【材料】紫外光使いガスを吸着させる多孔性物質を開発/京大など

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1白夜φ ★
京大など、紫外光使いガスを吸着させる多孔性物質を開発
掲載日 2010年07月26日

京都大学の北川進教授、松田亮太郎特任准教授らと科学技術振興機構(JST)などの
共同研究チームは、紫外光を使い酸素や一酸化炭素などのガスを望みのタイミングで
吸着させる多孔性物質を開発した。物質の内部にあるナノメートル(ナノは10億分の1)
サイズの細孔の表面を紫外光の照射により活性化させ、狙いのガスを吸着させる仕組み。
大気中に含まれるごく微量のガスを効率よく取り除けるようになる。
 
英科学誌ネイチャー・マテリアルズ電子版に24日発表した。
 
開発した多孔性物質はナイトレンという反応性が高い化合物を使う。
ナイトレンをそのまま使うと多孔性物質自体をつくれない。
このためまず、ナイトレンを窒素分子でキャップした分子を合成し、
ナノ細孔表面に組み込んだ。
 
望みのタイミングで紫外光を照射して窒素分子を取り除くと、
ナイトレンがナノ細孔表面に発生する。

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▽記事引用元
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720100726eaah.html
日刊工業新聞(http://www.nikkan.co.jp/)配信記事

▽関連リンク
京都大学
光によって有毒ガスなどの気体を自在に捕捉・分解する材料の開発
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2010/100724_1.htm
2名無しのひみつ:2010/07/26(月) 23:20:13 ID:uI5h5izs
京大、最高。名大、最低。
3名無しのひみつ
真空度を手軽に高められる良い素材かと思ったらガス吸着の前に窒素を放出するんかよ