【生物】ニュージーランドに現生する歩くコウモリ「ツギホコウモリ」 化石が定説を覆す? 直接の祖先がいたことが判明
1 :
白夜φ ★:
“歩くコウモリ”の化石が定説を覆す?
Carolyn Barry in Sydney
National Geographic News
August 10, 2009
古代コウモリの化石を分析した最新研究によると、
ニュージーランドに現生する“歩くコウモリ”に直接の祖先がいたことが判明したという。
ニュージーランドのツギホコウモリ(Mystacina tuberculata)は世界でも珍しい歩くコウモリだが、
従来の学説では、この種が持つ歩行能力はニュージーランドで独自に進化した結果だと考えられてきた。
現在、ツギホコウモリの生息環境には天敵となる捕食動物が存在しない。
離島で飛べない鳥が生まれるように、安全な環境で進化するうちに地面を歩くように
適応していったというわけである。
しかし、オーストラリアのクイーンズランド州北西部で発見された“古代の歩くコウモリ”の化石が、
この常識を大きく覆すことになりそうだ。ツギホコウモリの直接の祖先が2000万年前のオーストラリアに
生息していた歩くコウモリだった可能性が出てきたのだ。
研究チームのリーダーで、オーストラリアのシドニーにあるニューサウスウェールズ大学の
古生物学者スー・ハンド氏は、「この化石がニュージーランドに現生するコウモリと
ほぼ同一の種であることが判明したときは非常に驚いた」と話す。
例えば化石の古代コウモリは、ひじの部分にツギホコウモリと同じ形の溝状の構造を持っていた。
この構造は、コウモリが地面から飛び立つことを可能にする特殊な筋肉組織を支えている。
歩くコウモリは一生のおよそ40%を地面で過ごす。
「ただし当時のオーストラリアには、強力なアゴを持つティラコレオ(フクロライオン)や
プロプレオプス(肉食性カンガルー)など、数多くの天敵が存在した」とハンド氏は話す。
しかし最大でも体長8センチほどの小さな古代コウモリは動きが素早く、容易に捕獲を
逃れることができたと考えられる。「地面で非常に機敏な動きをみせ、素早く飛び立つことが
できる。相応に活動的だっただろう」とハンド氏は説明する。
そして天敵がいないニュージーランドは歩くコウモリにとっては絶好の生息地となった。
「歩行能力と穴を掘る能力を獲得したコウモリは、新たなエサを手に入れるチャンスが増えた。
地上生活は食生活の幅を大きく広げ、やがて訪れる寒冷期を乗り切る大きな利点となる」
とハンド氏は話す。
オーストラリアではおよそ1500万年前に大規模な気候変動が起こり、大陸全体が寒冷化・
乾燥化した。オーストラリアの歩くコウモリはこの時代に絶滅したと考えられる。
現生するコウモリは1100種が確認されているが、歩行するのはニュージーランドの
ツギホコウモリと南アメリカなどに生息するナミチスイコウモリ(Desmodus rotundus)の
2種だけである。
ナミチスイコウモリについては、独自に歩行能力を進化させたという学説が依然として
支持されている。地面で手負いの獲物を追いつめるためだ。
この研究結果は、7月20日付けの「BMC Evolutionary Biology」誌に掲載されている。
▽記事引用元
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=46387781&expand http://www.nationalgeographic.co.jp/news/bigphotos/images/090807-walking-bat_big.jpg NATIONALGEOGRAPHIC(
http://www.nationalgeographic.co.jp/index.html)
2 :
名無しのひみつ:2009/08/11(火) 23:20:23 ID:2PMnnYGv
お
3 :
名無しのひみつ:2009/08/11(火) 23:23:57 ID:GDlXnKzD
コウモリは嫌いじゃないけど
寝っ転がっている所に
こいつが、にじにじと迫ってきたら嫌かも
4 :
名無しのひみつ:2009/08/11(火) 23:25:01 ID:bgWBOHwK
始めから
飛べない
コウモリだろ
人間の勘違い
5 :
名無しのひみつ:2009/08/11(火) 23:26:39 ID:bLCkO17f
肉食カンガルーこわそうーだ
解体されて袋にしまわれちゃったりするのかな?
歩くチスイコウモリは子供の頃図鑑で見て怖かった
6 :
名無しのひみつ:2009/08/11(火) 23:30:37 ID:cfwcYu6h
7 :
名無しのひみつ:2009/08/11(火) 23:32:22 ID:cfwcYu6h
飛べないわけでもなさそうだが、あまり飛ばない
まるでお前らのようだな
8 :
(,,゚д゚)さん 頭スカスカ:2009/08/11(火) 23:37:03 ID:OJZ1ne+8
9 :
名無しのひみつ:2009/08/11(火) 23:46:55 ID:DPuOiTac
この定説はイタリアのベネズエラ発か?
10 :
名無しのひみつ:2009/08/11(火) 23:51:46 ID:7E4pakBE
11 :
名無しのひみつ:2009/08/12(水) 00:08:55 ID:oiOVF0w5
「飛ぶのが怖い」 エリカ・ジョング
13 :
名無しのひみつ:2009/08/12(水) 00:25:35 ID:bYdM/oPv
14 :
名無しのひみつ:2009/08/12(水) 00:33:02 ID:98iLuIjj
ツギホコウモリっての初めて聞いたわ
2000万年前ってことは、かなり古いな
15 :
名無しのひみつ:2009/08/12(水) 02:03:46 ID:+vBueg/l
化石画像ないかぁ
16 :
名無しのひみつ:2009/08/12(水) 06:53:56 ID:UC1dim3v
ツギ歩行モリ?
17 :
名無しのひみつ:2009/08/12(水) 16:41:43 ID:3w9MzNpD
ニュージーランドじゃ鳥も飛ばなくなるくらいだもんな
18 :
名無しのひみつ:2009/08/12(水) 16:47:24 ID:bYdM/oPv
まさに鳥なき島の蝙蝠か
19 :
名無しのひみつ:2009/08/12(水) 20:01:19 ID:Wca/yVZI
飛ぶ前には歩く段階があったはずだしね
20 :
名無しのひみつ:2009/08/12(水) 21:00:09 ID:q/rymend
>>19 それは6000万年以上前のコウモリ全体の祖先の話だ。
21 :
名無しのひみつ:2009/08/12(水) 21:27:40 ID:IKHZct/x
アフターマンのナイトウォーカーか
22 :
名無しのひみつ:2009/08/14(金) 01:25:48 ID:pc3wVEj8
>>13 同じだよwファンはそうでないと主張するが、同じにしか見えんわ。ぶっとびすぎてて
23 :
名無しのひみつ:
なにこの毛玉