10:03:47 ID:/0Pmpmeq
気分屋と一番遠いところにいるのが微生物だろうになあ
金が絡むと嘘つきばかりが湧いて出る
33名無しのひみつ:2010/08/23(月) 11:10:41 ID:ux+X1iWB
微生物が分解って、何百年かかるんだよw
34名無しのひみつ
微生物は微生物の都合で原油を食ってるんで
人間の都合に合わせて分解してくれるんじゃない。
何年かけようが分解した結果何ができようがそれは微生物の勝手。