【生理学】ノンレム睡眠に導く新たなタンパク質の働きを解明 「ニューロペプチドB」(NPB)をマウスに投与/生理学研究所

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1白夜φ ★
◇深い眠り導くタンパク質を解明 新薬開発に期待
 
眠りの深い「ノンレム睡眠」に導く新たなタンパク質の働きを解明したと、
自然科学研究機構生理学研究所(愛知県岡崎市)の山中章弘准教授(神経生理学)らの
研究チームが22日、発表した。米国専門誌「SLEEP」の電子版に掲載された。

これまでの睡眠薬は脳の神経活動全体を抑制していたが、
このタンパク質は眠りを促す神経を選んで作用するため、
少量で質の高い眠りを促す睡眠薬の開発につながる可能性があるという。

研究チームは、タンパク質「ニューロペプチドB」(NPB)をマウスの頭部に投与した結果、
夜行性のマウスが夜になっても眠り続けることを確認。
その上で、マウスの脳波と筋電図を同時に記録する装置を使い、NPB投与マウスの
睡眠状態を調べると、脳も体も休んだ状態のノンレム睡眠であることが分かった。

NPBは研究チームが2002年に人の脳内にあるのを発見、詳しい機能は未解明だった。

2010/06/22 17:47 【共同通信】

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▽記事引用元
http://www.47news.jp/CN/201006/CN2010062201000734.html
47NEWS(http://www.47news.jp/

▽関連リンク
生理学研究所
ノンレム睡眠を誘導する新しい神経タンパク質の働きを解明
―ニューロペプチドBの作用をマウスの脳波解析で解明―
http://www.nips.ac.jp/contents/release/entry/2010/06/post-126.html
2名無しのひみつ:2010/06/25(金) 01:15:50 ID:uYx8TWfp
眠り姫の謎が明らかに
3名無しのひみつ:2010/06/25(金) 01:36:31 ID:ivX/efn+
少量の薬でなおかつ質の高い眠りってのは凄い。神経選んでるから脳への負担も小さいし。
不眠症で悩んでる人には朗報なんじゃないかな。
4名無しのひみつ:2010/06/25(金) 01:43:52 ID:DEypinVU
俺にくれ。
試合終わったら飲む。
5名無しのひみつ:2010/06/25(金) 01:49:00 ID:/e4EkDJm
コーンスープで引きこもりが治った
6名無しのひみつ:2010/06/25(金) 02:06:53 ID:Hexp2j6d
でもやばい使われ方されそうで怖いな
7名無しのひみつ:2010/06/25(金) 02:07:56 ID:dgd/yAlF
ドラえもんの睡眠圧縮剤に近いの出来るかな
8名無しのひみつ:2010/06/25(金) 02:27:59 ID:vjt5O2cH
グリシンじゃないの?
9名無しのひみつ:2010/06/25(金) 09:55:45 ID:+zox+Ve4
睡眠障害者向けの薬に繋がるかな
10名無しのひみつ:2010/06/25(金) 18:33:52 ID:YvwKwP9P
軍隊
11名無しのひみつ:2010/06/25(金) 18:36:42 ID:YvwKwP9P
推敲途中で送信してしまった

軍が狙ってそうだ
まぁ普通にライセンスを売れば良いだけの話しだが
12名無しのひみつ:2010/06/25(金) 18:56:46 ID:DNpUdobn
>>6
>>11
即効性があるとは書いてないだろ・・・
13名無しのひみつ:2010/06/26(土) 09:44:04 ID:KElX6eQu
今昼間眠いです。

検査の結果どうも深く眠れないのが原因らしい。SASは排除。
マイスリーもアモバンもめまいでNG
ついでにアモバンも効かなかったと言うかめまいが余計に酷くなった
希ガス。

いまモディオダールで眼を覚まさせているが果たしてうまくいくか
まだ一回だけしか試してないけどちょっとは眼が覚めた。
14名無しのひみつ:2010/06/26(土) 17:05:25 ID:DE1GwCbN
この発見のおかげで将来の職場がさらにひどいことになりそうだなwww.
15名無しのひみつ:2010/06/26(土) 17:58:33 ID:zuPKzue5
二時間睡眠がもうすぐ一年死ぬ内臓死ぬ
16名無しのひみつ:2010/07/27(火) 05:09:00 ID:rlGsYgsQ
睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があることはご存知ですね。
私たちは眠りに就くと、最初にレム睡眠が始まって、
その次にノンレム睡眠を迎えます。

レム睡眠とは、身体は”休息状態”にも関わらず、
脳は覚醒に近い状態のままの睡眠のことです。
身体を休ませるための睡眠とも言えます。

ノンレム睡眠とは、大脳が休息状態となり、
体温が少し下がり、呼吸や脈拍は穏かになり、血圧が下がります。
脳を休ませるための睡眠とも言えます。

睡眠の知識はこれくらいにして、
それでは今回の研究結果をご紹介いたしますね。
・然科学研究機構・生理学研究所の山中准教授による研究結果。

・マウスの脳に「ニューロペプチドB」という
 タンパク質を与えてみた。

・上記の結果、夜行性のはずのマウスが、
 夜になっても眠り続けていた。

・マウスの脳波を測ってみると、
 脳が休んでいる状態である「ノンレム睡眠」を示す脳波が出た。
つまり簡単にまとめてしまうと、
深い睡眠を誘うタンパク質を発見した

という研究結果でしたね。

そして今回の研究の将来の可能性について、
山中准教授は次のようにコメントしています。
・従来の睡眠薬は脳全体の神経に働くため、

 眠りが浅くなるなどの問題があった。

・睡眠に関係する神経にだけ働く、

より質の良い睡眠をもたらす睡眠薬の開発の可能性がある。

深い眠りをもたらしてくれる睡眠薬の開発に期待したいですね。
17名無しのひみつ
神経ペプチドY


神経ペプチドY(しんけいペプチドY、ニューロペプチドY、neuropeputide Y, NPY)は脳と自律神経系で
見つかった36のアミノ酸から成るペプチド神経伝達物質で、
ノルアドレナリン作動性ニューロンの血管収縮効果を増大させる。
脳中のニューロンと体の他の分泌細胞により作られた神経ペプチドYは、エネルギー収支の調整、
記憶と学習、そして、てんかんなどの脳の多くの生理学的な過程に関連する。