【生殖】「不育症」治療で8割出産できた 厚生労働省研究班による初の実態調査

このエントリーをはてなブックマークに追加
1白夜φ ★
「不育症」治療で8割出産できた 厚労省研究班
2009年11月13日3時6分

妊娠した女性の4割が流産の経験があり、流産を繰り返す不育症も16人に1人の割合で
いることが、厚生労働省研究班による初の実態調査でわかった。
不育症の女性の4割は強い心のストレスを抱えていた。
一方、専門外来で検査、治療した人のうち8割以上が無事、出産できていた。
研究班は夫婦だけで悩まずに専門医を受診するよう呼びかけている。

研究班には、富山大、名古屋市大、慶応大などが参加。
発生頻度は、名古屋市大の杉浦真弓教授らが調べた。
愛知県内で健康診断を受けた一般女性(35〜70歳)503人から回答を得た。
このうち、妊娠経験のある458人中、流産した経験がある人は190人(41%)いた。
2回以上流産し不育症とみられるのは28人(6%)、3回以上の習慣流産も7人(2%)いた。

原因は様々で、夫婦の両者か一方に染色体異常がある場合のほか、子宮の形の異常、
免疫異常で胎盤などに血栓ができやすい抗リン脂質抗体症候群などが考えられた。

専門外来を受診した1676組の不育症の夫婦を分析すると、9割で夫婦に染色体異常がないほか、
女性の子宮の形にも異常がなく、ほかの原因が考えられた。
杉浦教授によると、夫婦に明らかな異常がない場合の多くが、胎児の染色体異常が疑われるという。

子宮の形に異常がある人は3.2%いたが、うち重症の42人中25人が手術後に出産できた。
別の分担研究では、抗リン脂質抗体症候群の場合は血を固まりにくくするアスピリンなどが
効果的だった。

不育症の夫婦全体の8割以上が後に無事、出産に結びついていた。

しかし、不育症で悩むカップルは多かった。
慶応大の丸山哲夫講師は専門外来を受診した150組の心への影響を調べた。
77組の夫婦のうち、女性の33人(43%)、男性の11人(14%)に抑うつ傾向が見られた。
その原因として、長期の医療機関受診や、高額な治療費などを挙げた。

研究代表者の斎藤滋・富山大教授(産科婦人科学)は
「流産を繰り返すと二度と妊娠したくないと考える人も多い。
しかし、最近は、不育症の原因を突き止める方法や治療法もかなり進歩して、
多くの人が出産に結びついている。夫婦だけで悩むのではなく、専門医を受診して欲しい」
と話す。(坪谷英紀)

▽記事引用元
http://www.asahi.com/health/news/OSK200911120112.html
asahi.com(http://www.asahi.com/
2名無しのひみつ:2009/11/14(土) 10:36:29 ID:Xm94hXrb
不妊治療を保険診療にしろよ。
生殖リミットは10年もないぞ。
3名無しのひみつ:2009/11/14(土) 11:04:25 ID:L8SeWTlI
染色体異常の子供まで生まれてきそうだ オソロシス
4名無しのひみつ:2009/11/14(土) 11:18:24 ID:2enQAtwZ
子供が産めないって一種の自然選択だろ?
無理矢理治療して遺伝子残しても同じ状態になるだけだと思うんだが
不妊治療とかやめろよな
いつか人類滅ぶよ
5名無しのひみつ:2009/11/14(土) 11:21:18 ID:pwpq935s
社会情勢を医療で治療する
6名無しのひみつ:2009/11/14(土) 11:58:50 ID:2UyN6kRn
>>4
いろんな人が子孫を残した方が、遺伝子の多様性が大きくなるので、
滅びにくくなるんじゃないのか。
7名無しのひみつ:2009/11/14(土) 12:24:26 ID:2enQAtwZ
>>6
メンデル、Aa、この場合のaを自然界で生き残れない遺伝子とすると、
これがホモになれば死亡する
もしくは今回の事例でいえば子供を残せないとする
通常aaは駆逐されるはずなのに、夫がAAだったとしても産まれるF1はAaになってしまう
aaが駆逐されない状態だと仮に100世代後にはaの比率が非常に高くなる
つまり誰もが不妊治療を受けないと子供が産めない社会になる
さらに別の要素の不妊原因がダブルホモ、トリプルホモなどの形で一般的になれば、どんどん治療も複雑になっていく
ってこと
8名無しのひみつ:2009/11/14(土) 14:44:20 ID:4H6VJyn4
こうやって生まれてきた人間が殺人鬼になるんじゃないのか?
9名無しのひみつ:2009/11/14(土) 15:13:23 ID:gQ5rkWYi
>>7
不妊症を決める遺伝子って1つしかないの?
10名無しのひみつ:2009/11/14(土) 15:24:37 ID:2enQAtwZ
>>9
まだわかってないけど、たくさんあるはず
>>7は単純化した例だよ
11名無しのひみつ:2009/11/14(土) 16:39:30 ID:VEe5/U6w
両親は心身ともに健康な方がいいが、遺伝子の発現は環境に左右されるのも事実。
現在とある遺伝子を持っていて異常とされる身体的特徴をもっていても、
次世代に別の生活環境にあって発現しない可能性がある。遺伝子とは何なのか
12名無しのひみつ:2009/11/14(土) 17:07:18 ID:2enQAtwZ
環境によって?
それはあまり関係ないな
あくまで産まれ持った遺伝子型で形質は決定する
でもそれがホモなのかヘテロなのか供優性なのか対立復遺伝なのか等々で発現しないことはあるけど
両親共にA型でもO型の子供が産まれることはあっても、B型やAB型が産まれることはほぼ絶対に無い
13名無しのひみつ:2009/11/14(土) 20:50:35 ID:vzF40bbf
>>4
「不妊症」と「不育症」をごちゃ混ぜにしてない?

不育症は妊娠はするけれど、なんらかの要因で胎児が死んでしまう症例

正直、原因がよくわからない、というか人によって様々なんだと思う

遺伝子うんねんのケースもあるのかもしれないが、母親の子宮の形状の問題の場合もあろう

14名無しのひみつ:2009/11/14(土) 21:02:37 ID:2enQAtwZ
>>13
母親の子宮の形状は遺伝で決まるだろ(外科的処置による場合を除く)
まあストレス性のものなどもあるだろうけど、
ストレスの許容性も遺伝が関係するわけだし
私の考えでは先天的な不妊症、不育症は治療しない方がいいってこと

後天的な不育症の原因ってなんだろう?
科学物質とかかな?
15名無しのひみつ:2009/11/14(土) 21:21:30 ID:654wvmxD
すげぇ危険な考え方のヤツがいるな
16名無しのひみつ:2009/11/14(土) 22:10:38 ID:6qpVR/wR
>>14えぇ〜・・アンビリバボーで、「遺伝子の約半分は環境によって変化する」とか言ってたよ。

全部を肉親・先祖の遺伝の所為にスンナよ。
17名無しのひみつ:2009/11/14(土) 23:47:00 ID:2enQAtwZ
アンビリバボーを信じるなよw
50%って全く別の生き物になっちまうぞ
チンパンジーと人ですら1.2%しか違わんのに
18名無しのひみつ:2009/11/15(日) 00:32:41 ID:F1sRzlBR
ジャンクって言われてる領域なら問題ないんじゃね?
19名無しのひみつ:2009/11/15(日) 01:56:55 ID:Zh/zdBnz
遺伝する致死性の病気や遺伝する不妊、母子感染や父子感染する病気は
次世代に残さない方がいいけど、人権の壁があるからなぁ
まわりの女が全員母子感染由来でもAIDSだったら大変だ
昔は不妊治療なんてなかったから、そういう遺伝子残せなかっただけで、
やっぱ定期的に出てくるもんなんでしょう
それを人権の名のもとに治療していたら、結婚相手選ぶのも大変だよ
将来、逆に人権問題になりかねん
だから倫理的に不妊治療をNGと考える医師や研究者も多いんだろう
まあ儲かるから大多数の産婦人科は積極的にやるんだけどね
20名無しのひみつ
優勢遺伝よりも突然変異のほうが生き残る可能性があるからいいんじゃない