【宇宙】 はやぶさ:大気圏突入、本体燃え尽きる…カプセル分離成功
>>218 M-Vの振動が必ずしもRW故障の原因とは限らないそうだ。
ブラックボックスなので、JAXAが事前に中身に対して色々と手を打てなかったのが一番の原因。
その意味では、イオンエンジンが海外製だったらこのプロジェクトは成功しなかっただろうなw。
>>223 パラシュートによる風の流れを計算に入れなくていいなら、実際もっと誤差は縮められたらしい(さすがに±100mとはいかないと思うが)。
今回、ちゃんとパラシュートが開いたことで、無人機による宇宙からのサンプルリターンでは一番最初の成功例になったね(本当はアメリカが一番最初だが、その時はパラシュートが開かなかったから)。
文科省が大学から特別会計徴集しても良いかもしれないが、基礎研みたいな
成果を評価しづらいものは腐れ役人の天下りの温床になるだろうな。
HTVサイズで中身ぎっしりのイオンエンジン推進の探査機
着陸する星も大きい所で、もちろん再離陸装置も
その星の規模にあわせて強力
>>226 RWはJAXAが既製品を改造してもらったからトラブルを起こしたんでしょ
>>226 ん?スターダストが先に成功させてるぞ(パラシュート開かなかったのはgenesis)
>>229 RWはサイズというか形状については注文を付けた。で、ブラックボックスとしては同じ。中身においてどんな改造をしたかは教えてくれなかった。
次回はやぶさ2を行うなら、RWは中身がよく分かる国産にしたいというのは暗黙の了解らしい。そりゃそうだw
>>230 そっかgenesisの方だったか。うわ勘違いしてた。
ということで
>>226の1番最初は間違い。忘れて(^^;;
>>226 スターダストはパラシュート開いたぞ。
彗星の尾はガス惑星の大気みたいなものだから、
着陸に準ずる・・・なんてアメリカは言うんだろうな。
>>231 ここにこのようなパーツを追加してくれって頼んだら
それがトラブルの原因になったと聞いたぞ
>>226 M-Vに載せるために特殊仕様になってたはず。
標準品は結構実績があったともう。
しかし、俺ははやぶさ帰還待ちの時には
カプセル回収は1日掛かりの仕事になるんだろうな、とか思ってたら
凄いあっさりと見つけてくれて
なんとビーコン無い熱シールドまで翌日に発見するなんて
どんだけ探索技術凄いねん
あの技術買われて探索に加わった人達も活躍したのかな?
237 :
名無しのひみつ:2010/06/14(月) 16:58:25 ID:5A/Dzqps
>>226 >無人機による宇宙からのサンプルリターンでは一番最初の成功例
この条件ならソビエトのルナが最初になるよ。
>>231 いや 3 点くらいここに部品追加しろとか部品の位置変えろとか注文があったはず。
無改造なら成功 100 例以上で十分に枯れてて実績ありと JAXA の資料にあった。
ロケット祭りかなんかで聞いた話だったかな
アメリカ製のは実績がある、日本製のは性能は問題なさそうだけど実績が無い
ここは安全策をとって実績のあるアメリカ製をと選んだんだけど
もっと慎重をきすために改造をしてもらったら
考えてみれば、実績のないものを乗せた形になってしまった
みたいな話しを何年か前にきいた
回収したらしい。
241 :
名無しのひみつ:2010/06/14(月) 17:12:03 ID:i7k6Q3M+
>>227 社会主義や共産圏でも自分の給料や家族の待遇を差し置いて
他の人の為に身を粉にして働いている人はたくさんいる
特に寒い土地で、役所の住居担当者なんて大変
身寄りのない人は住む家がなければ1日で死ねるわけで、必死で住める所を探す
そんな使命感には心から関心するわけだが(はやぶさスタッフ)
日本は資源が少なく、交易で経済が成り立つわけで、先端技術が死活問題
技術を発展させる使命感の無い人間が統括するなんて・・・
いつから事を成さないことが美徳になってしまったのだろう・・・OTL
242 :
名無しのひみつ:2010/06/14(月) 17:57:07 ID:svJU0Au5
これは断じて奇跡などではない!
強固なる意志が、わずかな可能性を現実としたのだ!
>>239 >もっと慎重をきすために改造をしてもらったら
>考えてみれば、実績のないものを乗せた形になってしまった
とんち問答みたいだなw
245 :
名無しのひみつ:2010/06/14(月) 18:30:14 ID:KU2DggGM
2号が仮に承認されたとしてもH2Aの需要のほとんどは日本政府需要の極軌道衛星か
たまに静止軌道の通信衛星があるくらい。極軌道衛星とはやぶさのような外惑星観測衛星を同時
に打ち上げるのは多分、難しいと思う。
単独打ち上げの場合、総予算の半分以上を打ち上げ費用で使ってしまい。予算が潤沢にあるので
なければ、H2Aのような大型ロケットを使ってことは予算管理上、難しい。
理想はH2Aの打ち上げコストの半分くらいの小型ロケットを使用することだが、日本はこの
分野がないため、小型の惑星探査衛星の打ち上げは難しい。MVクラスなら、トーラスロケットと同じ
でトーラスロケットを使えば打ち上げ費用は40億円前後に抑えられる。
246 :
名無しのひみつ:2010/06/14(月) 18:32:56 ID:KU2DggGM
>>237 その後、NASAのスターダストが宇宙塵のサンプルリターンに成功している。
>>245 日本はLE-5に代表される複数回点火の技術を持っているので、衛星の相乗りをしてもそれぞれの遷移軌道に投入できるという意味では「はやぶさ2」への投入も出来るのではという意見はあるみたいよ。無論、その実証はこれからだけどね。
しかし、その意味でも日本の基礎技術って凄いわ。
248 :
名無しのひみつ:2010/06/14(月) 18:54:50 ID:vbQjxoRY
249 :
名無しのひみつ:2010/06/14(月) 18:58:54 ID:n7Z4i3aU
はやぶさの功績は、遠隔操作で誘導できた事にある
遠隔操作が出来るなら、宇宙にステーションや居住区を建設出来る事が立証された凄い事です
わざわざ、危険を冒して有人ロケット飛ばす事なく、遠隔操作でステーション建設ができる
先進国ははやぶさの技術や技術者が欲しいはずです
はやぶさに携わった人々はアメリカに移住すべきであります
アリガトウゴザイマス 目=[・∀・]=目 ≡≡≡ サヨウナラ
250 :
名無しのひみつ:2010/06/14(月) 18:59:06 ID:/7tA1ANE
3000万で何しろってんだ
251 :
名無しのひみつ:2010/06/14(月) 19:03:34 ID:sy6GUuLH
>>241 広告代理店の地道なキャンペーンのおかげですよ。
重厚長大から軽薄短小へ、とかね。
>>250 研究室の正職員の給料だけってかんじだな。
その通りだよ。この予算は今後の予定組むためのもの。
何か作ったり活動するための予算じゃない。
>>252 年収500万(コミコミで)で6人ってレベルだぜ?
ぜんぜん足らんよ・・・
>>221 良い歌で俺も好きだが、実際は大本営が戦線の縮小、つまり撤退(限りなく玉砕)を
発表する際にラヂオやトーキニュースの冒頭で流したものだ。
よって、今回は相応しくない。
>>249 移住?
バカなこと言ってんじゃねーよボケ!
>>254 はやぶさプロジェクトの中核で、正職員と言える人、何人いるかな?
ん?そりゃ直線引けば直線上になるんじゃないのか???
>>257 って考えてみると予算とは別に給料はあるんだから関係ないか。
ええええええええええええええええええええええええええええええ
262 :
名無しのひみつ:2010/06/14(月) 20:29:05 ID:5+0yI6JR
これほどの成果を上げたのにお先真っ暗とは・・・・
政治屋のヴァカぶりを改めて思い知るね
263 :
名無しのひみつ:2010/06/14(月) 20:30:33 ID:svJU0Au5
アオシマのプラモだって開発とか金型に3000万くらいかかってんじゃねえのか?
264 :
名無しのひみつ:2010/06/14(月) 21:04:10 ID:iHxV9mlk
落ちつけおまいら。
来年着手できなければはやぶさ2が「未来永劫」出来ないとは限らないんだから、まずは目の前の政権を潰して、自分たちにできることを一つ一つやっていくんだ。
そうして何時の日か再び羽ばたく日を待て。
ニートならとりあえず表に出ることから。
無職なら仕事を見つけることから。
有職者なら選挙に行って与党以外のどこかに投票することから。
有職者で選挙にも行ってる人ならさらに金貯めて国を揺るがせるまで力を増やせ。
>>264 正解。
ニートが働いて納税すれば、自ずとJAXAに金が回るようになる。
オレが思うに日本は縮小均衡に入ってもJAXAに十分に金を回せる
そうなると困るのは極一部のくぁwせdrftgyふじこlp
267 :
名無しのひみつ:2010/06/14(月) 21:54:31 ID:KU2DggGM
JAXAの任期なしの研究職は理系就職難易度ランキングで1位か2位くらいだよ。
ぶーん 田-(^ω^)-田
269 :
名無しのひみつ:2010/06/14(月) 22:01:00 ID:W/586qlI
まあ、これで民主党も「宇宙開発は票につながる」ことに気がついたはずだ。
来年度予算ではばっちり満額付けてくると思うよ。
政治とからめて議論するのは無意味だ。政権がどこであれ、こういった
技術開発の重要性を日頃からアピールしていないと、いずれは切られる。
はやぶさはそういう教訓をも残してくれたんだよ。
あのー、はやぶさという名前ですけど(とつぜんですいません)。
糸川博士が戦闘機「隼」の設計に関わっていたからですかねぇ。
どうも、はやぶさという名前が似合ってないように思えるんですけど。
もっと、低燃費、軽量、低予算でがんばっている可憐な名前の方がよいような気がするのですが・・・。
>>271 7年前に、さかのぼって、文句をつけてくださいね。
>>271 猛禽類がタッチダウンで小動物を捕らえる様
276 :
↑:2010/06/15(火) 00:08:43 ID:d9mH1oFd
リンク先間違えたけどドンマイ
278 :
名無しのひみつ:2010/06/15(火) 01:10:33 ID:gA08Advs
マッハ30以上で大気圏再突入か。
本当に星になったんだな…
俺、SF映画が大嫌いでJAXAなんてホントに無駄な組織だと思ってたんだけど、はやぶさの件でイメージがガラリと変わった。
宇宙の研究は重要だと思う。
新素材の開発にも役立つんだってね。
そういえば、ターゲットマーカーに名前入れたんだよな・・・
あの偉大な衛星と、僅かな間だが共に旅が出来たことを誇りに思うよ
>>274 >猛禽類がタッチダウンで小動物を捕らえる様
なるほどっ!!
今ようやく理解した!!
>>278 「ヒナがどこにいるか判るようにあたりを照らしたんだぜ?ちゃんとヒナを育てろってな」
ってどっかのスレで読んだぜ。
南の空に散った、隼の搭乗員の方々「はやぶさ」の帰還見てくれましたか
はやぶさのけなげさに涙することの出来る、若者たちが沢山育っていますよ。
>>282 爪の先に鱗のかけらでもついていれば
そこにいる魚がなんなのかが判るんじゃないかな。
なーんか爪にひっかかってるといーんだけどなー
ひっかかってねーかなー
>>280 素晴らしいことだよ。だってはやぶさより先にイトカワに降りて、
はやぶさに「ここだよ〜ここにおりるんだよ〜」って
88万人でペンラント振って誘導したのと同じことだじゃない?
立派にミッションに参加したんだもんね!おめでとう!
>>186 シールドは一般的に盾だよ。
ソードは剣。
アーマーは鎧。
ヘルメットは兜。
287 :
名無しのひみつ:2010/06/15(火) 04:01:40 ID:LPoYeycF
でも冷静に考えると大失敗の連続だったな
度重なるエンジン故障、姿勢制御装置故障、マーカー(リハ)失敗
ミネルバ放出失敗、自立制御での着陸失敗、
サンプル採取用の弾丸射出失敗(成功のサインはあったはずだが・・・)
288 :
名無しのひみつ:2010/06/15(火) 04:11:29 ID:MKNn9LbP
カメルーン戦のハーフタイムでハヤブサのニュースを流してくれたNHKにGJと言っておこう。
W杯と重なったのは運が悪いかとも思ったが、あの時間帯のニュースは視聴率30%超えてるだろうから(ハーフタイムでも)
かなり大きかったんじゃないかな。再突入の映像もあって一般層に訴えかけられる内容だったし。
289 :
名無しのひみつ:2010/06/15(火) 04:13:18 ID:ecMVQ6NY
はやぶさ2 事業仕分けで 3000万円
民主 蓮舫参院議員(42)の30代の男性公設秘書
もっと事業仕分けせんと
290 :
名無しのひみつ:2010/06/15(火) 04:40:09 ID:vSBqUrwA
>>287 失敗を成功に変えてしまったのがはやぶさの凄い所
失敗も失敗で後の役に立つし
ある意味パーフェクトな探索だった
291 :
名無しのひみつ:2010/06/15(火) 04:44:25 ID:aufCnZo6
はやぶさ本体を、大気圏内に落とす宇宙航空研究開発機構はバカすぎたな(T_T)/~~~
悔やんでももう遅いぞ。
292 :
名無しのひみつ:2010/06/15(火) 05:05:37 ID:LPoYeycF
>>290 でも実験としては「ダメだった」と言う結果ばかりしか成果がないのが残念なところ。
>>292 え??
カプセルの中身次第では探査の成果はない可能性もあるが、工学実証実験としては成功の連続だろ。
>>292 いや、工学実証実験なんだから・・・
実験ってのは、結果に関わらず有益な知見が得られれば成功だよ。
極論すれば、イオンエンジンが全く動かず、スイングバイすら出来ず
終わったとしても、そこから次に繋がる有益な情報が取れれば「成功」だろ。
そういう意味では、有益な情報山盛りの今回のプロジェクトは、既に「大成功」だよ。
カプセルに何か入ってれば、大成功にさらに上乗せされたご祝儀みたいなもんだ。
ただし、プロマネの川口さんは、立場上、奇跡的な運用で飛行を続けられたが、
本来こんな運用が必要になる事自体は失敗で、次は無事故で行く、とか言ってたね。
その鬼のプロマネの本音がぽろっと見えたのがこのメッセージなんだよな。
感慨深い。
http://hayabusa.jaxa.jp/message/message_001.html
295 :
名無しのひみつ:2010/06/15(火) 05:31:11 ID:aufCnZo6
あかつきが、役目を終えたらどうなるそのこと考えたか?金星の災厄の
大気の中に、落とすんかい(?_?)
296 :
名無しのひみつ:2010/06/15(火) 05:31:46 ID:ecMVQ6NY
度重なる危機! そのとき いろんなアイデア、複数の知恵者が
出現したのだと思う。
最後の姿勢変更で写真(ぱちり!) 感動的だった。
ただ、残念なのは 内之浦の受信が山陰に隠れて受信出来ず、
JAXA内でもバックアップ受信局を用意していなかった(沖縄か種子島)
という みっともない結果(縦割りの組織ゆえ)となった。
ハワイ島の すばる望遠鏡のバックアップ!
===== 海に落ちたら、深海6500の出番かな?とも思ったが
そこまでにはならなかった。
>>294 >極論すれば、イオンエンジンが全く動かず、スイングバイすら出来ず
>終わったとしても、そこから次に繋がる有益な情報が取れれば「成功」だろ。
「実験」としての成功と、「プロジェクト」としての成功は別物だってよくわかるな
そういう意味では、
・エンジンが故障しても残りで何とかなる
・故障したエンジンの無事な部分をつぎはぎして何とかなる
・RW不調でも(光圧?で)姿勢制御は何とかなる
ってのが実証されたってのは大成功じゃなかろうか?
>>297 実験をするプロジェクトなんだが。
エンジンの実証が済んだ後、落とすのは勿体無いから
ついでにエンジン稼動させたままスインバイしてみて
ついでに小惑星目指してみて
ついでに観測もしてみて
ついでに帰ってきてみて
せっかくだからサンプル収集して投下してみよう。
それでも無事なら深宇宙に旅立たせよう。
全部オマケ。成功させたはやぶさが狂ってるだけの事。
200億程度で小惑星からサンプル回収して当然と思ってるなら
本気で頭おかしい。
300 :
名無しのひみつ:2010/06/15(火) 08:50:10 ID:xnHGjRg/
301 :
名無しのひみつ:2010/06/15(火) 08:56:30 ID:28HN+d4R
何故はやぶさ本体は燃え尽きてしまうんですか?
大気圏って気圧が高いんですよね?
落下スピードが速いと摩擦が起きるから燃え尽きてしまうんですか?
パラシュート開いてゆっくり落下してもいいと思うのですが?
>>301 大気圏の最上層部は「熱圏」と呼ばれる層で、大気密度は極めて低いが、
大気温度は2000℃くらいある。
>>301 元々カプセル分離後他の惑星に向かう予定だったので
本体の大気圏再突入能力は無いっすよ
>>294 工学試験衛星としての失敗は、実験そのものが出来ないことだけだよな。
はやぶさはこの点厳しかった。
イオンエンジン航行ができなければ、自律制御着陸試験ができず。
自律制御着陸ができなければサンプル採取試験ができず。
帰路イオンエンジン航行ができなければ、帰還カプセルの試験が出来ず。
最後までやり遂げただけで、大成功でしょう。
その上で小惑星探査を成し遂げ、サンプル取得も期待されている。
これでサンプル入っていたら大大大大大成功だわ。
500点なんてけちなこと言わず100万点くらいつけてくれ。
こうしてミネルバはなかった事に…
>>301 18kgの帰還カプセルで最大2,700kWの発熱を食らうので厳重なシールドが必要なんだから、
500kgのはやぶさは75,000kW。パラシュートなんて一瞬で消し飛ぶほどの熱量。
実際はやぶさ自体が消し飛んでいるわけで。パラシュートは本体が持ちこたえる状況でしか使えないよ。
どうしてもやりたければ200kgくらいのヒートシールドも持っていく必要があるんじゃないかな?
>>305 あ、ばれた?
実ははやぶさの4大目標には、ミネルバが入っている。
これは正直半分失敗だな。
民生品(一部)が深宇宙で一定時間動作すること→成功
ホッピング機構→実験にたどり着けず。ここは間違いなく失敗、残念ながら。
>>301 >落下スピードが速いと摩擦が起きるから燃え尽きてしまうんですか?
摩擦もあるけれど、それは熱伝導要因のひとつ。高温になりプラズマが
発生する主因は、断熱圧縮。
はやぶさ本体の突入速度12km/secは、地表1気圧25℃状態での音速の
実に30倍超。その速度でぶつかられた大気(流体)は、逃げ場がなくて、
高圧縮される。圧縮時、保持されている熱も逃げ場がなく、高圧縮された
大気はプラズマ化して本体を囲む。
耐熱殻で本体を被い、熱分解して温度を下げる(昇華熱、気化熱、ガス化に
依る物理隔離)材料で保護しないと、燃え溶けて爆撒する。
>>306さんの書いておられる通り。
>>298 それは「最初からその様に設計されていた」から出来た
事だよね。
もしもの為に2重3重に保険を掛けた設計でないと出来ない。
>>309 1,2はそうだが、3は泥縄だぞ。
拝みたくなるほどのすごい泥縄だが。
>>301 マッハ40でパラシュート開いてもパラシュートが一瞬で燃えるだけ。
耐熱シールドでエアーブレーキ掛けて200km/hくらいに速度を
落とさないとパラシュートは無理。
はやぶさ本体を耐熱カプセルで覆えば可能だが、そもそもそう言う
仕様になっていない。
もうカメルーン戦勝利のニュースに押し流されそう
はやぶさ帰還は日本がワールドカップで優勝した級のニュースなんだがなぁ…
まぁ、はやぶさ手ぬぐい持った人たちが渋谷に終結したらそれはそれでアレだがw
313 :
名無しのひみつ:2010/06/15(火) 13:06:14 ID:LPoYeycF
いや、運用できるレベルかどうか確かめるための実証がはやぶさの役目だろ?
何一つとして実運用の水準に達していなく、エンジンも含めあらゆる機器が
予定通りに動作せずに故障の連続だった。
何もかもが故障したと言う成果しか得られていない。
それが成果だといえばそれまでだけど、
知恵は足りていても技術、品質が追いついていなかったって感が否めない。
>>313 >何もかもが故障したと言う成果しか得られていない。
本気でそう思ってるなら目が節穴なのか想像力が欠けているとしか言いようが無い。
315 :
名無しのひみつ:2010/06/15(火) 13:17:35 ID:LPoYeycF
設計通りの飛行が全く出来なかったじゃん。
すくなくとも、イトカワに行くまでは
ほぼ予定通りの飛行だったと思うが
全くできなかったといのは
言いすぎでは
>>314 自分の失敗だらけの人生をはやぶさにスライドさせたいだけだろ。
ほっとけ。
318 :
名無しのひみつ:2010/06/15(火) 13:27:04 ID:eXPRIdR9
>>315 前人未到のことをやるのに、計画通りに全てが行くと思ってるのか?
人に言われた誰でも出来る事を計画通りにしかやった事無い人?
319 :
名無しのひみつ:2010/06/15(火) 13:27:23 ID:LPoYeycF
>>316 しょっぱなから太陽フレアで故障があったと思う。
まぁID辿ればわかるけど、一貫して失敗失敗と言ってる人工無脳だからそっとしておいてあげて。
>>319 だから、ほぼっていってるやん。
致命的な故障ではない
322 :
名無しのひみつ:2010/06/15(火) 13:31:42 ID:LPoYeycF
感情的な人が多いなw
車で言うと、エンジンが壊れて仕方なくセルモーターで走らせて
パワステが壊れて力技でハンドル回して、
ナビが壊れて地図見ながら走行して、
最後はガス欠して手で押して目的地に到着
そんな感じ。
323 :
名無しのひみつ:2010/06/15(火) 13:35:10 ID:5UwcQx68
>>322 ですね。
そもそも、墜落した機体が戻ってくるなんてありえない。
>>320 なんだ、ただの釣りか
すまんね、これからは
放っとくことにするよ。
>>287 を検証
度重なるエンジン故障
設計寿命14000時間を超えているのは確かスラスタDだけ。
それ以外はその前に中和器寿命を迎えているから、
はじめから冗長性として組んだ1個分以外は想定外とはいえる。
姿勢制御装置故障
これは痛恨ではあるが、まあ部品調達の問題。部品調達の失敗とは言える
マーカー(リハ)失敗
はじめから3個用意されていて、しかもリハーサルがうまくいかないのを失敗というかぁ?
ミネルバ放出失敗
これは失敗だね。ミネルバの動作確認は大部分出来たが・・・目的動作じゃないしね。
これもまあ遠因はRW故障だろうけど・・・上昇時はリリースを無効化しなかったのは失敗だったかも。
(事実誤認があれば訂正よろしく)
自立制御での着陸失敗
そもそもこれができるかどうかを実証するのが旅の目的のひとつなんで。
地形認識も、イトカワがまるで想定外形状だったことを考えるとしょーがなかろう。
これとて途中からキャッチアップしたしね。
サンプル採取用の弾丸射出失敗(成功のサインはあったはずだが・・・)
今でも成功のサインはあるよ(WCT信号、発射装置の過熱データ)
否定材料は信頼していいかどうか分からない停電後データレコーダのデータだし。
世界初の試みだらけであることを考えると、RW以外は失敗とは言いにくいと思うが・・・・
その失敗したミッションの片道分の成果でNatureが大特集組んだんだから大したもんだ
>>321 太陽の観測史上、大規模な太陽フレアが6発あるんだが
ハヤブサはそのうち3発を喰らってる。
うち二発は1位と3位。
決して順風満帆じゃないな。
* 2006年12月5日:X9.1
* 2003年11月4日:X28(観測史上最大) ←
* 2003年10月28日:X17.2 ←
* 2003年10月23日:X5.4 ←
* 2001年4月3日:X17
* 1989年10月19日:X13
まぁすぐに実用化 OK というような結果ではなかったね。
アメのどこぞの企業がアプローチしてきたみたいだけど。
少なくとも想定期間内は 4 機すべて正常駆動はしないと買い手は付かないだろう。
329 :
名無しのひみつ:2010/06/15(火) 13:38:44 ID:LPoYeycF
>>325 上昇中にミネルバやマーカーの放出とかさ
初歩的すぎるミスなんだよね。
どんなアホなプログラムなのかと。
330 :
名無しのひみつ:2010/06/15(火) 13:41:59 ID:LPoYeycF
なんか誤解しているかもしれないけど、
俺もはやぶさの帰りをずっと待って
ストリーミング中継に延々張り付いて涙した口だかんね。
でもさ、実験機(実証機?)としてダメだったという成果を得る成功をしているだけなんだよ・・・
>>329 1個目マーカーがうまくいかなかったのって、上昇中放出だっけ?
ミネルバと同じ降下だったとは思うが、同時にリリースしたわけじゃないよな?
332 :
名無しのひみつ:2010/06/15(火) 13:44:06 ID:r9i1Wvkg
>>322 学生の頃
バイクがガス欠で金も無く
10キロ程押して帰ったら友達が感動してくれた
失笑混じりだったかな?
>>330 まあ、失敗の定義しだいってのはわかる。
過剰に失敗という言葉を使うなと騒ぐのは、かえって普通の人が引く原因になるからねえ。
でも、ここが「失敗か、無駄遣いだ、責任者は誰だ!」と騒ぐ文化を持つ国だというのを忘れずに、
慎重に説明する必要はあると思う。
334 :
名無しのひみつ:2010/06/15(火) 13:44:46 ID:LPoYeycF
>>331 降下中のスラスター姿勢制御による一瞬の上昇時に放出して
落下せずに反れていったんじゃなかった?
>>332 ・・・・・・・・お前は俺か。10キロというところまで同じとは・・・・
336 :
名無しのひみつ:2010/06/15(火) 13:47:11 ID:LPoYeycF
>>332 俺なら、単車置いてスタンドまで歩いてガソリン買いにいくわw
337 :
名無しのひみつ:2010/06/15(火) 13:48:26 ID:r9i1Wvkg
>>336 その金がないんだね
でもなんか楽しい学生時代だった
>>331 ミネルバは上昇中の放出。
上昇速度を持ってる時に放出をキャンセルする程度の処理も組んでなかった。
自律制御のスラスタ噴射はかなりお粗末な酔っぱらい運転っぽい。
340 :
名無しのひみつ:2010/06/15(火) 13:52:59 ID:LPoYeycF
>サンプル採取用の弾丸射出失敗(成功のサインはあったはずだが・・・)
>今でも成功のサインはあるよ(WCT信号、発射装置の過熱データ)
>否定材料は信頼していいかどうか分からない停電後データレコーダのデータだし。
現在の報道では、コレが無かったことになっているよね
WCTの文字で感動したのになぁ
その後の停電でWCTに信憑性が無いって話だったっけ?
射出したとしか考えられない加熱のデータがあったなら間違いないと思うだけどなでだろね
てゆーか、サンプル採取はオマケ要素だったとしても
世間一般的にはサンプル採取が主な目的として取られるのはバカでもわかるはず。
サンプル採取成功かどうか、もっと確実な装置を作っておけばよかったのになぁ
そもそもイオンエンジンで長期航行するテスト衛星でついでに小惑星に行けたらいいな、的計画だったんだろうに
どこまで貶し足りないんだ・・・
打ち上げ時の実況(当時は航空板のスレ)では、とりあえず打ち上げ成功するのか?
って方が気になってた衛星なんだよな…
ロケット班のスレに衛星(探査機)班スレの人が来ては「ちゃんと打ち上げろよ!」と
書かれていたように思う
343 :
名無しのひみつ:2010/06/15(火) 14:00:14 ID:LPoYeycF
>>341 それはこのスレ見てるみんながわかってる。
でも、世間一般的には違うんだよ。
サンプル採取の成功か否か確実に判断できるように
もっときっちり設計していれば世間からの評価はもっと凄かっただろうに
そうなれば、来年度予算も・・・
って今は総理の考えも皮って予算が上がりそうな雰囲気だけどね
>>325 あのイタカワの形で自転している訳でまともに着地は
最初から無理だったかも。
積算時間って、全エンジンの合計稼働時間だと思っていけど、、、違うのか
347 :
名無しのひみつ:2010/06/15(火) 14:06:21 ID:LPoYeycF
自転は12時間周期だからそんなに早くない。
グルングルン回ってるわけじゃないんだからw
>>344 そりゃすまなかった。
でもお前さんも
・設計寿命
・期待寿命
・保障寿命
の違いくらい解ってから失敗だどうだと騒げばいいんじゃないか。
351 :
名無しのひみつ:2010/06/15(火) 14:20:54 ID:LPoYeycF
>>350 失敗だと騒いでるのは俺だけかと。
小売業しているので、どうしても製品として考えてしまうw
ある意味この積算時間ってのもわかりにくい元なんだよな。
惑星間航行にイオンエンジンを使っているぞ!という意味なら、一台でもイオンエンジン加速している時間を(2台使っても倍扱いしない)
イオンエンジンで加速しているぞと言う意味なら、普通に儼を、
イオンエンジン耐久性を自慢したいなら、各エンジンの稼働時間を
書くべきだと思うんだよなあ。
そう言う俺も
>>344のような資料が出るまで、各エンジンの稼働時間が2万時間越えたと
>>339と同じように思いこんでいたもんな。
2004年12月9日は打ち上げから580日/13920時間くらいで、わかるはずなんだけど。
>>351 製造やってる人間もなかなかドラマだけで目出てぇ気分なわけじゃないんだよね。
おっ国会質問ではやぶさで事業仕分け突っ込んだ。
>>351 まあ、さすがに技術実証機を製品並みに考えるのはいかんだろ。
実使用テストにこぎつけた開発中の試作品を持ち出されて、壊れたからこれは失敗作だって言われても困るだろう。
>>350 設計寿命とベンチテストでの寿命(模擬環境)以外にデータはないでしょ。
だが、設計寿命をクリアできなかったこと、本来の計画より帰路加速量が少ないはずの改変期間案で
イオンエンジンが寿命を迎えニコイチせざるを得なかったと言うことは、イオンエンジンによる航行という
目標に黄信号くらいはともしたことにはなると思うよ。
なんとか、地球周回軌道に中和器強化イオンエンジン10個くらい持ったエンジン試験機でも打ち上げて
徹底実地テストでもやって欲しいな。それくらいすれば信頼性ついて売れるだろうし。
>>353 kwsk。仕事場のTVは他の人がみてるんで・・・
>>353 ニコ動・・・中継してない・・・・orz
>>353 そこの部分だけ切り出した動画上がるの待つしかないな。
国会なら衆議院TVとかにうpされるんじゃね
いや単に「仕分けはパフォーマンスだったんじゃないですか」という話。
しかも国会質疑って一回に幾つも質問投げるから件のおっさんまだしゃべってるし。
菅がはやぶさ後継機について話している。
今回の成果を踏まえ必要な経費を配慮するよう考えていると。
自動車だって設計して実際に路上を走らせて、問題を洗い出してフィードバックをして・・・と、
くりかえしくりかえし行われたから今の完成度があるんじゃないか。
実証機で問題が生じても、将来への糧となる。
やっぱり太陽がファビョったせいであちこち痛んだのかな?
国会ではやぶさ仕分け来ましたよー
NASAもDC-8をまだ使ってるんだ どこも厳しいね
>>354 ベンチテストでの設計寿命をもって、宇宙空間の期待寿命としてみるのが暴論と言ってるんだ。
設計寿命なんてものは理想環境での限界値でしかなく、フレアだの小惑星に激突だの
通信断絶でー50℃に冷却を想定しての年数じゃない。
だから工学的な実証は、「宇宙空間での1000時間連続稼動」で成功だった訳で。
お前さんの言ってる寿命ってのは期待寿命だろ?それなら1000時間なんだよ。
連続稼動や宇宙空間であることを含め、設計者がこの時間なら動くはずと設定した時間なんだから。
1000 時間ってどこから持って来た数字?
あまりアナウンスされていない事だけれど、太陽光圧による姿勢制御は
ぶっつけ本番だったわけではない。
既にイトカワへの着地のとき、姿勢制御どころか「推進力として」利用されてる。
もちろん史上初。
これは、行って見たらそうなっていたので利用したのではなく、
計画段階からそうなるはずなのはわかっていて、予定通りに運用したものだよ。
でこのとき、太陽光圧が姿勢や軌道にどのくらい影響するか、精密計測を済ませていた。
だから後にトラブルが起きたとき、光圧でなんとかなりそうな事態か、瞬時に計算できた。
備えあれば憂い無しということだな
>>365 ということは、1000時間以上噴射を要する以後のミッションは、はじめっから見込みは少なく
できたらいいな程度のエクストラミッションだったということ?
それはないだろと思うが。
少なくとも当初計画の期間までの噴射時間以上が期待された寿命でしょう。
想定外環境に晒されたことは確かに考慮してもいいとは思うが、
そもそもイオンエンジンって、非稼働時加温されてるかな?ブランケットの外だし。
だから失敗とか言う気はない(自分は失敗認定反対派だかんね)。
だが、ミッションコンプリート出来るだけの寿命は期待はしていたが、それ以前にトラブルが発生した、とは言えると思う。
実証実験だし、せめて1000時間は動いて欲しいというのが1000時間。
期待寿命のきちんとした定義は俺はしらんのでそれについては何も言えないが、期待に反したことは確かだと思うが・・・・
期待した寿命内に収まらないミッションなんかされたら、特に最後にしか出番がないリエントリカプセルに関わる人に失礼だろ。
>>367 というか以前から地球周回衛星で太陽光圧が姿勢に与える影響は問題ではあったもんね。
はやぶさが特別なのは、光圧を外乱ではなく積極的姿勢制御のために扱ったと言うことだろうと思うが。
イトカワ降下時にも光圧は計算に入れて使っていたね。そもそもイトカワにつくまで正確な重力分からなかったんだもんなw
大きさはわかっていたものの、密度はビックリするほど低かったし。
>>366 工学試験を100点満点とした場合のミッション点数から。
これは別に500点満点中の100点じゃなくて、工学実験は100点の時点で満点。
それ以降は次回ミッションの目的なんだよ。
これでいうなら1〜2が「MUSES」シリーズがやらなくちゃいけない事で、
3〜5が「ASTRO」シリーズがやるべき事
6〜8が「PLANET」シリーズがやる事。
ハヤブサは「MUSES-C」。
やるべき事で名前が違う。
本当にイトカワまで行かなきゃならないなら「ASTRO」だし、サンプル回収なら「PLANET」になる。
1 イオンエンジンによる推進実験(3台同時) 50点 達成
2 イオンエンジンの長期連続稼動実験(1000時間) 100点 達成
3 イオンエンジンを併用しての地球スイングバイ 150点 達成
4 微小な重力しか発生しない小惑星への自律的な接近飛行制御 200点 達成
5 小惑星の科学観測 250点 達成
6 小惑星からのサンプル採取 275点 達成
7 カプセルの大気圏再突入・回収 400点 達成
8 小惑星のサンプル入手 500点 -
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%91%E5%AD%A6%E8%A1%9B%E6%98%9F
まぁ、なんだ。
カプセル班の仕事は
完ぺきだったと思う。
カプセルが着地してすぐの温度って何度?
素手じゃ熱い?。
>>370 それってミニマムサクセス条件であって期待寿命とは違うくね?
ミニマムサクセスって普通どういう数値提示してるかは知ってるでしょ。
カプセル自体は手で触れるんじゃないかな
耐熱シールドはよくわからん、その辺を知りたいが為に
耐熱シールドも探したんじゃないだろうか
なら、何時間で許してくれるのw
>>372 カプセル自体は
熱シールドのおかげで
大気圏突入の一番厳しい時でも
50℃程度の温度。
その後、熱シールド分離と共に
カプセル本体はパラシュートが開いて落ちてくるから
常温近くまで温度は下がってるんじゃないかな。
377 :
名無しのひみつ:2010/06/15(火) 15:54:23 ID:LPoYeycF
50度はカプセル内部の最高温度だよ
>>373 宇宙空間で稼動実績のないものに、本当の意味での「宇宙での期待寿命」
なんて付けられる訳ないだろ。
それを調べるための実験衛星なんだから。
ミニマムサクセスは50点のライン。
本来なら地球をぐるぐる回って、限界になったら落とすんだよ。
その数値から「宇宙空間での」期待寿命と保障寿命と設計寿命を決めるの。
MUSES-Aのひてんと、MUSES-Bのはるかのやった事を知ってれば理解できるはず。
つーかその理論に従うなら、200億ぽっちの予算で実証も済んでないエンジンで、
形すら正確に解らない星のサンプルを収集しに「実験機」の名をつけて飛ばしたって事だぞ。
誰もやった事がないのに。
実験成功後のオプションが悉く成功したから凄い事で、最初からできて当然のミッション組んでたら
計画性もリスク管理も、衛星の名前管理すらできてない、マグレ当たりのアホ集団だよ。
379 :
名無しのひみつ:2010/06/15(火) 16:16:11 ID:LPoYeycF
>>378 実証機でも名目がなければ世間は認めてくれない。
たいして期待もされていなかったイオンエンジンで
ただグルグル回るだけじゃダメなんだよ。
>>332.335 リザーブに切り替えた段階でGS行けよと…
>>379 だからイトカワ目指したんだろ。何も矛盾してないが。
プロジェクトメンバーが実験終了後にオプションでイトカワ向かって、
「もし」たどり着けたら撮影しよう。って次回のためのシミュレートを重ねて、
汎用的な装備詰んでやれるところまでやって、
次回に生かそうと頑張る分には何の問題もない。
その方がリアルなデータになるし、実際そう評価されてるし。
外野が勝手に最低ライン引き上げて、地上試運転の設計寿命がどうだの
故障の数がどうだのってのは違うだろ。
こんな奇跡を実験衛星の評価基準にされたんじゃ、二度と実験なんてできんよ。
382 :
名無しのひみつ:2010/06/15(火) 16:32:55 ID:LPoYeycF
>>380 リザーブのまま走行しててやっちまったんだろうw
よくあることw
384 :
名無しのひみつ:2010/06/15(火) 16:38:37 ID:HAI3LXCm
(´・ω・`)ウルウル
数字しか追っかけてない商売人に、技術の積み重ねは理解できんだろう。
休みかサボタージュか知らんけど。
技術叩いて腐してるヒマがあるなら得意先の一件にも電話したらいかが?
>>385 そういう突っ込み方はやめとけ。流石に燃え尽きるぞ。
387 :
名無しのひみつ:2010/06/15(火) 16:53:43 ID:LPoYeycF
>>385 職人あがりで今は小売店経営している俺的意見
結果オーライでミッションとしては達成しているが
一つ一つの項目はダメだよね。
着陸前後なんてロボコンレベルにも達してなかった感が否めない。
言っちゃ悪いが、これがもし製品だったら設計不良であって完全に不良品。
不良がでるかどうかの実証機なんだから
「不良が出てダメだった結果」が大きな成果としか褒めようが無い。
帰ってきたのは感動物だけど、「物」として見ると厳しい目でみてしまう。
>>386 酒飲みのオッサンがにわかサッカー語ってるようで思わず毒づいてしまうた。すまん。
余韻も冷め出してるが、わざわざこんな折に失敗論うド神経ってのがね。いるよねと。
プロジェクトの目的が果たせたなら成功。果たせてないなら失敗だよ。
ここで後から個々人が勝手に持ち出した基準に意味は無いよ。
それは時代や立場や見方で異なってくる歴史的な評価であって、全く別の話だよ。
歴史も長くて量産品の工業製品といきなり比べるあたりでどんな職人だったか知れる。
終いには俺的意見。なんだソレ。
391 :
名無しのひみつ:2010/06/15(火) 17:12:01 ID:LPoYeycF
>>370 リンク辿ったけどよくわからんかったんだけども
「MUSES」「ASTRO」「PLANET」各シリーズの役割分担ってあるのか?
MUSES-BとMUSES-Cがどう繋がってるんだろ
>>387 >着陸前後なんてロボコンレベルにも達してなかった感が否めない。
一度、DARPAの自律走行レースにもチャレンジして欲しい
地上走行でも、究極のロボコンがどんなものか。
>>391 同意。
でも何だ。
宇宙みたいに未知の要素が多い世界だと、完璧な事は無理だな。
ある程度予測して準備をしても、想定外の事が多々起きている。
>>395 PLANET-C=あかつき・・・なるほど、ありがとう
あれ?イカロスは?H-UAロケットで打ち上げる工学実験探査機みたいな?
と思ったら「Interplanetary Kite-craft Accelerated by Radiation Of the Sun」の略か
これは各シリーズとは全く別計画ってことなのかな
>>392 ん?そう?その記事からは4台で18000時間とは読めないけど。
実際には4台1組のシステムで18000時間を乗り切れればよし(最低2台必要なら2台までは壊れてもよし)でいいとは思うが、
それは冗長性の部分だし、とりあえずこの記事では4台システムとは書いてないような・・・写真にも一基しか映ってないし。
2年半≒18000時間なので、間違いなく1基のものだし
>>397 なんか名前がかわってるんだよな。
ハレー彗星の時にも二機の探査機が飛んだけど、うち先に飛んだ1つ(さきがけ)は、工学試験探査機。
だけど名前はMUSESではなく、MS-T5。
打ち上げはM-Vではないがμロケットには違いないけど。たぶん1-4があるんだろうね。
この後飛んだ「すいせい」が、PLANETシリーズ初のPLANET-A。
ID:MOlOCEfB 必死すぎニダ
真面目にレスを返すのと、曖昧な根拠や嘘を誤魔化そうと必死なのとが別ものなのは、自ずと判りそうなもんだが。
404 :
名無しのひみつ:2010/06/16(水) 08:38:23 ID:m5GpugQx
>>387 まあ間違いない。
ただ、不良ならどこが同不良かもわかるよな。
ということは、それを次に生かせばいい訳だよな。
サッカーとかでも良くあるじゃん、
「次につながる負け」
というものが。
はやぶさは初めから
燃え尽きてしまう計画だったんですか?
>>405 マジレスすると。
カプセル放出後、衛星軌道上で待機。
決まり次第、次のミッション(火星だったか?)に向かう予定だった。
イオンエンジンのキセノンは、イトカワ〜地球間を数回往復出来るぐらい積んでた。
>>406 ありがとうございます。
故障とかいろいろトラブルがあったから
ああなってしまったのですね。
はやぶさ・・・
408 :
名無しのひみつ:2010/06/16(水) 11:01:55 ID:Q5izT9Ny
>>406 その辺も、2号機がJAXA内部の予算分捕り合戦で
負けてしまった原因かもしれないね。
惑星間お届けと持ち帰りのハヤブサシステムは、一番儲かる
宇宙ビジネスにもなり得ると思うんだけど。
410 :
名無しのひみつ:2010/06/16(水) 11:30:32 ID:k1NYItCz
「惑星間お届けと持ち帰り」
すんごい身近に感じてしまうなw
>>410 ただ現状だと、お届けまでに10年とかになるなぁw
もっと高出力のイオンエンジンを開発せねば。
>>410 やっぱり「ヤマト便」とか言われちゃうんだろうか?
>>411 日本のロケットだって最初はペンシルから始まって今ではH2Bまで来た。
415 :
名無しのひみつ:2010/06/16(水) 13:58:44 ID:mxHjA+T0
>>414 そんなのあるの知らなかった(33歳男性:自営業)
真空の宇宙でホコリが舞うって、普通に考えにくいよなぁ
>>417 お前が馬鹿だから考えられないだけだよ。
>>418 そうか、それならよかった
期待通りサンプル入ってるといいな
420 :
名無しのひみつ:2010/06/17(木) 00:59:36 ID:zY0EsGi2
>>417 真空と無重力と混同してる?
真空てのは気体に包まれてないだけで、その他の物質が存在することとは無関係なんだが…
>>420 いや、もっと単純に
ホコリって舞うのは風(大気)の力だろ
宇宙空間じゃ作用反作用ぐらいの動きしかないよなーってさ
>>421 その作用反作用ではじき出された物体は
空気抵抗もなく、重力も極めて弱いところでは、どういう運動になるのか考えてみれ
423 :
名無しのひみつ:2010/06/17(木) 01:16:45 ID:zY0EsGi2
>>421 走り幅跳びで砂場にずざー!
もし真空・超低重力環境なら、乱された砂場の砂はどんな運動をするでしょう?
真空かつ無重力だとベクトル方向に進むだけだな
大気が無いから不規則に舞ったりはしない
425 :
名無しのひみつ:2010/06/17(木) 01:33:34 ID:zY0EsGi2
>>424 押し付けられたサンプラーホーンの内部ではどうなる?
大気中というのは真空中に極めて高密度の窒素や二酸化炭素や酸素や水分子が
衝突運動している状態なわけで
イトカワ上は濃度が極めて低いだけで同様にさまざまな原子(分子)が運動
していると考えていいと思うよ
>>417 >>421 埃が埃らしい挙動をするのは大気があるから、
大気がなければ埃は特別な挙動をせず、石ころと同じような挙動を示す。
地上の真空環境なら、舞わずに放物軌道で落ちてくるわけだ。
そして、さらに無重量環境なら、石ころも等速直線運動で飛ぶわけだ。
最初に戻って、サンプラホーンに蹴飛ばされる程度の初速度で、真空超低重力環境での
小石や砂粒や埃粒は、どのような挙動を示すか、考えればいい。
結果的に、舞うと言ってもいいかも。
静電気などの影響もあるから複雑だろうけど。
サンプラホーン、静電気除去とかもやってたんだろうなあ。
>>428 そういえば、イオンエンジンってマイナスイオン出しまくりのせいで
プラスイオンが溜まりまくるから放電してやる必要があるとか言ってたよな
静電気除去は当たり前にやってるんじゃね
シミュレーションの映像ではサンプラーホーンはぐねぐね曲って接地してたよね
実際あんななってたら接地の反動だけで機体内部まで塵は到達するかしら?
ホーンの中にはたっぷりあったろうけど…燃えちゃったしねぇ
>>430 そこまで考えてサンプラホーンの形状考えられているらしい。
なだらかに先細りなので、無重力真空では壁で跳ね返りながら奥まで届くのだとか。
>>431 ああ、なるほど。先細り形状にしておけば、
内部でよほど浅い角度で内側に当たらなければ
入り口側には反射しないんだな。
しっかし・・・ホントよく考えてるもんだな・・・角度とかw
>>432 探しきれないんだけど、以前航空機無重力+真空チェンバーで実験したという論文を読んだ気がする。
航空機に積み込める真空チェンバーだと真空度が不足なので、そこが問題とか書いてあったような奴。
誰か在処知りませんか?
>>432 イオンエンジンにしたってよく考えられてるよ・・・角度とかw
>>430 サンプラーホーンは3つの部位で構成されている
1つ目は、ヘッドの部分、吸盤よろしく口を閉めずに接地する形 ここはCパーツ
2つ目は、着地した地形に角度があっても、中の空洞を潰さずに曲がる部分、ここはBパーツ
最後に、カプセルに収斂する角度で作られ、曲がったりはしないAパーツ
ここまでもう何度も俺たちの考えるはるか斜め上を行ってくれたスタッフだもん
当然弾が出ない時のことくらい想定してるよね
さすがに結果が出るまでちょっとトーンダウンしちゃうけどwktkして待ってます!
とりあえずカプセルが日本に到着したな
>>427 始めて「MUSES-C」計画(現在「はやぶさ」としてし知られている)を聞いたとき、私は「それは叶わぬ夢だろう」と思いました。
サンプルリターンミッションは困難です。
天体表面からの無人サンプルリターンの唯一の成功例は、ソ連のルナ計画による月からのものです。
サンプルリターンには、多くの任務の達成が必要です。
すなわち天体とのランデブー、表面の科学調査、着陸、サンプリング、サンプルの捕獲、地球への帰還、最後には大気圏への再突入および着陸です。
JAXAにとってそれは前例のないミッションでした。唯一の前例は火星を目指した「のぞみ」でしたが、軌道への投入に失敗しています。
その上、彼らは新しい推進技術 - 太陽光で動く低推力エンジンによる動力飛行 - を使おうとしていたのです。
これら全てが困難であることは、今日までの「はやぶさの冒険」からも明らかですが、
私(と、他の人々)が理解していなかったのは、賢明な技術者たちが、丈夫でめげない宇宙船となるよう設計していたということです。
彼らはセオリーどおりではなく、多くの障害に耐えうる(許容する)宇宙船を築いたのです。
>>427 飼料容器(数日中に開封される)の中身が何であろうと、私たちは技術者たちに賛美と賞賛を送ります。
日本のはやぶさファンたちは、「はやぶさ君」を雑誌、テレビや映画で取り上げ、賞賛を送りました。
(アメリカで宇宙船を擬人化する際の伝統とは異なり、はやぶさ「君」です。)
コンピュータグラフィックで描かれたこの宇宙船の映画はプラネタリウムで上映中であり、私はDVDのリリースを待ち望んでいます。
一般から何千もの応援がJAXAウェブサイトに届けられ、JAXAと惑星協会によって集められた何十万人もの名前は宇宙船に届けられました。
はやぶさは2003年5月、今は引退したM-Vロケットで打ち上げられました。
本来であれば数年前に打ち上げられるはずだったのですが、打ち上げ機の問題で延期されました。
太陽光による電気推進エンジンは上手く動き、2005年9月、小惑星イトカワへランデブーすることができました。
はやぶさの元もとの目標は、ネレウス("Nereus", Near 近い us 私たち)という愛称で呼ばれる小惑星でした。
イトカワは、地球近くの軌道を回り、地球公転軌道と重なることもあるため、地球近傍小惑星と呼ばれます。
しかし、はやぶさがイトカワに到着したとき、地球からはおよそ3億キロの距離がありました。
この距離は、通信の往復に30分かかります。
>>427 到着は信じられないものでした。最初のクローズアップ写真は、じゃがいものようにも見える高解像度写真でした。
JAXAのJSpECチーム(月・惑星探査プログラムグループ)は、小惑星表面の探査のためにミニロボットを放出しましたが、
小惑星から逸れてしまいました。
はやぶさ自体を着陸させるための試みも、接近こそ出来ましたが成功しませんでした。
しかし、次の着陸は成功しました。そして、おそらく30分ほど、彼は小惑星上で横たわっていました。(restなので横になって休憩しているニュアンス?)
このときにサンプルが取れていたかも知れません。
(「彼」の部分は、原文では"he"となっている。アメリカ式伝統だと"彼女 she"なのだろうね。)
どうやら、サンプリング装置から発射することになっていた弾丸は発射されなかったようですが、小石や砂埃ほどのものが収集できた望みはあります。
降下する前、はやぶさは私たちの名前が刻まれているカプセルを小惑星表面に放出しました。
そのカプセルは、イトカワ表面に永久に残るのです。
>>427 2005年末、まもなく地球に向けて出発しなければいけませんでしたが、リアクションホイールは故障し、化学燃料は漏れてしまっていました。
もはや命運尽きたかのようにみえました。JSpECミッションチームがグッドアイデアを思いつくまでは。
「よし、元計画の2006年前半の帰還ではなく、次に地球が近づいてくる2007年4月まで待とう」
2007年、動くものは2台の電気推進エンジンのみでした。
設計寿命を超過し、いたる所ボロボロなこの宇宙船を戻すことは出来るのか。
エンジンはしばらくの間、少なくとも、軌道を地球へ変更するまでの間、機能し続けました。
2009年末、エンジンが故障し、今度こそ命運尽くか、と思われました。
しかし、JSpECの賢明な友人たちは、再びやったのです。
二つの故障したエンジンをニコイチし、上手く動く一つのエンジンとしたのです。
>>427 はやぶさの活躍はこちら「graphically chronicled by Emily Lakdawalla on our blog
http://planetary.org/explore/topics/hayabusa/」
はやぶさ君は戻ってきました。(原文 Mr. Hayabusa)
イトカワまでの往復の冒険とは違い、再突入と着陸は完璧でした。カプセルも回収されました。
カプセルは、この冒険の始まりの土地、JAXAの相模原キャンパスへ戻ってくるでしょう。
そこでカプセルは開かれるでしょう。皆、物質にしろ幻にしろ、なにが入っているかを見守っています。
シェイクスピアが間違っている事を望みます。
"My falcon now is sharp and passing empty."
(元ネタはシェイクスピアの「じゃじゃ馬ならし」?文学か演劇に明るい人、だれか翻訳を)
何かが入っていれば、それは地球に持って帰ってきた人類初のサンプルとなります。
そうでなくとも、多くの部分で成功した事を祝います。
この経験は、将来の、火星を含む全ての天体からのサンプルリターンミッションの計画立案の一助となるでしょう。
故障とその対応に付いてはだいぶ報道されたが、
その対応策も仕込みが無いと使えない....
>私(と、他の人々)が理解していなかったのは、賢明な技術者たちが、
>丈夫でめげない宇宙船となるよう設計していたということです。
> 彼らはセオリーどおりではなく、多くの障害に耐えうる(許容する)宇宙船を築いたのです。
ということなんだな。
多重故障モードと可用性の最大化、システムコストとのバランスをどうやって
検討・評価・実装するのかという“設計手法”の方が知りたくなるよねぇ。
445 :
1番を目指す:2010/06/18(金) 15:14:28 ID:+blYS/Rd
iPadではやぶさシミュレータとかでないかなw
はやぶさ
おかえり
BSフジで川口さん生出演中
川口教授のお話しわかりやすい。
講演とかって相模原でやったりするんかなぁ。
子供がもうちょっと大きくなったら聞かせてあげたくなる。
こうやって世界の科学者が早々にメッセージを出しているけど
日本でこういう反応ある?
報道番組で関連の学者をゲストに招いたとか
ちょっと大きな事故とかあるとニュース番組で模型まで作って
「専門家」が出ずっぱりで解説したりしてるのにね
451 :
名無しのひみつ:2010/06/19(土) 00:25:27 ID:HPpjtSg3
はやぶさが全力で100m走やったらどんなに速いのかなと思って計算してみた。
答え、約33分。
亀より遅いorz。
>>453 逆に、はやぶさんが真価を発揮するのは、どのぐらいの距離が必要なのか
ジェット戦闘機に追いつかれないようになるには1000万キロってとこかな
>>455 ジェット機を追い越すには、じゃね?
最初はジェット機のが早くて先行するんでしょ?
>>457 マラソンでもオーストラリア横断でも足りない、
惑星間クロスカントリーが守備範囲です。
>>456 まあどうでもいいんだけどね。
はやぶさは大気圏飛べないしジェット機は大気圏以外飛べないから。
>>458 マラソンランナーに勝つぐらいならオーストラリア横断程度の距離で勝てるかな?
>>460 1日1m/sの加速ですから、7日後は7m/s、平均3.5m/sか
オーストラリア横断なら2日目にはトップに出そうだなw
そんな非力な推力でスイングバイさせるなんて凄い技術と言うか
凄い計算力だね
非力だからこそスイングーバイさせてるんだと思う。
466 :
名無しのひみつ:2010/06/22(火) 17:21:29 ID:OK4I7UuV
スイングバイって凄くお得だと思う
スイングバイに必要なのはパワーじゃなくて正確なコントロールだからな。
準備に時間をかけていいなら、イオンエンジンでも何の問題もない。
>>465 そりゃそうだけど、近寄りすぎたら抜け出せないやんね
スイングバイって横綱が小兵力士を上手投げで豪快にふっ飛ばすような技じゃないのか?
動いている磁石(地球)に、パチンコ玉を指で弾いてスイングバイさせるような物かもよ
燃費がいいとスイングバイ効果薄いんじゃないか
>>466 確かにお得なんだが、あんまり使いすぎると、惑星が公転のエネルギーを失って、公転軌道が低くなる。
火星や木星が地球に近づいてきたりする。
年に数個の探査機くらいならいいけど、60億人の人類がみんな空母ドロス級のマイシップを所有して、
毎日土星通勤とかし始めたらヤバい。
惑星も太陽の周りを公転しながらエネルギーをもらっているから大丈夫なんじゃないかと予想
>>472 野暮な突っ込みだと思うが 毎日土星に行くとしたら少なくとも
亜光速で飛ばなきゃあかんから スイングバイなんて使わんっていうか使えんw
>>473 惑星の公転は等速運動だから、別にエネルギーはもらってないよ。
>>475 あれ?恒星も銀河系を公転しているからスイングバイと同じ効果で運動エネルギーを
多少なりとも得ていると思ったんだけど気のせいか
>>472 毎日土星に通勤する場合、出発時と到着時の加速度はいかほどでしょうか。
>>476 月は地球の公転から速度をもらって衛星軌道を巡る速度を少しづつ速めているけど、
それは地球の公転面と、月の公転面がほぼ同じ平面状にあるからだけど、
太陽系の惑星軌道面と、銀河の公転面はほとんど垂直に交わっているから、
惑星は太陽が銀河を周る公転速度は分けてもらえてないんじゃなかったっけ?
>>477 只今、職人がダイヤを書いてるので今しばらく、お待ち下さい。
加速度で考えるとサイヤ人専用になりそうな悪寒w
>>472 帰りは減速スイングバイするから大丈夫!!
>>476 >>473 スイングバイは公転運動中はエネルギーもらえません。
スイングバイ加速はそもそも、放物運動する物体を外から見たとき
放物運動+相対速度となるので、入ったり出たりする角度次第で
突入速度より脱出速度が速くなる現象。
極端な例を言えば、彗星のような細い放物線軌道の場合、
← ← ←A
↓○
→ → → B→
中心天体○からみて、AとBの速度絶対値は同じなんだけど、
中心天体○自体がたとえば右に速度Vで動いている場合は、
外から見れば(○が速度Vで動いて見える環境で見れば)
A地点速度はA-V、B地点速度はB+Vとなり、2Vだけ速度が増す。
そんな感じ。
周回運動をしている場合は、クルクル回る物体を全体を動かしてみれば
加速と減速を繰り返すのと一緒で、トータルでは全く加速できない。
483 :
名無しのひみつ:2010/06/23(水) 05:41:19 ID:Ox92ndIv
つーことは、逆方向にスイングバイすれば、
探査機や宇宙船が減速して地球が加速するわけか。
>>482 進入と角度が変わるから等しくならない。
>>484 どこについていってるかわからないけど、
中心の星から見ての「速度絶対値」は同じだよ(星の質量>>>探査機質量 として)
それを、外側(中心の星が動いて見える座標系)から見れば、
異なる角度で飛ぶ探査体に同じ方向の速度を加えることになるので、
前後で角度だけではなく、絶対値も異なってくる。
>>482 なお、「極端な例」は多少端折っている。
放物線軌道である限り、AとBが有限距離でできれいに反対方向を向くことは厳密にはないし、
惑星の運動も重なればさらに放物線が間延びしてきれいに反対方向にはならない。
それ以前に、限られた重力と限られた接近距離(星の大きさより近づけない)の
制限がある以上、現実には彗星のような細長い軌道はとれない。
せいぜい90度曲がるような軌道が精一杯。
よって、スイングバイの効果は最大でも2Vには達しない。
それでも理屈は同じ。
公転の位置移動で重力を使い引き寄せる物でしょ
公転していない天体があったとしたら成立しないわけで、
公転のエネルギーを使う以上公転には僅かながら影響はでるよ。
489 :
名無しのひみつ:2010/06/23(水) 17:03:06 ID:tLiTC7Bq
ビリヤードのクッションボールの場合を考えると筒が真っ直ぐなほうが奥まで届きそうな気がするが。
弾丸の発射口も真ん中ではなく少しずらして
ところで話をぶった切ってしまうが、はやぶさの開発秘話を聞く機会があるぞ。
はやぶさプロジェクトチームのサイエンスリーダー吉川真准教授がサイエンス
講演会で燃料漏れやその他のトラブルについて話す予定だそうだ。
7月6日長野県下伊那郡平谷村、村合同庁舎でだと。
午後7時から無料で講演だそうだ。
492 :
名無しのひみつ:2010/07/05(月) 18:30:19 ID:bSXqJwZm
>>491 俺は無理だが、行った人のインプレッションとか期待したいっス
494 :
名無しのひみつ:2010/07/05(月) 18:56:54 ID:smVlmHTc
カプセルに微粒子と若干のガスが入ってたああああああ!!
495 :
名無しのひみつ:2010/07/05(月) 23:24:13 ID:bEzDX5gn
帰還映像は何度観ても泣けるのう(´;ω;`)
>>71 カプセル「通信が回復したらISASの回収部隊を呼び出せ」
498 :
名無しのひみつ:2010/07/07(水) 11:43:24 ID:DJoOOzU5
毎年雨はいやだなぁと思ってたけど
今年はなんだか、はやぶさの一部が降ってきている
ような感じがする。専門家の方々に
馬鹿じゃねぇの?と言われるかもしれなけど
地球を撮った最後の写真見たとき泣いたわ。
>>498 大気圏突入で燃え尽きたはやぶさの本体(金属)は高熱で溶けるわけでしょ?
そうすると一旦固体→液体→気体と変化するんですか??
それで、一旦気化した後、温度が下がるとまた微粒子状に固形化して
地上まで降ってくるんでしょうか?
それとも半永久的に成層圏あたりを漂ってるんでしょうか??
誰か分かる人解説してくれ
504 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/11(日) 20:50:02 ID:i5maTBow
人体の中に流星塵を吸い込んでしまうこともありそうですね
505 :
名無しさん@そうだ選挙に行こう:2010/07/11(日) 21:21:59 ID:6w2UpcO3
>>501 >>503 ニコニコ生中継のスタッフとして現地入りした尻P(野尻抱介氏)が、
はやぶさの想定落下コースの直下に、「宇宙塵収集箱」を設置して、
はやぶさ突入後のチリを採取したよ。
そのうち分析結果とか発表されるんじゃないかな?
>>505 いつからいつまで採集したの?
さすがに落ちてくるまで数日かかりそうな気がするが・・・
はやぶささんありがとうさようなら(涙