【医学】がん悪性化の仕組み解明 新薬で治療の可能性も/群馬大
1 :
白夜φ ★:
がん悪性化の仕組み解明 新薬で治療の可能性も
タンパクの構造を制御するのに重要な役割を果たしている「熱ショックタンパク質」の一種が、
がん細胞を悪性化させる酵素の働きを促進することを、
山下孝之・群馬大生体調節研究所教授=腫瘍学=らのグループが発見し、
米科学誌モレキュラーセル電子版に15日、発表した。
このタンパク質は「Hsp90」と呼ばれ、働きを阻害する新薬の開発が各国で進んでいる。
山下教授は「こうした薬の上手な使用は、がんの悪性化を防ぐ新しい治療法につながる
可能性がある」としている。
山下教授によると、細胞のDNAはポリメラーゼという酵素によって正確に複製されるが、
ポリメラーゼには不正確な複製を起こしやすい種類のものもある。
がん細胞はDNAが不正確に複製される突然変異を繰り返すことで悪性化し、
当初は効果のあった抗がん剤が効かなくなる場合もあるという。
研究グループは今回、複製に誤りを起こしやすいポリメラーゼのうち「ポルイータ」と呼ばれるものに注目。
がん細胞を使った研究で、Hsp90がこの作用を促進することを確認した。
がん細胞でポルイータなどの働きが進む仕組みはこれまで解明されていなかったという。
2010/01/15 01:02 【共同通信】
▽記事引用元
http://www.47news.jp/CN/201001/CN2010011401000487.html 47NEWS(
http://www.47news.jp/)
2 :
名無しのひみつ:2010/01/15(金) 10:06:38 ID:PRMgXHa6
頑張ってほしいね。
3 :
名無しのひみつ:2010/01/15(金) 10:09:54 ID:Jwt2Y+Sh
群大病院にはお世話になっておりまする
4 :
名無しのひみつ:2010/01/15(金) 10:12:54 ID:nYKPjljs
酵素かよ
もっとこう原爆みたいに放射線で細胞核直撃とかで突然変異>がんだろ
常識的に考えて。
よりによって酵素なんて地味な。
5 :
名無しのひみつ:2010/01/15(金) 10:21:25 ID:YUuiGOIm
HSP90が増えると癌が発生しちゃうってことだろ?
そもそもHSP90て高温(40℃付近)で簡単に分解して
癌抑制の変異するって話だったと思うが。
高齢になると、熱い風呂が嫌いな奴に特に癌が多いよ
6 :
名無しのひみつ:2010/01/15(金) 10:23:38 ID:bfC5SqdE
死とは肉体から解き放たされる静かに祝うべきもの。
死とは例えようもない素晴らしい事。
7 :
名無しのひみつ:2010/01/15(金) 10:27:23 ID:nph2GnzQ
天皇家がガン体質の家系なのも、ふだんから健康に留意して
高熱を出したりすることがないからじゃないかな?
インフルは危険だけど、ときどきは普通の風邪で高熱を出すのも、
身体をリセットすることかもしれないね
8 :
名無しのひみつ:2010/01/15(金) 10:41:42 ID:1wi1WluQ
でもたとえ人類がガンを克服したとしても
80歳すぎればなんの役にもたたないじゃん
長生きしても若者の負担が増えるだけだ
80過ぎても現役バリバリの肉体労働できるぐらいのも薬とかも開発しろよ
9 :
名無しのひみつ:2010/01/15(金) 10:43:25 ID:K2EAfvJ9
題名が悪いよな、なんか画期的な発見したように見える
前々から酵素が関係してるガンってあるし、有名な薬もあるじゃん?
そりゃ、患者さんにとって朗報には違いないけどさ
10 :
名無しのひみつ:2010/01/15(金) 12:21:41 ID:EEUNUfjK
7>>
転移が進んで末期状態になって自宅療養中にインフルエンザにかかり
39度の熱で1週間寝ていた人が体内のガン細胞が消滅して生還した話
をなんかの本で読んだことがあります。
11 :
名無しのひみつ:2010/01/15(金) 12:33:14 ID:E30vRzJ3
良くやった。これで高齢社会にまた一歩近づいた!
12 :
名無しのひみつ:2010/01/15(金) 12:38:59 ID:NqCDHzHt
種類にもよるけど一般的にはがん細胞は熱に弱い
大体39度以上になると増殖が止まって40度で死滅
温熱療法ってのもあるけど、体の中まであっためる
のは結構難しい 玉川温泉でガンが消えたってのも
温泉の成分ってよりも岩盤浴で体温を上げた事による
効果ではないかと ただ岩盤浴で体温を上げるには
相当の我慢と体力が必要なので効果が上がるまで出来る
人は少ないんじゃないかな
体温を上げるってことではわざとマラリアに感染させて
高熱を出す事によってガンを直すって療法もあるらしいが
リスクが高いのでこれも体力がないと難しいから末期には
向かないだろうなぁ
>>10 は珍しい症例だろうね
13 :
名無しのひみつ:2010/01/15(金) 12:45:10 ID:1TA/o2sR
>>4 >>DNAポリメラーゼのうち「ポルイータ」と呼ばれるものに注目。
細胞核直撃してんじゃねぇかw
全ての癌ではないが、変性タンパク質が原因っていうのは一応ずっと言われていたこと。
14 :
名無しのひみつ:2010/01/15(金) 12:45:35 ID:NqCDHzHt
追加
>>10 はインフルエンザによって活性化された免疫細胞群
がついでにがん細胞もやっつけたってこともありそう
免疫細胞群はガンとは逆に39度くらいで最高に活性化
されるからってのも高体温が効くってことなんだろうな
ただその体温だと体力勝負みたいな所があるな
15 :
名無しのひみつ:2010/01/15(金) 13:02:45 ID:4CcU9Htc
こう言うのも難だけど、この手のニュースはもう数年前から掃いて捨てるほど
あって未だに臨床試験までいかないんだよね。
仕組みがわかっただけでさ。
臨床試験に入るとかいう事だったら凄い期待持てるんだけどな。
16 :
名無しのひみつ:2010/01/15(金) 13:18:18 ID:2b8U03hv
>>15 >仕組みがわかっただけでさ
え?それが凄いことなんだが。
で、段階的にそれをふまえて枝分かれして進んでいくんだろ。
何もわからない状況で、とりあえずいきなり臨床実験してみます?ww
にしても、確実にこれからに繋がる発見乙。群馬大。
17 :
名無しのひみつ:2010/01/15(金) 13:21:03 ID:NqCDHzHt
>>15 まぁ、がんって言っても元々は自分の細胞な訳なのと
そう言う酵素は正常細胞にも必要だったりするから ヘタに
ブロックすると正常細胞も死にかねんからなぁ
あと、がんって一言で言っても出来る部位や人に寄っても性質
が違ったりバリエーションが殆ど無限だから全てに効くって療法
はないんじゃないかな
抗がん剤ってのはある意味毒だから常に副作用と効果との
トレードオフだし、動物実験でペケになるのも多いらしい
から臨床までもってくだけでも難しいんだろう
18 :
名無しのひみつ:2010/01/15(金) 13:26:37 ID:RcJzY6Ib
HSP90阻害剤もこれからだしな
こういうのの積み重ねで
少しずつ変わるのだろう
19 :
名無しのひみつ:2010/01/15(金) 13:27:26 ID:NqCDHzHt
>>16 悲観的な事いっぱい書いたが 仕組みを発見って
ことは希望に繋がるからすばらしい事だよな
20 :
名無しのひみつ:2010/01/15(金) 13:50:17 ID:F4xX2whG
これは 超GJ!!!!!!
研究者のみなさん がんばってください!!!!!
21 :
名無しのひみつ:2010/01/15(金) 13:55:13 ID:V50kMaSr
メカニズム解明・公表から、(たぶん)外国から阻害剤が出てくるまで
だいたいどのくらいの期間をみておけばいいの?
治るということなら、国内から出るまで手を出さずに待ってますとか、そんなことはありえないのももっともであるだろうし
22 :
名無しのひみつ:2010/01/15(金) 14:03:59 ID:1nRaL/PS
malignant change の原因かと思われる物質の「一つ」が解った「かも知れない」という話だ。
後からどんなものが見つかってセントラル・ドグマのパラダイス・シフトが発生して
大恥をかかないように、「〜の一つを見つけた」と予防線を張るようにしろと
その昔先生に教わったものだけどなぁ(遠い目)。
これから追試が行われて行き、どんだけリファレンスが付くかの勝負になるのかにゃ?
23 :
名無しのひみつ:2010/01/15(金) 14:08:16 ID:P5zfJaKc
熱い風呂に入ってる奴、涙目
24 :
名無しのひみつ:2010/01/15(金) 14:11:02 ID:4CcU9Htc
実験での動きと実際の身体の中でも動きは違う可能性もあるしな。
ともあれ、こうやって一つ一つ可能性を見つけていくしかないんだよなあ。
それはわかるんだけど、やっぱりまたぬか喜び系かと思わないでもない。
もうちょっと希望が持てる段階で発表して欲しいな。
研究予算獲得のためには、こういうのも必要なんだろうか。
がん細胞を死滅壊滅じゃなくてむしろ制御出来たらいいのにね。
死滅させるより万倍難しそうだけど、もし出来たら生物的な意味で超人誕生。
25 :
名無しのひみつ:2010/01/15(金) 14:12:59 ID:xZWVWwjE
なんにせよ基礎研究が進むのはよいことだよ
臨床応用の武器が増えるし副作用も未然に防げることになる
26 :
名無しのひみつ:2010/01/15(金) 14:40:12 ID:hnj18iUJ
実は、生物進化の鍵だったってオチは無いの?
突然変異を抑えるとダメなんじゃ?
27 :
名無しのひみつ:2010/01/15(金) 14:47:37 ID:IPdUCbnW
俺の友達は赤ん坊のころ足先に火傷を負ってしまった。
30代になり、その部分に黒腫だでき、そのままにして
しまった。それはメラノーマであった。既に転移し、
36歳で死んだ。
28 :
名無しのひみつ:2010/01/15(金) 15:10:36 ID:1nRaL/PS
ちなみに群馬大っーのは、再入学生お断りのクセに
ホームページにはすべての人に門戸をなんて大嘘書いてようなカス大学。
かつて主婦が必死になって試験を受けて落とされたことがある。
情報公開で開示させたら点数上は受かっていた。
結局、年齢が高すぎるつーのを後で言ってしまい、訴えられなかったけ?
29 :
名無しのひみつ:2010/01/15(金) 15:20:16 ID:pSPr08QJ
30 :
名無しのひみつ:2010/01/15(金) 15:37:52 ID:8qVoqLJF
たしかガン患者が肺炎にかかり、ガンが減少もしくは消滅したという都市伝説は聞いた事あるな
31 :
名無しのひみつ:2010/01/15(金) 15:45:20 ID:WpyHpCiB
>>21 ここから、その仕組みを生体内で候補化合物が見つかるまでは運次第。
そこから臨床試験はじまるまで3〜5年、臨床試験5〜7年、新薬承認申請2年。
まあ、ざっと15年くらい見ておけば。
32 :
名無しのひみつ:2010/01/15(金) 15:48:36 ID:g5K9Odqd
>>30 その肺炎、俺はインフルに罹り肺炎になった
病院へ行く金がないので自然治癒に頼り放置したが、半年経っても治らず
テレビでピーナッツを茹でて食うと肺炎が治るとあったので
さっそくやってみた
そしたら3日で肺炎が治った
すごいよピーナッツは
薬でしか治そうとしない医者はアホ
33 :
名無しのひみつ:2010/01/15(金) 16:04:06 ID:V50kMaSr
34 :
名無しのひみつ:2010/01/15(金) 16:10:59 ID:hnj18iUJ
>>32 肺炎で半年生存してたら、スーパーマンだなww
どこの宇宙人?
35 :
名無しのひみつ:2010/01/15(金) 16:18:49 ID:P5zfJaKc
癌を治すのは2位じゃいけないんですか!
36 :
名無しのひみつ:2010/01/15(金) 16:23:11 ID:zr0du9mC
がんのメカニズムは多すぎる
37 :
名無しのひみつ:2010/01/15(金) 16:39:57 ID:WpyHpCiB
>>33 米国でも、新しいメカニズムから開発が進む場合はそんなもんだ。
>>1の場合は話が全然ちがう。
HSP90自体は前から癌との関わりが深いとだけはわかっていたから、抗癌剤開発の標的分子にされてきた。
候補物質も既にいくつもあり、開発が進んでる。
詳しくは、ゲルダナマイシンとか17AAGとかでぐぐってみ。
今回の発表は、HSP90が「どういう働きで」癌の悪性化を助けているかがわかった(と思う)、ということ。
新しいメカニズムの発見ではない。
38 :
名無しのひみつ:2010/01/15(金) 16:45:58 ID:4CcU9Htc
でもがんの治療薬が出来他としても、風邪の治療薬だけは永遠に出来ないのだろうな
39 :
名無しのひみつ:2010/01/15(金) 16:52:46 ID:WpyHpCiB
>>38 一般的な風邪ってのは正常な生体反応だ。目にチリが入ったら涙が出るのと同じ。
チリが入っても涙が出ないようにする薬なんか、飲んでたら眼球ガタガタになる。
それと同じ理屈だ。風邪で熱鼻水咳が出ないようになんかしたら、人間死ぬ。
熱鼻水咳が楽になる以上のことを薬がしちゃいけない。
40 :
名無しのひみつ:2010/01/15(金) 18:07:18 ID:YfbXpRlE
高熱を出して云々かんぬんってのは、梅毒の治療のために、意図的にマラリアに感染させる話を、オカルト業者が都合よく引用してるだけだと思うよ。
オカルト臭い奴は別として、ちゃんとした医師で、例外的な事例として高熱云々って話を紹介する人を聞いたこと無いから。
それに、ハイパーサーミアとかラジオ波とか、がん細胞を高熱に温める手法は既にあるけど、特に目立った効果は出せて無い。
あと、がん細胞自体を直接潰すのは、改造したウィルスを使うテロメライシンとかHF10とかが、既にアメリカとかで治験やってるはず。
前者に関しては、それなりに成績もよかった希ガス。
41 :
名無しのひみつ:2010/01/15(金) 18:50:23 ID:LrEQaHlx
で、アルツの患者がさらに激増と。
がんてそれなりの抑止力だったのに地獄だな。
これから。
42 :
名無しのひみつ:2010/01/15(金) 20:48:59 ID:P5zfJaKc
2位じゃいけないんですか!
43 :
名無しのひみつ:2010/01/16(土) 02:44:35 ID:LnHDN/df
2位だと特許取れないからダメw
44 :
名無しのひみつ:2010/01/16(土) 04:14:06 ID:sUKWoPWZ
100年、生まれるのが遅かったら
医学のかなりの部分を謳歌できてた気がするな
45 :
名無しのひみつ:2010/01/16(土) 10:55:18 ID:UE4G43Bk
>>42 蓮舫おばちゃん乙
とこで、マジコンにはどこの国のサイトから?件下?とかしてたの(笑
46 :
名無しのひみつ:2010/01/16(土) 11:15:50 ID:c2d8o5HB
>>40 それは違うな。正しく高熱がでるなら効果はある。
人間の体温なんてものは臓器や場所によって著しく違う。
平均体温が上がっても癌部分が影響を受けなければなんの意味もない。
つまり上がる部位が癌であったらそれは効果があるってこと
風邪で部分的に高熱でも臓器によっては35℃ぐらいで維持しているところも
あるわけだ。
そもそも高熱になるのは顔とか頭中心で、その他は上がりにくい。
風邪のときに首、喉や肩とかを重点的に温めると、体温上昇は
収まったりする。どこの部分も一定に保とうとするが、そう簡単には
全身が均一にはならんってことだ。血液の流れが個体差もあるし、
単純に外から加熱すればいいなんて無いってこと。
47 :
名無しのひみつ:2010/01/16(土) 12:57:35 ID:2hJhjw2q
360度マイクロ波患部照射療法とかw
癌をレンジでチンしましたwできるといいですけどね。
48 :
名無しのひみつ:2010/01/16(土) 16:09:49 ID:q1nAbdy3
これがマジならノーベル賞ものだな
49 :
名無しのひみつ:2010/01/16(土) 19:37:19 ID:6w5hp7t2
これがマジならノーベル賞もの
ってのは聞き飽きた
50 :
名無しのひみつ:2010/01/16(土) 19:51:14 ID:ZCXPJD6F
51 :
名無しのひみつ:2010/01/16(土) 23:52:25 ID:tMqEmRnN
タンパク質が変性したりすると、シャペロロンという名前のまるで船の修理ドッグ
のような巨大な酵素(これもタンパク質だ)がそれを(誰が運び込むのか
私は知らないのだが)運び込んでシャペロンの空洞に入れて、作業をすると、
直って出てきたりするそうだ。つまりシャペロンは歪んだり曲がった蛋白質を
叩き直して修理する板金工作工場のようなもの。
だが、よく考えてみたまえ、仮にだシャペロン自身が出来そこなったり、
変性をしたならどういうことになるだろうか?連れてこられたタンパク質が
本来の形を持たない、歪んだりねじれたり狂ったりしたタンパク質に
直されてしまうのだ。まさに奇形になってしまうことになる。
そのようなシャペロンを摘発して廃棄するメカニズムがあるのだろうか?
また、その前に既に作られた奇形タンパク質はどうなるか。
ヤコブ病も、可能性としてはシャペロンの故障であるか、もしくは
シャペロンに捕らえられて修理されようとすると、逆にシャペロンを
改造してしまう逆襲をするような「何か」が働いて、その「何か」を
保存するあるいは増殖させるための奴隷にしたててしまうメカニズム
が考えられるのではないだろうか?
52 :
名無しのひみつ:2010/01/17(日) 10:21:57 ID:XRGYbTfD
53 :
名無しのひみつ:2010/01/29(金) 20:15:42 ID:7FB91RNY
癌は、99.9%以上の確率で完治するって聞いたけど、この研究って意味あんの?
54 :
名無しのひみつ:2010/01/30(土) 08:20:24 ID:06wP5jyf
55 :
名無しのひみつ:2010/01/30(土) 17:12:35 ID:mewvWJCg
近所のおばさんたちw
56 :
名無しのひみつ:
>>5 暑い風呂に入ったからといって、体内がその温度になる訳じゃないんだぞ?