【超伝導】お酒が誘発する鉄系超伝導

お酒が誘発する鉄系超伝導　　概要

1. 独立行政法人 物質・材料研究機構（理事長：潮田 資勝、以下NIMS）は、
鉄系超伝導1)関連物質である Fe(Te,S)系に超伝導を発現させる際、
赤ワインやビールなどのお酒が有効であることを発見した。

この成果は、NIMS 超伝導材料センター（センター長：熊倉 浩明）
ナノフロンティア材料グループの高野義彦グループリーダーらの研究によって得られた。

2. 2008 年に、東京工業大学の神原 陽一博士（現在、慶應義塾大学理工学部専任講師）らによって、
鉄系超伝導体LaFeAs(O,F)が発見された。この発見を契機に、FeAs、FeP、 FeSe をベースにした
類似化合物に次々と超伝導が見出され、鉄系超伝導は、第二の高温超伝導体の鉱脈として期待されている。
一方、FeTe は、FeSe などの鉄系超伝導体と類似構造を持つにもかかわらず、
反強磁性磁気秩序が邪魔をして超伝導を示さない。
そこで、当研究グループではこれまでに、S をドープしたFeTe1-xSxを固相反応法で合成し、
反強磁性磁気秩序は消失するものの超伝導は出現しない、いわば、磁性体と超伝導体の間に位置する
物質を得ることに成功している。加えてこの物質において、長期間空気中に放置すると超伝導が出現するなどの
大変興味深い現象を観測しており、何が超伝導を発現させるのかを探る上で大変重要な物質である。

3. 今回、本研究グループでは、超伝導と非超伝導の間に位置する物質としてFeTe1-xSxに再度着目し、
固相反応法により試料を作製した。得られた試料は超伝導を示さないが、酒に浸し70℃程度に加温すると、
翌日には超伝導体(Tc~8K)になることが分かった。
赤ワイン、白ワイン、ビール、日本酒、焼酎、ウイスキーについて比較実験を行った結果、全ての酒で超伝導が出現し、
赤ワインが最も優れていることが分かった。

4. 本発見は、この鉄テルル系超伝導体FeTe1-xSxに超伝導を発現させるために、何が必要であるかを検討する上で
大変重要な知見を与えてくれるものと考えている。
現在、お酒の中のどの成分が作用して超伝導が発現しているか研究中であるが、
今後、原因物質を明らかにすることにより、更なる新超伝導体開発への足がかりとなるものと期待される。

5. 本研究成果は、科学技術振興機構（以下JST） 戦略的創造研究推進事業 研究領域「新規材料による高温超伝導
基盤技術」（研究総括：福山 秀敏・東京理科大学副学長）の研究課題「FeSe 系超伝導体の機構解明と新物質探索」
（研究代表者：高野 義彦）の一 環として得られたもので、2010 年8 月1 日から米国ワシントンDC にて開催される国際
会議ASC2010 等にて発表の予定である。

▽　ソース　独立行政法人物質・材料研究機構　プレスリリース　2010/07/27　
http://www.nims.go.jp/news/press/2010/07/p201007270.html

▽　実験に用いた酒（ビール、赤ワイン、白ワイン、日本酒、焼酎、ウイスキー）と試料の写真
http://www.nims.go.jp/news/press/2010/07/201007270/vk3rak000000ws8v.jpg

酔っ払った者にしか見えないのかと思った

> 酒に浸し70℃程度に加温すると
なんでやってみようと思ったんだろう？

イグノーベル賞狙い？

でも以前に酒を溶媒に反応条件を検討している論文を見たことがあるが。

闇鍋の成果だな
俺もこの手で攻めて見るわ

超伝導って、原理から効率的な物質をシミュレーションで探せないの?

はいはい、虚構新聞…あれ？

もっと速いスパコンが必要です。
二番じゃ駄目なんです。

すげーな、酒に浸すとか
普通思いつかねーよｗ

次は、自前のウンコと鍋で一緒に煮て、やってみてほしい。

これ、下らないのか、スゴイのか、誰か教えろ

これ見つけたやつ誰だよｗ

う〜ん・・・一見馬鹿らしいところが面白い。
ホント素材系ってやってみないとわからないなあｗ

こんなの見つけようと思って見つかりはしない、宇宙人のテクノロジーだな。


あるいはふざけてぶっかけてみたのか。

なぜ酒なんだｗｗｗ
工業用アルコールじゃダメなのか？ｗ

なぜエチルアルコ〜ルと書かず　酒と書くのか？　それは・・・

これって、研究員が　酒のんで実験してたら　たまたまお酒こぼしちゃって

というお話でつか？

つまり研究室には常に
赤ワイン、白ワイン、ビール、日本酒、焼酎、ウイスキーが常備されているということだ

なぜ酒か？
飲むために決まっているｗｗｗｗ

え？
もしかして、これ、ほんとにスゴイの？

公費で酒が買えるってこと？ で、実験１割飲み会９割...

おそらく以下のようなプロセス
１　FeTeSは長時間の大気放置によって超伝導が出現する
２　どうやら空気中の水分や汚れが重要らしい
３　わざと汚してみてはどうか
４　多角的に探索したところ、ワインが最も良かった

> 酒に浸し70℃程度に加温すると、翌日には超伝導体(Tc~8K)になることが分かった。
それ、アルコール飛んでないか？
本当は、ブドウジュースや麦茶でいいんじゃないのか？

糖分じゃね？

>>21
ウイスキーがわざわざ山崎だからな（たぶん）ｗ

>>20
この時点ではそこまでスゴイとは言えないが、これの解析によって、
超伝導に対する知見が深まったり、新規な超伝導体の開発につながる可能性がある。

乳酸菌の働きで超伝導に、とかだったら面白そうだな。
次は、ぬか漬けにチャレンジして欲しいｗ

酒を飲んだら鉄ちゃんが活発に語りだすという話かと思った

赤＞白＞ビール＞日本酒＞ウイスキー＞焼酎＞水エタノール混合溶液＞＞大気

何が重要かな？

味噌で煮込んでみるとか

科研費で酒が買えるのか！
なんとうらやましい！

>>26
せめて奈良漬で（ｒｙ

パソコンのCPUを酒につける奴が出そう

アルコール以外でどの酒にも含まれているのはポリフェノール。そのなかでもワインの含有量がもっとも高い。よって超伝導の触媒はポリフェノールと。

半年後には、トンスルで超伝導を実現する国が出てきます！！

>>25 なるほど。

>>33
鉄とフェノール類が錯体作るの考えると強ちありえなくも無いな。
お茶で試してみりゃいいのに。

>>22
液晶材料開発でも、そんな逸話があったなｗ
蓋を閉め忘れた(ry

>>28
傾向としては蒸留酒はいまいちということだな。
ポリフェノールという点ではウイスキーも樽から溶出してくるやつが
含まれているし、日本酒にはほとんど入っていないから順序的に微妙。

>3月に同機構の懇親会でさまざまな酒類が出されたのを見た高野さんが
>酒で実験することを発案。

http://www.47news.jp/CN/201007/CN2010072701000872.html

>高野義彦グループリーダーは「酒に含まれる何が原因かは不明だが、
>新たな超電導体の開発の足掛かりになる」と話している。

>>28
赤ワインの銘柄別比較実験きぼう

超電導ナイトクラブ？

赤ワインだけで超伝導を示すってオチ希望

つぎはお茶や柿渋、豆乳などで・・・・。

Hが入ってればおｋ

すみませ〜ん。次は芋焼酎お湯割りでおねがいしま〜す。

一方ロシアはウォッカを使った

確かにすごい発見だろうけど、
何故、見つかったのか経緯の方が気になるなｗ

イグノーベル賞において、日本人の存在感たるや、圧倒的。

…まぁ、いいんだけどさｗ

これはびっくりだ・・・

>>28
ああ、それでほぼ推測がついた。

タンニンが効いているっぽ。おそらく、酸化力。

こっち生ね〜

>>46
ウォツカってほぼエタノール水溶液だから順位低そう。

ロックでダブルでよろしく

研究費でお酒買っちゃって苦し紛れに始めた研究じゃないよねｗ

研究室の教授がアル中

そういや半導体の発見も、99％の人がこんなのやらねーよｗｗｗうぇえｗｗｗ
って実験で見つけた、って聞いたことがある

素材系って、突拍子も無い発想が糸口になることって案外多いのかもしれない
まあ、地道にどぶさらいしてる人達も大事だと思うけどね

これは・・・　他の研究者らも真似するだろｗ
イスラム圏以外　世界中で再現したりしてｗ

次は、お酒に漬けると　〇〇に成功とか？

もうこのレベルの温度の超伝導体発見しただけじゃ特に話題にもならんし、
目立ちたいだけならこういう色モノ路線でいくのが正解だな

それよりも
＞ 2. 2008 年に、東京工業大学の神原 陽一博士（現在、慶應義塾大学理工学部専任講師）らによって、

出戻りとはいえ、この人に相応のポスト用意出来なかった東工大は失笑されまくりらしいな
白川さんのときから何一つ学んでないって

>>50
と言うことは、お茶で煮てもいけるかな？
お茶＋エタノールならかなりいけるかな？

>>6
量子系の多体問題の有限温度問題というのは
そう簡単に現実そっくりのシミュレーションというのはできないのです　難しい

結局科学ってキッチリ型にハメてるようでまだ未知の部分が多すぎなんだよね
ひょっとしたら間違ってるのもあるんじゃないかな

これが４月１日の記事だったら絶対信じなかったｗ

これは今年のイグノーベル賞だな

酒で手の震えが治まるのは神経が超伝導化するせいだったのか！

>>26
もやしもんがアップを始めました。

>>59
の提案により、今後、ウーロンハイ、抹茶ハイが発注可能になりました。

よかったじゃん
加工しやすい鉄系の材料を線材かリボン材に加工してコイルに整形し終わったあとに
短時間で超伝導物質にできるじゃん

>>28
鉄と俺は好みが同じのようだ

うむ、意味が解らん

イグノーベル賞は取れるかな……
去年のイグノーベル賞に「テキーラからダイヤモンドを作製」があったから、
ネタがかぶってしまっているような。

テキーラダイヤの方は、もともとアルコールで成功していて、
テキーラ程度の不純物濃度でも大丈夫、という内容だったのに対し、
今回のはアルコールより効果的なんだから、より面白い結果だと思うけど。

>>50
「ポリフェノールで抗酸化！」とか言われてるから、
タンニンは還元剤じゃないのか？
長時間大気放置でも超伝導化することから、タンニン説は怪しいかも。

なんか錬金術っぽいな

こういう研究は楽しそうだ

じゃあみりんもいける。おいしくてしかも超伝導か、一石二鳥ｗ

これで研究費で堂々と酒が買えるな。
生物系はけっこう食いもんを買い込めるが
工学系は食い物に縁がなかった。

なんで酒か？

狙い撃ちならその人間は研究者生命をかけたのかもしれない。
外したらバカ扱いだろうからな。

だから想像するに、片っ端から試すリストがあってそれに沿って試したのではないだろうか？

だから俺が以前から言ってるように！




お酒を飲むと体の電気抵抗が少なくなり、血行がよくなるんだよ！！


頭は痛くなるけどね

高温超電導は原理自体が物理学的に謎なんだよな、
大方の説明はついてるが、まだ不明な点も多い。

（ ;‘e‘）（ ;‘e‘）＜お酒をたくさん飲むとマイスナー効果で宙に浮く事ができる

とある飲んべの超伝導

あるいは酒でいっぱいのラボ

みりんと醤油を半々で試して欲しい
ポン酢とかエバラ焼肉のタレとか

トンスルはダメにか？

>>80
醤油はいろいろ化学作用あって面白いよな。

なんだ、スレを開けてみたら「酒が入れば鉄道オタクはさらに過激に活動」
というネタかと思ってたら案外真面目なネタだった。

酔っぱらって実験してたのか？
それにしても鉄系の高温超伝導物質ってのはものすごく夢がある。
超伝導送電線が実現すれば、大きな省資源になるし。

熱燗超伝導とはまた粋な
できれば寒い時期の方が良かったなw

a

>>85
日本酒飲むけど、夏は冷えたビールだよなｗ

これで研究費で堂々とお酒が購入できるな

どうせ木材由来のポリフェノールの添加に留まるさ

>>84
超伝導送電線は、日本のメーカーが量産に向けて開発してて、
実証試験か何かするんじゃなかったっけ。

無機物と有機物が情報交換してるんですね。
やはり。

超伝導も酒飲まないとやってられないんだな。

鉄と結びつくとなるとタンニンという名のフェノール類か。

酒の勢いで電子と電子がくんずほぐれつのゴールインしちゃったんですよ

ロマヌコンティの年代物を一揃い集めて比較実験に着手しなくちゃ。
年代と産地によって、どう違いがでるかが興味深い。
実験で余った試料は環境を破壊しないように処理しておく必要があるが。

この先生と、その学生の研究発表聞いてきたよ！

・FeSeとFeTeは鉄系超伝導のなかで最も単純な構造なので、
　（実用上よりも）原理の解析上で重要とおもわれる
・FeTeSの超伝導の発現には酸素が重要
・一番効果があるのは200度のO２アニール
　液体アニールで一番効果があるのが赤ワイン。
・実験室内のすべての液体でアニールを試したあと、
　最後にダメもとで酒も試した
・密封していたのでアルコールは飛んでいない
・ワインで煮たあとのサンプルに不純物は直接は混入していない。
　不純物が酸素を運ぶ役割をしたのか？

>>96
乙
んじゃ本当にこれから不純物一つ一つを精査していく作業始めるのか？