1 :
星降るφ ★:
2010年8月17日
Brandon Keim
ロシアでは異常な熱波が6月後半から居座っており、この1か月にわたって、日中の気温
が平年より最低でも華氏12度[摂氏で約6.7度程度]――大抵はそれよりもっと――高い
日が続いている。モスクワだけでも、少なくとも1日300人が熱さで死亡していると
されている。ロシアの気象学者の中には、1000年に一度の異常気象だと述べる者もいる。
干ばつと山火事は農業に悪影響を与えており、2008年に世界的に発生した食糧暴動が
再現されるのではないかとも懸念されている。[8月12日の段階で、作付け面積の4分の1
が失われたとされ、穀物の輸出禁止措置がとられている]
一方、南アジアと中国では、季節的なモンスーンが激化し、記録的な洪水が各所で起こって
いる。パキスタンでは1600人が死亡、2000万人が家を失ったとされている。[中国長江で
も1987年以来最大の洪水被害が出ており、被災者は1億2000万人とされる]
これらの現象は、地球温暖化と関係したものだと一般的な形で言われているが、アジアと
ロシアの異常現象にはもっと直接的な因果関係があると推測する研究者たちもいる。
例えば、コロラド州ボールダーにある米国の国立研究所大気研究センターの気候分析部門を
率いるKevin Trenberth氏は、「この2つは、非常に大きな規模で見た場合に、結びついて
いる」と語る。「これは単純に、あるモンスーンが非常に巨大な大気の流れを伴っている、
という仮説に基づいている。上向きの気流があれば、必然的に、どこか別のところに下向き
の気流が発生するのだ」
「この2つを媒介しているのは、われわれが鉛直循環(overturning circulation)とか
モンスーン循環(monsoonal circulation)とか呼んでいるものだ」と、Trenberth氏は言う。
「ある種のモンスーンでは、上方向への動きに、海から陸へ向かう非常に湿った空気が流れ
込んで、例外的なまでに大量の雨が降る。これによって大気の上昇が加速される。その大気
はどこかに降りてこないわけにいかない。その一部が、北のほうに降りてきている」
降りてくる大気は、通常は地中海に下降してその地域の温度と乾燥度を上昇させるが、
それが今年は北方へ向かった可能性があるというのだ。
モンスーンが強力さを増しているのは、インド洋の海中および上空の温度が通常より高い
ことだ。20世紀後半の水準に比べて、水温や気温が華氏2度[摂氏では約1.1度]程度
高いため、大気中に含まれうる水分量は約8%増えている[今春までエルニーニョ現象が
続いた影響も指摘されている]。
モンスーンの大気のうねりの一部が、なぜ今年はロシア方面で地上に降りてくるのかに
ついては、Trenberth氏は憶測で語ることを避けた。しかし、歴史的な気候のパターンに
基づき、北半球の中緯度帯では気候が連動しており、時折はインドの夏のモンスーン循環と
結びつくこともある、ということが過去の研究(PDF)によって示されている。
{この翻訳は抄訳です}[日本語版:ガリレオ-江藤千夏/合原弘子]
▽記事引用元 WIRED VISION
http://wiredvision.jp/news/201008/2010081723.html ▽画像 7月後半の気温異常を示す図。最も暗い赤は、通常より華氏22度(摂氏10度程度)暖かい
ことを示し、最も暗い青い部分は、通常より華氏22度低いことを示している。(Image: NASA)
http://www.wired.com/images_blogs/wiredscience/2010/08/russialsta_tmo_2010208.jpg ロシアの山火事 発生地図(Image: Google Earth)
http://www.wired.com/images_blogs/wiredscience/2010/08/russia-fires-660x275.png
2 :
星降るφ ★:2010/08/17(火) 18:27:39 ID:???
(
>>1の続き)
ロシアの熱波も、単純にこのパターンの一部に含まれている可能性がある。今年の熱波が
特にひどいのは、ひとつにはロシア沿岸の北極海において、通常太陽光を反射してくれる
はずの海氷が、今年は過去最低の水準まで落ち込もうとしており、熱が吸収されている
こと。もうひとつは、ロシア西部で猛威を振るう山火事に由来する、熱を帯びた煤(すす)の
粒子のせいかもしれない。
Trenberth氏はさらに、大規模な降雨は、「別の場所での、より永続的な気候パターンの
生成につながる傾向がある」と付け加えた。つまり、大気の流れを一定に固定してしまう
ような加熱のパターンを生むということだ。
独Potsdam Instituteの気象学者Vladimir Petoukhov氏も、こういった連動がある
可能性があると同意している。
また、温度が上がると大気は上昇しやすくなり、「嵐が起こりやすくなる」とTrenberth氏
は言う。「大気は以前よりも速く上昇し、ますます多くの空気を取り込むようになる。
それによって、陸地への湿気の流入がさらに変化する。効果はほとんど2倍になる。水分量
が8%増えたなら、降水量は16%増える可能性がある」とTrenberth氏は言う。
(引用ここまで)
3 :
名無しのひみつ:2010/08/17(火) 18:29:35 ID:5efS7qye
長い、全部読めんし
4 :
名無しのひみつ:2010/08/17(火) 18:37:56 ID:QyUatLqE
(引用ここまで)
ってコピペしただけじゃん…
5 :
名無しのひみつ:2010/08/17(火) 19:12:25 ID:qmZ9vX7u
この直訳に意訳を織り交ぜたイラつく言い回しは、Wiredか…
少しでいいから専門家に校正依頼すればいいのに
頻繁に科学ネタ持ってきて言及する癖に、
ボクら科学雑誌じゃありませんからwとか思ってそうだ
なら触れんなと
6 :
名無しのひみつ:2010/08/17(火) 19:17:46 ID:d8cS+w1u
上昇気流はまわりより暑いところで発生するのが基本だよね。
だから赤道付近は雨が多い。
下降気流はまわりより寒いところにおこりがちなはずだよね。
つまり寒いところほど雨が少ないはず
でも実際そうでもなくないか?
7 :
名無しのひみつ:2010/08/17(火) 19:52:24 ID:xtab/Kyi
「プーチンが湯を沸かすとインドが溺れる」
8 :
名無しのひみつ:2010/08/17(火) 19:57:53 ID:TlY+1Ukm
これ以上プーチンを怒らせたら炎で世界が滅びる
9 :
名無しのひみつ:2010/08/17(火) 19:59:30 ID:TB59O/LF
侵略国家ロシアに対いする天の制裁だな。
10 :
名無しのひみつ:2010/08/17(火) 20:16:07 ID:t2TPjhLV
ロシアの永久凍土とけまくりなんだろうな・・・
11 :
名無しのひみつ:2010/08/17(火) 20:24:20 ID:HGufgXQ/
インド洋でのエルニーニョ現象もどきを
ダイポール現象と言うんだっけ
12 :
名無しのひみつ:2010/08/17(火) 20:31:04 ID:g8hvL/Ea
>>10 つまり、その地底に封じられていた
二酸化炭素(全人類が一年間に排出するCo2なんかメじゃない量)が
放出されまくりってワケだ
13 :
名無しのひみつ:2010/08/17(火) 20:39:26 ID:t2TPjhLV
>>12地上の森林火災と地表の永久凍土の融解と地価の泥炭の火災
二酸化炭素もメタンガスも一気に解き放たれる目に見えない地獄絵図
アメリカや中国のCo2問題なんて目じゃないのかもね。
14 :
名無しのひみつ:2010/08/18(水) 11:52:23 ID:NXonexU6
_,,,
_/::o-ァ
∈ミ;;;ノ,,)
( ゚____・) あめがふればおけやがもうかる
15 :
名無しのひみつ:2010/08/18(水) 12:16:04 ID:G0wO+dJ4
温暖化ヲタは歓喜ですねwwww
16 :
名無しのひみつ:2010/08/18(水) 12:18:14 ID:j4qvnU13
>>3 要約:ユーラシア大陸規模のフェーン現象が起きた
17 :
名無しのひみつ:2010/08/18(水) 16:39:51 ID:Xf64J3Ks
人間が地球に君臨する時代がいよいよ終了にむかっているサインだな
人口増えて自然環境破壊した報いだから誰にも止められない
18 :
名無しのひみつ:2010/08/18(水) 16:41:14 ID:wsPMo8pO
これが常態化したらロシアはどうなるの?
19 :
名無しのひみつ:2010/08/18(水) 16:54:26 ID:yJ7UfkFt
>>1 中国の長江の洪水は明らかに人災です。木切りすぎて、梅雨前線が北上した時期に洪水が起きただけ。温暖化とはあまり関係なし。
20 :
名無しのひみつ:2010/08/18(水) 18:28:26 ID:9zRcF2ho
バタフライ効果にちがいない
北京オリンピックで雨雲消した
21 :
名無しのひみつ:2010/08/18(水) 21:09:15 ID:+602nJrl
>>18 ロシア金髪ねーちゃんの露出が増える
>>19 それは保水力の低下であって、今回は降水量自体も増えている。
22 :
名無しのひみつ:2010/08/18(水) 21:29:30 ID:zfcINy58
新潟が豪雪地帯で東京に雪が少ないのと同じ理屈の世界ばんか
そんなことより被災者は1億2000万人とされるて中国で実際のところ
何人死んだんだろうな
まあ、正確な情報が出てくることはないのだろうけど
23 :
名無しのひみつ:2010/08/18(水) 23:14:57 ID:K9HTifDO
北極振動の活発化とエルニーニョとかの相互作用じゃないの?
24 :
名無しのひみつ:2010/08/18(水) 23:26:35 ID:D+G9nf4v
ここまでおそロシア無し
25 :
名無しのひみつ:2010/08/18(水) 23:56:45 ID:qOxz+TFs
新しく見つかったテレコネクションってところかね。
26 :
名無しのひみつ:2010/08/19(木) 09:23:39 ID:omzhhXtt
素人科学者がお答えしよう
全ては地球の地軸が2000年以降少しずつずれて23,4度から25度くらいの傾きになったからかも?
ゆえに北半球の大陸部分では夏場気温が上昇し
溶けた北極の氷が水蒸気となり世界中で豪雨になっている
裏ずけるように2000年以降の日射量が格段に増えている
20年くらい前と比べると夏場日の出が早く日の入りが遅くなってないか?
しかし恐ろしいのは今は太陽活動は極小期なこと
来年2012年から太陽活動は極大期を迎える
つまり2013年の夏場から本格的極大期になって本気出した太陽君が今年の何倍もの異常な暑さをロシアに異常な豪雨を中国に降らせるかも?だ
2012年の12月はモスクワと中国内陸部とメコンデルタ地方の終わりの始まりかも?だ
27 :
名無しのひみつ:2010/08/20(金) 20:44:57 ID:rkbWAR1g
またロシアか、、、諸悪の元凶だな。
28 :
名無しのひみつ:2010/08/24(火) 21:27:43 ID:DOz7j8kZ
偏西風の蛇行
ロッシャ ロッシャ
29 :
名無しのひみつ: