【医学】慢性骨髄性白血病の新薬候補を発見/佐賀大学医学部研究グループ

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1白夜φ ★
◇慢性骨髄性白血病の新薬候補を発見 木村佐大教授ら

慢性骨髄性白血病の新薬候補物質を佐賀大学医学部の
木村晋也教授(48)=血液内科=らの研究グループが発見した。
従来の治療薬で効かなかった変異性のがん細胞を抑え、
生存率を高める効果を動物実験で確認。
慢性期の難治性患者を救える特効薬の開発につながるとして、
米国の血液学専門誌「Blood(ブラッド)」で発表した。

研究グループは木村教授と京都大医学部付属病院の前川平教授(57)、
英国の医療ベンチャー企業「アステックス」。

慢性骨髄性白血病は、血液細胞のもとになる造血幹細胞の遺伝子異常で起きる病気。
がんタンパク質が発生し、がん化した白血球が増殖する。
年間で10万人に1・5人の割合で発症している。

がんタンパク質に結合して活動を抑える分子標的薬「グリベック(イマニチブ)」が
2001年に登場し、生存率は飛躍的に上がった。
しかし、「T315I」と呼ばれる遺伝子変異でグリベックへの耐性ができた場合、
後発の治療薬でも利きにくく、骨髄移植をするしかなかった。

木村教授らは、抗がん剤や難治性の血液疾患の新薬として
アステックスが開発を進めていた低分子化合物「AT9283」に着目。
ヒトの白血病細胞を免疫不全のマウスに移植し、この物質を投与して実験した。
その結果、「T315I」タイプのがん細胞の活性や増殖を極めて低濃度で
抑制できることを突き止め、マウスの生存期間を延ばすことに成功した。

臨床試験はまだ、毒性を調べる第一段階だが、
木村教授は「難治性患者を救える可能性を秘めている」として実用化を目指し、
「従来の薬剤と効果的に組み合わせて、短期間で治す方法を確立したい」と話す。

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▽記事引用元
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.1687206.article.html
佐賀新聞(http://www.saga-s.co.jp/top_page.html)配信記事

▽関連
・Blood Journal
Activity of the multi-targeted kinase inhibitor, AT9283, in imatinib-resistant BCR-ABL positive leukemic cells
http://bloodjournal.hematologylibrary.org/cgi/content/short/blood-2009-03-211466v1
2名無しのひみつ:2010/07/21(水) 00:40:54 ID:ryzMQ8xD
う・・慢性骨髄性白血病?
3名無しのひみつ:2010/07/21(水) 00:47:30 ID:8/UyRMmI
>>2
それはない
4名無しのひみつ:2010/07/21(水) 00:50:46 ID:Rn4HNdfS
この分野ってなかなか進歩しないイメージあるからがんばってほしいな
5名無しのひみつ:2010/07/21(水) 04:42:02 ID:NUDRpPTo
AMLにも希望を
6名無しのひみつ:2010/07/21(水) 05:39:01 ID:jdzABnGf
>年間で10万人に1・5人の割合で発症している

希少性の病気の薬は値段が凄く高い
保険がきけば日本では高額医療費は一定額までの負担でよいからいいんだが。
あるグリベック飲んでる人は年間456万円、但し自己負担17万円
http://ameblo.jp/natsumi-island/entry-10129858718.html
7名無しのひみつ
そういえば20日が土用の丑の日だったなぁ。