【天文】南極天文台設置へ前進 東北大・筑波大グループ
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● ◆SWAKITIxxM @すわきちφ ★:
天体観測の最適地の一つとされる南極に日本初の天文台を設置する構想を、
東北大大学院理学研究科の市川隆教授(赤外線天文学)や筑波大などのグループが進めている。
2010年度にも試験観測を行い、12年度の本格稼働を目指す。
国際競争が激しさを増す南極での天体観測に参入し、約120億年前の宇宙地図作製などを行う。
南極天文台構想は5年ほど前に浮上した。
10年度に6年計画で始まる南極観測第8期計画に採択され、研究が本格化する見通し。
南極に現在派遣されている第51次隊に天文学者が初めて同行し、
10年1月中にも事前調査を始める。
同年11月に出発する南極地域観測隊にも研究者が参加し、
小型の赤外線望遠鏡や電波望遠鏡で試験観測する予定だ。
南極の中央高地は乾燥しており、赤外線観測に深刻な影響を及ぼす水蒸気量が少ない。
低温で大気熱による障害も少ない上、快晴の日も多いことから観測に向いている。
昭和基地から約1000キロ内陸部にあるドームふじ基地(標高3810メートル)に
東北大は口径2メートル級の赤外線望遠鏡を構え、
筑波大は将来的に口径10メートル級の電波望遠鏡を備える計画。
東北大は10年度に直径40センチの赤外線望遠鏡を設置し、夏季に試験観測を行う。
12年度には自家発電装置を備え、無人で自動運転できる望遠鏡で長期間、
日本からリモート観測する。
現地は最低気温が氷点下約80度。市川教授らは極寒でも望遠鏡が動くよう装置の性能評価を重ね、
霜対策も入念に行う。
08年2月、北海道陸別町で氷点下約23度の下、望遠鏡の組み立てなどを訓練。
研究室の氷点下80度の大型冷凍庫で、低温でも動く部品の選定などをしている。
第51次隊に同行した研究メンバー、筑波大の瀬田益道講師(電波天文学)は
来月中にドームふじに到着する予定。東北大は雪上車による運搬時の震動や
水蒸気量の測定などを依頼した。
市川教授は「南極では2メートル級でも、ハワイのすばる望遠鏡(口径8.2メートル)と
同程度の性能が実現できると言われる。動作条件などをクリアできれば、最高の観測場所になる」
と話している。
KoLnet(河北新報)
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/12/20091231t13013.htm 北海道陸別町で、極寒環境における観測装置の性能を試す東北大の研究者
http://www.kahoku.co.jp/img/news/2009/20091230011jd.jpg
2 :
さざなみ:2009/12/31(木) 13:38:05 ID:vP6CiNko
こりゃーすごい!事業仕分けされないか心配です。
3 :
名無しのひみつ:2009/12/31(木) 14:04:31 ID:A1S4f5JI
ドームふじか
ペンギンやアザラシはもちろん、細菌すらいないところですね
4 :
名無しのひみつ:2009/12/31(木) 14:09:33 ID:9pjopb6I
寒いびゃー すったらもん
5 :
名無しのひみつ:2009/12/31(木) 16:09:36 ID:ADgWuzfe
ここに飛ばされる院生は誰?
行きたがるスタッフいるの?
で、やっぱり南極1号とか2号とか持参するの?
6 :
ぴょん♂♪:2009/12/31(木) 16:19:10 ID:1hZj4xAZ BE:703007093-2BP(1029)
遠隔操作でいいじゃん
7 :
名無しのひみつ:2009/12/31(木) 16:30:02 ID:kwOd9KQq
「完成後」は遠隔操作だよ。
でも、調査・建設では飛ばされる感覚なのかな。
8 :
名無しのひみつ:2009/12/31(木) 18:06:02 ID:e8c3z37Q
零下80度って言っても、安定して零下80度なので、
0度→零下40度→0度→零下40度とかいう富士山よりも安全。
9 :
名無しのひみつ:2010/01/01(金) 15:39:39 ID:7WeMIexH
10 :
名無しのひみつ:2010/01/05(火) 17:55:31 ID:baIVb0Uz
今はすばるはあっても、ハップルは無いしな。
せめて南極天文台はあったほうがいいだろ。
11 :
名無しのひみつ:2010/01/06(水) 20:20:04 ID:7VDsz8db
白夜の季節は全く観測できないな
極夜の季節は一日中観測できそうだが
あと、緯度が高いので多くの天体が周極星になる(沈まない)のは
長時間露光したい場合には便利だね
12 :
名無しのひみつ:
泥棒なチョンを寄せ付けないような 防御が必要だろう