【古人類】最古のチリのミイラ、死因は砒素中毒

チリ北部の荒涼とした砂漠地帯で世界最古とみられるミイラが発見された。
毒水を摂取して死亡した者もいたと考えられている。
チリ北部に位置するカマロネス渓谷の飲料水には高濃度の砒素が含まれている。
ミイラの毛髪分析から判断して、かつて近傍の沿岸部に居住していたチンチョーロ人は、
少なくとも7000年前から砒素中毒で苦しんでいた可能性がある。

分析の結果、7000年前から600年前に埋葬されたチンチョーロ人ミイラの9割から、
毛髪1グラムあたり1マイクログラム（100万分の1グラム）以上の砒素が検出された。
これでも健康被害が十分生じる濃度だが、発掘エリアによってはこのレベルをはるかに上回る
砒素が検出されている（「Journal of Archaeological Science」誌、および「Microchemical Journal」誌に掲載）。

カマロネス地域の岩盤や周辺火山の斜面には、砒素などの金属が豊富に含有されている。
問題は春先の雪解け水だ。有毒金属が洗い流され、下流住民の水源河川に注ぎ込むのである。
体内に取り込まれた砒素は毛髪やツメを構成するケラチン組織に蓄積され、
今回のミイラのように毛髪を調べれば、砒素中毒の過去を暴くことができる。

「先コロンブス期（紀元1000〜1534年）の彼らがどのような一生を送ったかその一端も明らかになった」と
アリアザ氏は話す。
例えば、低レベルの汚染地域で発見されたミイラからも驚くほど高濃度の砒素が検出された。
危険な地域で生まれ育ち、100キロも離れた場所で亡くなったことになる。結婚して移住したのかもしれない。

*長文の為記者の方で中略致しました。記事全文はソース元を参照下さい

※（人によってはショックな画像かもしれません）
南米チリの砂漠地帯で発見された古代チンチョーロ人の子どものミイラ。
　http://www.nationalgeographic.co.jp/news/bigphotos/images/arsenic-mummy_18981_big.jpg

記事引用元　：　ナショナルジオグラフィック　April 19, 2010
　http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20100419001&expand

不老不死の薬としてのヒ素

モネの少女ですね

防腐剤としてではないんだね

飲み水に混入か
避けようがないな

ひっそり殺されたんやな

竹島にヒ素をまｋ

そんな昔からカレーがあったのか

エッツィーより古いの？

ハゲは体内から砒素が出ていかないってことですね。

何か不思議な美しさを感じる・・・
ttp://www.nationalgeographic.co.jp/news/bigphotos/images/arsenic-mummy_18981_big.jpg

自然ヒ素は、国内にもあるし、環境基準を超えて汚染されている水系ももちろんある。

これ、髪の毛の状態良すぎだろと思ってたが、
砒素が大量に含まれてるならさもありなんさだな。

仮面を被っているように見えるね。

>>14
皮膚が割れてるのかな？

＞砒素などの金属

砒素って金属だっけ？と思ってWiki見たら半金属って書かれてた。
半金属って習った記憶が無い…

>>14,15
常世の国（=永遠に生き続ける）を目指したエジプトの完璧なミイラ造りとはおそらく違って、
製法はずっと簡易的だろうが、遺体を乾燥・防腐処理した後、きれいな布で全身を丁寧にくるみ、さらに
乾燥して非常に細くなるので、生前の姿を似せて肉付けするようにモルタル状の粘土を塗ってから埋葬したものだろう。

表面の粘土は、火で焼き固められたわけではないので、
長い年月のうちに剥落して土くれに戻ってしまい部分的にしか残らない。

髪の毛って残るものなんだな

現在のチンチョーロ人の人達は砒素に強いのかな、やっぱり
どれぐらい違うのかなあ
それとも7000年ぐらいじゃ大して変わらないのかな