【放射線医学】がん患者の重粒子線治療開始〜群馬大　[10/03/18]

□がん患者の重粒子線治療開始〜群馬大　[10/03/18]

　群馬大学医学部（群馬県前橋市昭和町）が導入した国内３例目の
重粒子線治療施設でがん患者への初めての治療が行われ、同大と
県は１７日、県庁で記者会見を開き、経過と今後の計画を発表した。

　発表によると、患者は前立腺がんを患う県内の男性で、１６日に１回目の
照射が行われた。患部への照射時間は４０〜４５秒で、担当医師によると、
患者の容体に異状はなく、「体調は良好」と話しているという。

　県などによると、重粒子線治療の特長は、エックス線を用いる従来の
放射線治療に比べ、ピンポイントでがん病巣に照射でき、正常細胞を
ほとんど傷つけない点が挙げられる。また、細胞を破壊する作用が強く、
照射回数も少なくなる。前立腺がんの場合、４週間で１６回の照射を想定。
ほかに肺がん、直腸がん（術後の再発）などに対する治療効果が期待されている。

　現在、重粒子線治療は自由診療として行われ、全額患者の自己負担で、
治療費は約３００万円と高額になる。同大は、保険診療との併用が認められる
「先進医療」として承認を受けるため、条件となる１０例の治療を済ませた後、
厚生労働省に申請する。今夏には一般治療を始め、将来は年間８００人の治療を
計画している。同大は「いずれ外来通院で治療する態勢にしていきたい」と意欲を示し、
県も「保険適用されるよう国に働きかけていきたい」と話した。（後略）

http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20100318-OYT8T00508.htm　（引用元配信記事）
http://www.yomiuri.co.jp/　YOMIURI ONLINE（読売新聞）[10/03/18]　配信
-------
群馬大学 重粒子線医学研究センター
http://heavy-ion.showa.gunma-u.ac.jp/index.html
群馬大学医学部附属病院-放射線科
http://hospital.med.gunma-u.ac.jp/?p=554
群馬大学大学院医学系研究科　医学部
http://www.med.gunma-u.ac.jp/index.shtml
群馬大学医学部附属病院
http://hospital.med.gunma-u.ac.jp/
群馬大学医学部附属病院-重粒子線治療
http://hospital.med.gunma-u.ac.jp/heavy-ion2.html
-------
前立腺がん:適応となっている疾患について:放射線医学総合研究所
重粒子医科学センター病院
http://www.nirs.go.jp/hospital/conform/conform_08a.shtml
重粒子医科学センター：研究部門紹介 :
研究関連：独立行政法人 放射線医学総合研究所
http://www.nirs.go.jp/research/division/charged_particle/index.shtml

　　　　　　　　／⌒ヽ⌒ヽ,
　　　　　　　/　　　　　　　⌒＼
　　　　　　/　　　　　　　　　　　⌒ヽ,
　　　　　 （　　　　　　　　　　　　　　 ヽ,
　　　／⌒＼　　　　 ,,- ‐ｰ ‐ - ,,,,.　　　ゝ
　　/　　　　　ヽ〆`"　　　　　　 　 ミ　　 （
　 /　　　　　 ／　　　　　　　　　　　',. ＼　ヽ
　/　　　　　/ ;.　　　　　　　　 　 　 ,,;,,　 ヽ　）
　{　　　　 ./　',　　　　　　　　　,,.'''"　 `ヽ　彡
　 !　　　　i　　 ' ,　,,,,,　　　　　　 ,r''( ・)ヽ　彡
　 i　　　　 ﾐ 　　〃　 ﾞﾞﾞﾞ''　　　 ′. `"´丿　ヾ.
.　 ',　　　（　　　　,r'(・)`,ヽ　 　 　 `'''''" 　 　 .!
　　 ',　　彡　 　 　 `"´　 ﾉ　}　　 ゝ､　　　　,' !
　　　', 〆､ﾐ　 　 　 ｰ- ''"　 （ ,､_ッ^′､　　,'　!
　　　 '{ ⌒　　　　　　　　　 ,'　　 　 ,,___,.　 ,'　 }
　　　　＼　　i､.　＼　　　　 ' ,,.‐''"ﾆ　 i´　,'　 ﾉ 平成の脱税王が2get！
　　　　　 i　　　　　　 ＼ 　　　 ヽ ,,,,.ノ　　! ./
　　　　　　＼,,,ﾉi　＼.　　',　　　　　　　 　 i/
　　　　　　　　　ヽ　　 ‐ - t　　　　　　 ,,ノ {
　　　　　　　　　　〕　　 　 　 ` ‐---ｰ " 　 ｉ､

命は金で買う時代なんですよ。

軍事転用はいつでしょう？

アメリカでは　過剰照射の事故が多発しているよ。

建物が十分すぎるほどの余裕がないと建てれないな
筑波とかの田舎の施設なら作れるけど

この前仕分けされそうになった奴か？

これボクシングの長谷川のおかーちゃん受けてるやつだよね。
放射線治療より体の負担が少なくて財布の負担が大きいっていうｗ
施設建設費用だけがネックだわな。

とうとう重粒子線治療が痴呆三流大学へも拡散する時代になったか。
こんなのが健保に入ったらただでさえ危機的な保険財政はすぐに破綻してしまう。
貧乏人は無理して生き残る必要なにのでは？
ましてや定年後の彼等は。

やっと日本で３ヶ所目か。まだまだ少ないな。

>>9
おまえが癌になるよう祈っとくわ

日本で３件めというか、まだ世界でも日本とドイツだけですけどね。
（日独２件ずつ）あと、イタリアとフランス？が建設中。

アメリカは、これより少しグレードが落ちる陽子線
（ピンポイント攻撃が出来るのは重粒子線と同じだが、威力が劣る）に
力を入れているらしい。

そもそもアメリカは通常の放射線治療ですらバカ高い。なので
アメリカの医療制度では重粒子をやると日本円で１千万円を超えてしまう。
これで分かるように、世界的に見れば日本は超格安で治療を受けられる。

国内では、次は横浜が建設を決めているが、はやく西日本にも建設してほしいものだ。

だいぶ前にも似たようなのなかった？あれとは違うのか
それともそれが一台目なのかな

昔は原子炉に体を入れたんだが。

放医研もそろそろ値下げしてよ

播磨にあるやん。

ラドン風呂の超精密なやつだ、と思うけど違うのかしら。

違うな
ラドンはγ線

222Rnは半減期3.823日でアルファ崩壊
220Rnは半減期55.6秒でアルファ崩壊
219Rnは半減期3.96秒でアルファ崩壊

先進医療に採用されても健康保険の対象にはならないのでは？
がんの先進医療というのを受けたが、先進医療に関する部分だけ全額自己負担だった。

超多剤耐性結核が流行して問題になってるが
この治療法は結核にも適用できないのか？

菌のほうが、人間よりも先輩だから
放射線にははるかに強い。
　
結核患者に放射線をかけると
おそらく菌が生き残って人間が死ぬことになるだろう。

>>20
普通は健康保険適用外の治療するとそれ以降すべてが全額自己負担になるんじゃないかな？
医者にそんなようなこと言われた。

「混合治療の禁止」って奴か。>>23
まだ保険の利かない最新の薬を治療に使おうとすると
これまで使ってきた保険適用の薬まで、今後はすべて
全額自己負担しなくてはならない、っていう奴ね。

いずれにせよ、この重粒子線は、
いわゆる「健康保険」（一般人が普通に入ってるもの）は
いまのところ適用されない。

しかし、民間のガン保険には、いまでは
特約を付けると、この重粒子線治療の費用も出るタイプも出てきている。

ちなみに費用300万円は、「治療1件につき」なので
同じガンに何回照射を受けても、費用は同じ。

もともと20回とかの複数回の照射して
1セットの治療をするもんであって
一回の照射で300万だったら腰が抜けてしまうわ

>>23 >>24
あれ？なんか話が違うな。
治療の最初の段階で先進医療分だけ自己負担でxxx円、他は健康保険と聞かされた。
自己負担が月30万くらいで、高額医療費ということで、後で3/4くらい戻ってきた。

ちょっと紛らわしい書き方で訂正
先進医療分は健康保険対象外でxxx円
先進医療分＋健康保険自己負担が月３０万

>>27
だから、先進医療として承認を受けるとそういうことができるってことだと思う。

体への負担は少ないけど、あまり適用できる症例は多くないんじゃなかったっけ

変な話だけど警察が注目してるますね、治療の順番への口利きで贈収賄の話がｗ。

>>29
いままでは実験的治療という面も強かったから
転移があると治療効果が評価できないなどで
適応を絞っていたという面もあるかと。
あとは受け入れ能力も限られるだろうしな。

１か所に限局していて
しかも手術ができず
ねたきり、認知症でなく
３００万円払えて
しかも必ずしも治るわけでもない。
　
そんなに人気ないよ

つーかテロメライシンや単純ヘルペスをつかったウィルス治療をはやく実用化しろよ
一番期待してるんだから

単純に患部にアルコールを直接注入じゃイカンのか？

頭頸部癌とかアルコール注入無理

>>35
じゃあ極細プローブを挿入して患部にパルスレーザー。

寄生虫に食ってもらえ

>>32

ウソつけ。別に、手術でも直せるようなガンの場合でも
申請すれば、ちゃんと適用してもらえるよ。

「人気が無い」としたら、その原因は、費用が高額なことの他
まずガン患者の大半が、この治療法の存在を知らないことと
一般の病院の医者が、自分の患者に紹介したがらないことがある。
（自分達が治せないものを、これで簡単に治されたら、メンツ丸つぶれｗ）

重粒子線や陽子線が適用できないのは、
胃とか腸のような、常に不規則に動いている臓器のガン。

ガン細胞にミクロン単位で照準して
ピンポイントで狙撃しなければならないのに
「的」が動いているのでは狙えないからね。

>>12
アメリカはパイ中間子（当時は重粒子線より更に線量分布が良いと考えられていた）で大金使って結果出せなかったからな。
コストの安い陽子線に移行したんじゃないの。

>>38
いくらなんでもミクロン単位はおおげさだろ。
そもそもそこまで小さいがん細胞は検出できんし。
その精度で患部をＣＴ測定や照射できたとしても
日々の生きて動く人間の位置の再現性がだせん。

WBSで、ゴルフと重粒子線治療がセットになったツアーの特集やってたな
いいなー

ロボットアームで精密にライナックを動かして
3次元方向から照射するサイバーナイフのほうが
「動くもの」でも「正常部分を守る」という点でも
重粒子線治療より優れているのに、それが報道されないのは
多額の税金をかけたのが失敗だったのがバレると困るから。
　
重粒子線は乳がんにすら使えないのにテラワロス

適用範囲の広さは、たしかにサイバーナイフの方が遥かに高いが
重粒子線に比べるとガン細胞への破壊力が桁違いに弱いからな〜。

コストパフォーマンスは高いから、どんどん導入は進めれば良いけど
「これが普及すれば、高価な重粒子線なんてもう要らない」というほどの
高い効果があるわけじゃないし。

リニアックとかサイバーナイフの類は、
「いままでも放射線で治療が可能だった癌」を、より安全に治療するもの。
健康な臓器を不必要に傷つけることなく照射することで
これまでの放射線治療のような、後遺症が残らないようにする。

軍備に例えれば、通常兵器のハイテク高精度タイプ。
たとえばピンポイント誘導式の爆弾とか、戦術巡航ミサイルのようなものだ。


一方、重粒子線は「これまでは治療できなかった癌」を
治療できるようにするためのもの。　いわば戦術核兵器だ。

様々な制約があり、実際に使える局面は限られるが
通常兵器では破壊できないような強固・強大な目標を粉砕することが出来る。

前者があれば後者は要らない、というような単純なものではない。
逆もまた然り。

そもそも群馬大学は、リニアックやガンマナイフも最新の設備が整ってたはず。
それでいて、さらに重粒子も追加で導入したわけで。

この間陽子線治療してる医者のセミナー聞いたが
この治療の適応対象になる医療保険は入っておいたほうがよいと感じた
保険料も百円前後だし