【考古】平壌に大規模高句麗古墳 日朝が初の本格合同調査

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北朝鮮の平壌市楽浪区域で昨年、5世紀ごろに築造された
大規模な高句麗壁画古墳が発見された。

共同通信社は14日までに学術調査団を現地に派遣、
北朝鮮の社会科学院考古学研究所と合同学術調査を実施し、
崩落を免れた天井や壁のほぼ全面に壁画やその痕跡を確認した。

高句麗時代の旧楽浪郡中心地域での壁画古墳発見は初。
古代東アジアの歴史や文化交流、絵画史などを考察する上で第一級の史料となりそうだ。

北朝鮮側は「東山洞壁画古墳」と命名。
今後、国宝に指定、国連教育科学文化機関に世界遺産登録を追加申請する方針。

日本と北朝鮮による本格的な合同学術調査は初めて。
日本から東大の早乙女雅博大学院教授、サイバー大の青木繁夫教授の研究者2人が参加。

同古墳は、石室を覆う墳丘も残っていて直径約35メートル、高さ約8メートル。
石灰、炭、赤色粘土が交互に積まれた構造が初めて確認された。

約16メートルの墓道の先に南南東に開いた古墳の入り口と羨道があり、
長方形の前室と遺体を安置する後室が狭い通路でつながっていた。


「東山洞壁画古墳」入り口。羨道の両側に壁画が確認された=平壌(共同)
 http://img.47news.jp/PN/201008/PN2010081401000501.-.-.CI0003.jpg
動画 http://www.47news.jp/movie/general/post_5826/

▽記事引用元 :  共同通信 2010/08/14 16:49
 http://www.47news.jp/CN/201008/CN2010081401000450.html