【宇宙】「大気圏摩擦」緩和へ気球実験/JAXA 大樹航空宇宙実験場

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1白夜φ ★
◇「大気圏摩擦」緩和へ気球実験…大樹

独立行政法人・宇宙航空研究開発機構は25日午前、北海道大樹町の大樹航空宇宙実験場で、
今年度4回目となる、観測機器を搭載した気球の打ち上げを行った。今回の目的は、宇宙船や
惑星探査機器が地球の大気圏に突入する際に発生する摩擦熱を和らげるための装置の開発で、
東京大を中心とする研究グループが担当する。

気球は同日午前6時頃、放球装置から切り離されてゆっくり舞い上がった。
約25キロ上空まで上昇後、気球から切り離された観測機器は自動制御で直径1・5メートルの
ナイロン製のシートを広げると、空気の抵抗を受けながら30分以上かけて降下した。

(2009年8月25日 読売新聞)

▽記事引用元
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20090825-OYT8T00746.htm?from=dmst3
YOMIURI ONLINE(http://www.yomiuri.co.jp/index.htm
画像:観測機器を搭載し打ち上げられた気球(25日午前6時7分、大樹町で)
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20090825-499866-1-N.jpg

▽関連リンク
JAXA(http://www.jaxa.jp/index_j.html
大気球放球実験B09-04号機終了
http://www.isas.jaxa.jp/j/topics/topics/2009/0825.shtml
2名無しのひみつ:2009/08/26(水) 22:25:59 ID:hVddMXqP
ガンダムのマネかよ
3名無しのひみつ:2009/08/26(水) 22:29:40 ID:5PRVxmbt
マネだろうが、なんだろうがそういうところから持ってきたりするのも大事だぜ!

改良重ねるとなんか別なものになってたりする
4名無しのひみつ:2009/08/26(水) 22:29:47 ID:ESOc8zFU
風船カメラで青い地球を撮る
http://www.youtube.com/watch?v=LbdS8qzR0nU
5名無しのひみつ:2009/08/26(水) 22:36:05 ID:qY2LiGpP
そういや先月NASAが似たような実験やってたな。
1回使い捨てのシートに窒素ガスを充填して大気圏突入とかなんとか。
バリュートって案外今後の主流になるかもね。
6名無しのひみつ:2009/08/26(水) 22:38:12 ID:a4wkrpCE
今日も気球をただ膨らませる仕事がはじまるお
7名無しのひみつ:2009/08/26(水) 22:39:30 ID:PQW1WpwM
どうしても「摩擦」って言っちゃうんだねぇ。
8名無しのひみつ:2009/08/26(水) 22:40:15 ID:k1ao8t1B
摩擦熱で高温になるって、間違いだと
意外と知れ渡ってるような、知れ渡ってないような… w
9名無しのひみつ:2009/08/26(水) 22:46:07 ID:/jDaEZGl
jaxaのページだと「空力加熱」としか書いてないね。
10名無しのひみつ:2009/08/26(水) 22:52:25 ID:k1ao8t1B
「摩擦熱」の方が人口に膾炙されてるし、
イメージしやすいもんな。
払拭できないね、こりゃ。w
11名無しのひみつ:2009/08/26(水) 23:20:23 ID:FRkDBZBU
実用化に近づいてきた?
12名無しのひみつ:2009/08/26(水) 23:24:56 ID:6HH6/ZiX
>>2
アニメにマネする価値のある未来技術なんかないだろ
アニメがトムキャットもどきで喜んでいるときに
現実はラプターやB-2作ってた
13名無しのひみつ:2009/08/27(木) 01:02:14 ID:KgZVwjKp
>>12
マクロス+の無人機開発と有人機パイロットの葛藤は
アメリカでも現実に起きてたことだよ。

無人機が圧倒的性能で誰もしなないのに、それで死なずに済む有人機パイロットがなぜか導入反対という・・
14名無しのひみつ:2009/08/27(木) 01:12:06 ID:EH7Q6LrN
要するにパラシュートで降下するということか?
15名無しのひみつ:2009/08/27(木) 01:16:57 ID:L+VDGPSD
これって断熱圧縮による加熱が正しいのかな?
それとも摩擦熱による加熱ってのもあるのかしらん
16名無しのひみつ:2009/08/27(木) 01:35:33 ID:99MNljTV
>>13
そのずっと前にアメリカじゃミサイル開発と有人爆撃機で葛藤があったけどな
17名無しのひみつ:2009/08/27(木) 02:08:32 ID:gdPz6Ipp
ガンダムOOの構成には岡部いさく先生が関わっている事をお忘れ無く。
18名無しのひみつ:2009/08/27(木) 02:15:52 ID:jUg+1wIT
>>12
攻殻は価値があると思うけどな
19名無しのひみつ:2009/08/27(木) 02:16:59 ID:N/Ra5ABP
この実験って、大気圏外に打ち上げた衛星を地表の任意の場所に高速で落下させる場合には
役にたたないのかな?
20名無しのひみつ:2009/08/27(木) 02:24:37 ID:H6v8NF70
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%83%AD%E3%82%B2%E3%83%AB
>エアロゲルを使えば耐熱も強度も密度も十分ある。
>空気の3倍程度の重さ。

>90 - 99.8 %の空気で構成され、密度は1.9 - 150 mg/cm3である
>自重の2000倍もの重さを支える強度を持つ。
>エアロゲルの驚異的な断熱性は、熱が伝わる方法である対流、伝導、放射の
>3方法のほとんどを遮断することにより実現している。
>非常に低い熱伝導率 (およそ 0.017 W/(m?K)) のため著しい断熱性を持つ。融点は1200 ℃。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Aerogelbrick.jpg
赤いレンガの下の半透明なのがエアロゲル

種類がありさらに強力なものもある。
21名無しのひみつ:2009/08/27(木) 13:29:35 ID:NyVdI6+E
>>1
お、膜面エアロシェルの実験?
あれが実用化するかもしれんと思うとおらワクワクするぞ。
http://www.nagare.or.jp/download/noauth.html?d=24-3-t01.pdf&dir=22
22婆 ◆HKZsYRUkck :2009/08/27(木) 22:15:53 ID:beATlubV
おお、すばらしい。
ISSからの紙飛行機実験がポシャって残念だったけど、
いつかはフワフワ帰還が実現しそうだ。

>>7とか
どっちにしても、ロケットが持ってる運動量に対して十分な抵抗があれば、
つまり、より高いところで速度を殺すことができれば、温度上昇は
押さえられるよね。
23名無しのひみつ:2009/08/27(木) 23:16:36 ID:mM4fXJdh
高空で減速するなら、こんな膜構造考えなくても耐熱性のリボンを尻から伸ばすだけでもいいんじゃね?

なんも知らんから何とでも言えるけど。
24名無しのひみつ:2009/08/27(木) 23:22:42 ID:i+lQ8+t9
>>23
高空って言っても高度180kmとか160kmとかで尚且つkm/s単位の減速なわけだから
さすがに膜面じゃないと厳しいのでは
25名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 06:50:17 ID:Zc4yaAJi
>>8-10
kwsk
26名無しのひみつ:2009/08/31(月) 00:39:43 ID:K/fUp4XP
5円玉の穴に工業用エアーガンで空気を通したら、持ってる指が火傷したw
27名無しのひみつ:2009/08/31(月) 15:54:07 ID:5giW3gem
28名無しのひみつ:2009/08/31(月) 17:20:20 ID:WGvJvbqS
>>27
どっちが先でどっちが類似品か知らんけど、
気球から落としてマッハ1での試験している内に向こうは弾道飛行再突入(マッハ4くらいか)しちゃったね。
29名無しのひみつ:2009/09/01(火) 12:06:18 ID:JZIW1uJN
薄い紫外線硬化フィルムをラムエアパラシュートに貼り付けて夜側で膨らませた後昼側で硬化させて
その後内部エアーを抜いてそのまま地表まで降りるってのはどう?
だたの突入体より揚力も発生するからより高空で十分減速できないかな?
30名無しのひみつ:2009/09/01(火) 13:06:44 ID:lvFMjOos
>>29
パラシュートが膨らむほどの大気があるところにそんなでかいのを広げたら
昼側で硬化する前に減速降下してあぼーんな気もするが。
31名無しのひみつ:2009/09/01(火) 13:12:13 ID:JZIW1uJN
>>30
軌道上で膨らますのは浮き輪みたいなパイプを要所要所に形作るために作っておいて
そこに空気を入れて膨らます感じで
宇宙空間でラムエアパラシュートが膨らむわけが無いので 書き忘れた
32名無しのひみつ:2009/09/01(火) 13:16:16 ID:lvFMjOos
>>31
あとは強度と耐熱性。
http://www.nagare.or.jp/download/noauth.html?d=24-3-t01.pdf&dir=22
耐熱650℃の素材で23.5m(ペイロード2t時)のサイズがいる。
耐熱性が劣る素材だと、むちゃくちゃ大きくしないと使えない。
33名無しのひみつ:2009/09/01(火) 14:35:52 ID:JZIW1uJN
>>32
再突入時重量が25tか
SSTOかTSTOでもない限りここまでの重量は必要ないな
HTVを2段目付いた状態で丸ごと帰還させるとして20t弱だからな

アメリカのエアボーン・システムズのメガフライっていう20tぐらい運べるパラシュートが確かある
1000℃辺りまで耐えられるシリグラスとかかな
ケプラーやノーメックスでは長時間高温にさらされる大気圏再突入では持たないだろうね
300℃位まで落とすならべつだろうけど。
34名無しのひみつ:2009/09/01(火) 15:06:40 ID:lvFMjOos
>>33
そか、そういえばこれ一段式往還機なんだな。
ロケットエンジンとタンクを切り捨てればペイロード2トンに構造3〜4トン(パラシュート込み)くらいには減るかなあ。
それなら質量1/4で必要な直径も1/2になり、耐熱500度で25mくらいには減るかなあ?
35名無しのひみつ:2009/09/01(火) 20:05:52 ID:JZIW1uJN
構造4トンペイロード2トンの6トンなら
同一直径のままで行けばもっと温度下がりそう
けど、きぼう船内保管室で乾燥重量4.2tだから、帰還船
としてさまざまな機能つけるとなると本体7トン荷物2tの計9t位か?
それでも650℃に耐えられる繊維で作ればかなり便利だろうね
36名無しのひみつ:2009/09/03(木) 00:17:27 ID:i0iQ+FkK
この技術の本命は大型探査機の火星投入か?
気圧低いからより大面積必要だし
地球への再突入にも使えるけど、低密度の所から
減速始めるとなると着陸地点のずれが大きそう
後、揚力突入できるのかな?
37婆 ◆HKZsYRUkck :2009/09/10(木) 21:12:44 ID:Lq3SoYP4
>>773
HTVとかの内面には、宇宙線よけのために大量に金蒸着フィルムがはってあるじゃん。
あれをラミネート構造にして、広げたら一機ぶんの小型柔構造インフレータブル飛翔体に
なるようにしとくの。

そしたら、2個に1個はふわわっ〜と還ってこれるぞ。
38婆 ◆HKZsYRUkck :2009/09/10(木) 21:14:35 ID:Lq3SoYP4
すまん誤爆った orz
打ち上げが近いもんで、なんか興奮して…。
39名無しのひみつ:2009/09/20(日) 17:51:20 ID:m+VOzYs0
>>36
おそらくそうだと思うよ
地球に戻るのなら実績のある方法使えば良いけど
火星に大きなものは今までのエアブレーキでは、重いものをおろすには
カプセルの直径大きくしないといけないけど、そんなもの地上から打ち上げられないから
40名無しのひみつ:2009/09/23(水) 15:20:39 ID:pTweBTgR
月なら大気圏突入無いのに
41名無しのひみつ:2009/09/23(水) 15:28:53 ID:VRQEOdz6
今時、ナイロン製のシートとか
ガンダムだって耐熱フィールドなのに
42名無しのひみつ:2009/09/23(水) 23:30:36 ID:DZyMvEEu
>>35
650℃とか簡単に言うてくれるな。w
ニチアスが売ってる繊維状の耐熱素材で実用温度がずばりそれのがあるけど
形状は布とかじゃなくて短い繊維を集めて固めたコットン状のもんだ。
宇宙開発以外にも開発への圧力が無いとその温度で且つ再突入に使える
ような素材って開発されないかも。
43名無しのひみつ:2009/09/24(木) 01:40:48 ID:9D8t6rpw
コットンて単に綿なので不織布或いはフエルトとか書かないと
44ココ電球 _/::o^ν ◆tIS/.aX84. :2009/09/24(木) 03:22:06 ID:uTwLryOQ
ハンググライダー推奨
45名無しのひみつ
>>42
http://www.nagare.or.jp/download/noauth.html?d=24-3-t01.pdf&dir=22
似ているものとしてこういうのが提案されているが、
これに使うと想定している素材が現時点で膜面製造可能で耐熱温度650℃のZylon。

ただ、Zylonの限界温度650℃と上の文書で言っているけど、調べてみると、Zylonの
融点又は分解温度が650℃らしいので、力を受けながら膜面構造を維持する限界温度は
もっと低いんじゃないかと思う・・・