【構造生物】細菌が動き回る際に使う「べん毛」のプロペラ部分 変形の原理解明/大阪大 理化学研究所

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1白夜φ ★
べん毛プロペラ、変形の原理解明――阪大・理研
2010/03/15配信
 
大阪大学の難波啓一教授と理化学研究所放射光科学総合研究センターの真木さおり研究員、
米倉功治・准主任研究員らはサルモネラ菌や大腸菌が動き回る際に使う「べん毛」の
プロペラ部分の形が変わる仕組みを突き止めた。
感染症治療やべん毛をまねたナノ(ナノは10億分の1)メートルサイズの微小機械開発などに
役立つ可能性がある。

べん毛は細長いひもに似た形で、1分間に約2万回も高速に回転する。
プロペラ部分はたんぱく質「フラジェリン」でできたひもが11本、らせん状になっている。
ひもにはL型とR型がある。

▽記事引用元
http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/news008149.html
NIKKEI NET Kansai

▽関連リンク SPring8
細菌べん毛のミクロのプロペラが形態をスイッチするナノ機構を解明(プレスリリース)
http://www.spring8.or.jp/ja/news_publications/press_release/2010/100315