【医学】緑内障関与の遺伝子特定 原因解明に弾み 北大の医師ら

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1白夜φ ★
◇緑内障関与の遺伝子特定 北大の医師ら 原因解明に弾み (03/05 12:09)
 
中途失明の原因として最も多い緑内障について、北大大学院研究員の藤川恵子医師らの
研究グループは、緑内障の発症に関与する遺伝子を初めて特定した。
緑内障の詳しい原因や発症メカニズムは分かっていないが、研究グループはメカニズムの
解明や新薬開発につながることが期待できるとしている。

この遺伝子は、人の免疫や神経系をつかさどる「Vav2」「Vav3」。
藤川医師らは、遺伝子操作でこの二つの遺伝子が欠損したマウスをつくったところ、
このマウスには、幼児の緑内障で起こる、眼球が腫れ上がる現象が見られ、
眼圧上昇や視神経節細胞の減少など人の緑内障と同様の症状が確認された。

その上で研究グループは、緑内障患者と健常者のそれぞれ100人について、遺伝子の変異状況を解析。
その結果、「Vav2」「Vav3」遺伝子に異常がある人は、緑内障患者が健常者より約5倍多いことが分かり、
この二つの遺伝子が緑内障の発症に関与していると結論づけた。

藤川医師は「緑内障の発症メカニズムを解明する大きな手がかりになる。
今後、遺伝子・分子レベルの研究がさらに進めば、
眼圧降下薬などの治療薬の開発に弾みがつく」と話す。
研究結果は2月4日付の米科学雑誌「プロスワン」で発表した。

緑内障は、視神経が萎縮(いしゅく)し、視野が狭くなる病気で、中途失明原因の第1位。

▽記事引用元
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/environment/218948.html
北海道新聞(http://www.hokkaido-np.co.jp/

▽関連リンク
北海道大学
自然発症高眼圧緑内障モデルマウスの開発に世界ではじめて成功 (pdf)
http://www.hokudai.ac.jp/bureau/topics/press_release/100209_pr_hs.pdf
2 :2010/03/07(日) 00:44:01 ID:0XIbMy2r
外傷性緑内障ってなんとかならないの?
点眼薬がメンドクサイのだが・・・
3名無しのひみつ:2010/03/07(日) 00:47:13 ID:b6HkuEWE
>>2
おまえは点眼やめていいよ
4名無しのひみつ:2010/03/07(日) 00:50:00 ID:6rQCYN1b
病気は何でも解明されて治りそう。
金欠病も治るね きっと
5名無しのひみつ:2010/03/07(日) 07:48:20 ID:1AwADTmn
プロワオ内定、おめでとうございます^^
6名無しのひみつ:2010/03/07(日) 08:34:52 ID:Hc9u/fU6
高い眼圧に依存する緑内障だろ?
日本人には正常眼圧緑内障が結構いたりするんだが。

日経サイエンスの記事で、正常眼圧緑内障の原因は、自己免疫疾患ではないだろうかと
考えている人達を紹介していたのを思い出した。

7名無しのひみつ:2010/03/07(日) 15:25:01 ID:8oRPCFTU
専門じゃないから良く変わらんが、なぜプロスワンだったんだろう。
少し証拠がたりなかったのだろうか、それとも同様の研究がNature Geneticsに出てしまったのだろうか。

結構いい仕事に見えるんだけど。
8名無しのひみつ:2010/03/07(日) 22:04:42 ID:esrU6+nV
プロスワンってどういう時に出す雑誌なのかわからん
9名無しのひみつ
岐阜大大学院医学系研究科眼科学の山本哲也教授は3月16日、
ファイザーの国内初の緑内障治療配合剤ザラカムの承認取得後の
記者発表会で講演し、配合剤の登場によって患者の薬物コンプライアンスの
改善につながり、治療効果が高まるとの期待感を示す一方で、
配合されている2成分それぞれの副作用が発現する恐れがあることなどに注意が必要との見解を示した。

緑内障は、眼球内を循環する液体(房水)の増加による眼球中の圧力(眼圧)の上昇などにより、
視神経が損傷を受け、視野が徐々に欠けていく疾患。
ファイザーによると、点眼薬による眼圧下降療法が主流で、
治療の成否は点眼のコンプライアンスに懸かっているが、2剤以上を併用する患者が6割以上を
占める中、複数の目薬を点眼する場合は5分以上間隔を空ける必要があるなどの煩わしさがある。

ザラカムは、房水の流出を促進するプロスタグランジン製剤キサラタンと、房水産生を抑制する
β遮断薬チモプトールを配合し、この2つの作用で眼圧を下げる。1日1回投与で、
キサラタン(1日1回)とチモプトール(1日2回)の併用と同程度の眼圧下降効果が得られるという。

山本教授は講演で、配合剤の利点として、▽点眼回数が減少する▽点眼間隔(5分以上)に
対する配慮が不要になる▽薬剤管理が容易になる―などを挙げ、患者が指示通りに
薬剤を使いやすくなり、予後の改善が期待できるとした。

http://www.cabrain.net/news/article/newsId/26808.html


【眼病】緑内障治療配合剤「ザラカム」 治療効果アップに期待
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1268888347/