【医学】腎臓病悪化の仕組み解明 治療法開発に期待/京都大学

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1白夜φ ★
◇京大、腎臓病悪化の仕組み解明 治療法開発に期待
 
腎臓で出ている特有のタンパク質が腎臓病を悪化させる仕組みを、
京都大の柳田素子講師(腎臓病学)らの研究グループがマウス実験で突き止め、
米医学誌(電子版)に9日、発表した。

柳田講師は「このタンパク質の作用を抑える薬を開発すれば、糖尿病性の腎症など、
慢性腎臓病の治療に役立つ可能性がある」としている。

腎臓は主に、毛細血管が集まった糸球体と、尿細管からなり、
これらが障害を受けると機能が低下する。

グループは、腎臓を保護、修復する体内の「BMP7」という物質に結合して、
その働きを抑制するタンパク質「USAG―1」に注目。
糸球体障害が進行し腎不全になる先天性疾患のアルポート症候群のマウスでも、
このタンパク質ができないようにしたマウスを交配し遺伝子改変マウスを作製すると、
腎不全にならず、生存率も高くなっていた。

2010/02/09 07:34 【共同通信】

▽記事引用元
http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010020901000061.html
47NEWS(http://www.47news.jp/

▽関連リンク
京都大学:http://www.kyoto-u.ac.jp/ja
腎不全治療の新しい可能性の発見
−腎不全をきたす遺伝病、アルポート症候群はBMP阻害分子USAG-1欠損によって軽快し、腎不全に陥らない−
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2009/100209_1.htm
2名無しのひみつ:2010/02/13(土) 01:20:39 ID:vDDlN7Ib
2
3増健:2010/02/13(土) 09:57:07 ID:j5Gphgvc
腎不全の分野ってのはガン並みに進歩が少ないところで、これがあったすごいあれがあったすごいってのは
よくあるけど、実際は行き詰まっちゃうんだよねえ。
年間兆単位の医療費がつぎ込まれてる透析医療費削減のために、もっと研究費をつぎ込まねばいけない分野の
はずなんだがね。
4名無しのひみつ:2010/02/13(土) 20:19:38 ID:QYHYbZGa
毛細血管にはビタミンCでしょ。さて今日もビタミンCでも食らうか500mgを1日数回2000mgくらいなら副作用も無いと思う。
5名無しのひみつ:2010/02/15(月) 00:32:54 ID:tsd8vrRx
CK2は関係ないのかな・・
6名無しのひみつ:2010/02/15(月) 14:23:40 ID:lmZGhVAG
>>3
そうなのか(´・ω・`)
7( ´`ω´)φ ★:2010/02/15(月) 19:29:31 ID:???
Loss of the BMP antagonist USAG-1 ameliorates disease
in a mouse model of the progressive hereditary
kidney disease Alport syndrome

Journal of Clinical Investigation
J Clin Invest. doi:10.1172/JCI39569.
The American Society for Clinical Investigation.
Loss of the BMP antagonist USAG-1 ameliorates disease in a mouse model
of the progressive hereditary kidney disease Alport syndrome
Mari Tanaka, Misako Asada, Motoko Yanagita et al.
http://www.jci.org/articles/view/39569

THE JOURNAL OF CLINICAL INVESTIGATION
http://www.jci.org/ (Website, cited[10/02/15])
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腎疾患病態解明グループ〜京都大学医学部附属病院 循環器内科
http://kyoto-u-cardio.jp/kisokenkyu/jinsikkan/
京都大学医学部附属病院 循環器内科
http://kyoto-u-cardio.jp/
8名無しのひみつ
糖尿病系統疾病だけか
慢性糸球体腎炎でも補体タンパク異常だった自分にとっちゃ正直ガッカリ。
糖尿は後天性なのか先天性なのかにもよるし…