【免疫】免疫細胞の制御遺伝子特定 自己免疫疾患の治療法に道=東京医歯大など
1 :
◆KzI.AmWAVE @Hφ=Eφ ★:
免疫細胞の制御遺伝子特定=難病の治療法に道−東京医歯大など
多発性硬化症や関節リウマチなどの原因となる免疫細胞を制御する遺伝子を、東京医科歯科大や
大阪大などの共同研究グループが突き止めた。新たな治療法につながる可能性があるという。
11日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。
これらの病気は、本来ウイルスなどの異物を攻撃するはずの免疫細胞が異常反応して組織に障害を
与えるため「自己免疫疾患」と呼ばれ、厚生労働省の難病指定を受けている。
各種の免疫細胞のうち、自己免疫疾患を引き起こすのは「Th17」というT細胞であることが知られている。
研究グループは、特定のたんぱく質がTh17細胞の中に多く存在することを発見。T細胞をTh17細胞に
分化させる刺激がこのたんぱく質をつくる遺伝子の働きを活性化し、それによってTh17細胞による炎症
物質の生成が促進される仕組みを解明した。
この遺伝子をなくしたマウスのT細胞は、刺激を与えてもTh17細胞への分化が進まなかった。
また、実験的に多発性硬化症を誘発しても発症しなかった。
研究グループは、この遺伝子がTh17細胞を制御しており、自己免疫疾患の治療法開発の有望な
ターゲットになるとみている。(2010/04/12-02:03)
時事通信
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010041200016 IκBζ regulates TH17 development by cooperating with ROR nuclear receptors
Nature advance online publication 11 April 2010 | doi:10.1038/nature08922
http://www.nature.com/nature/journal/vaop/ncurrent/abs/nature08922.html
2 :
名無しのひみつ:2010/04/12(月) 21:53:04 ID:VocQ2cMW
花粉症発生の メカニズムにも関係ある?
3 :
名無しのひみつ:2010/04/12(月) 22:02:33 ID:0Hg132u1
しかし凄い発見なんだろうけど、IkBの亜種か・・・
なんかまったくの新しい遺伝子とか見つからないのかなあ
4 :
名無しのひみつ:2010/04/12(月) 22:03:34 ID:mN9XHOfe
>T細胞をTh17細胞に分化させる刺激がこのたんぱく質をつくる遺伝子の働きを活性化し、
それによってTh17細胞による炎症物質の生成が促進される仕組みを解明した。
この文章はもっと別の表現に出来なかったのかね
5 :
名無しのひみつ:2010/04/12(月) 22:26:25 ID:nQ+C8rwp
日本語メディアの科学記事なんてそんなもんだから仕方ない。
隣のラボの成果だって、新聞記者の書いた記事はわけがわからない。
「解明した」で終わらせればいいと思ってる。
6 :
名無しのひみつ:2010/04/12(月) 23:44:12 ID:dWANyx7M
新聞会社も各分野の理系PhDを雇うべき。
7 :
名無しのひみつ:2010/04/13(火) 00:01:16 ID:XcfJkUdw
8 :
名無しのひみつ:2010/04/13(火) 00:29:00 ID:Po7+9L+K
ハゲ治るじゃんか!
9 :
名無しのひみつ:2010/04/13(火) 01:35:52 ID:rqNI9Xxj
ハゲは直らない。仮性包茎が治る。
10 :
名無しのひみつ:2010/04/13(火) 07:25:09 ID:jRxbHsgM
まじか…IgA腎症もなんとかなるじゃん。とりあえず20年進行止めときゃなんとかなりそうだな。
11 :
名無しのひみつ:2010/04/13(火) 07:37:38 ID:hjxNDQL1
自己免疫性膵炎患者の俺歓喜…にはまだ遠いな。
12 :
名無しのひみつ:2010/04/13(火) 07:46:44 ID:aK3KoB5o
潰瘍性大腸炎の私もこれで治るのでしょうか。。研究者さん頑張って!
13 :
名無しのひみつ:2010/04/13(火) 07:47:43 ID:TAt6rqZt
1型糖尿病完治とはまったく関係ないのかな?
14 :
名無しのひみつ:2010/04/13(火) 08:00:05 ID:06v5Bc0U
これとiPS細胞組み合わせたら凄い事になるん?
15 :
名無しのひみつ:2010/04/13(火) 09:16:31 ID:aQ5j/pQD
読売の記事は、関節リウマチの原因遺伝子発見…新薬開発に期待
ttp://www.yomiuri.co.jp/science/news/20100412-OYT1T00661.htm となっていた。
論文読んだら、単に 慢性炎症に重要な Th17 細胞の IL-17 産生に関わる分子だった。
神経病の多発性硬化症のマウスのモデルでこの分子欠損マウスで病態軽減効果を見ていた。
しかし、どこにも関節リウマチのデータはなかった。読売は重大な報道ミスだ。
きっと他の雑誌に出しているのだろう。
あくまで、炎症にとっては補助的な分子(なければ IL-17 が作られにくい)だということがわかった。
ベータは知らんが ステロイドで、IkB って抑制受けるんじゃなかったか??
16 :
名無しのひみつ:2010/04/13(火) 09:19:55 ID:aQ5j/pQD
17 :
名無しのひみつ:2010/04/13(火) 11:57:38 ID:zeEjshwm
リウマチやらクローン病やらにいいのかな?
18 :
名無しのひみつ:2010/04/13(火) 20:31:15 ID:jFkusGWb
クローン病の俺が通りますよっと。
19 :
名無しのひみつ:
直接関係の無い話で恐縮だが多田富雄先生がお亡くなりになった
最後にお見かけしたのは17年位前だろうか?
もうそんな御歳だったんですね
先生の免疫学への愛は忘れません
ゆっくり休まれてください