【物理】雨粒のメカニズム、「合体」ではなく「破裂」？　仏研究

雨粒は、最初は小さいけれども、落下するときに隣の粒と合体して大きくなっていく――
学童たちはこれまで、雨粒についてこう教えられてきた。
周囲の雨粒との接触の度合いで、雨粒の大きさの顕著な違いを説明できるというのだ。

これに対し、フランスのエクス・マルセイユ大学の研究者らは、超高速ハイスピードカメラを使って
落下する雨粒を分析し、その結果をこのほど英科学誌「ネーチャー・フィジックス」（電子版）に発表した。

それによると、雨粒はこれまで考えられていた以上に単純で、落下する際には「定説」とは
異なることが起こっており、これが雨粒のサイズの違いを生み出しているという。

雨粒は、最初は球の形をしているが、次第に平らになってパンケーキのような形になる。
このパンケーキ状の雨粒は薄く延ばされてゆくが、空気の圧力で中がくり抜かれ、
ひっくり返されたバッグのようになる。その後、水の表面張力の限界を超えて膨らみ、やがて破裂。
このときたくさんの小さな粒が発生する。なお、このプロセスにかかる時間は数千分の1秒だ。

だが雨粒は、地上に到達したとき、その大半は非常に小さい粒で、大きめの粒は比較的少ない。
研究論文の共同執筆者Emmanuel Villermaux氏は、「雨粒は落下し始めるときに雲の中で
周囲の雨粒と合体するが、それ以降は、周囲の雨粒とは関係なく個々で破裂する。
雨粒のサイズが異なることもこれで説明がつく」と話している。

こうした発見は、降雨パターンの研究や農薬散布などに役立てることができるという。


ソース：AFPBB
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2622963/4382242

2

「大台ケ原」の雨粒を、ＮＨＫがハイビジョン超スローカメラで雨粒撮影済みじゃないか！
ＮＨＫはこういう撮影にはお金も人もかけるからな。
ＤＶＤに落としてるから送ってやろうか、仏に。

＞雨粒はこれまで考えられていた以上に単純で

より複雑になってるのは気のせいか？ｗ

落ちてくる雨粒をそれほど観察したのは、おいどんくらいだな。

上空の雨粒は地上のよりずっと大きいって事？

>>3 あれは綺麗だったな

だからどうした　ちゅうの

上空では最大でどの位の水滴？になるのかな
あるいは氷の粒かも知れんが
直径10cm以上のものがそこかしこにあったら怖い

世界最大のひょうは直径25cm以上あったみたいだが
上空にそのサイズがゴロゴロあったら大変だ

あるわけねーだろ。

>なお、このプロセスにかかる時間は、

どっかで聞いたことをあるセリフな気が

>>9
確かに、実際に上空でどれくらいの大きさなのか知りたくなるな。

というか、なにをいまさら?

空気抵抗でつぶれアンマン型が破裂して、ちりぢりになって、
最終的にはかなり小さな粒しか残らないのは昔から知られていたがな。

そして雨粒の大きさは、雲の高さと密接な関係があることにも。
なんでこんないまさらの研究をやってるの?

http://www.nature.com/nphys/journal/vaop/ncurrent/extref/nphys1340-s2.avi

高速度カメラが昔はなかった。
ＮＨＫとかは撮影するだけで、理論的な予測をしなかった。

悔しかったら、ネイチャー(フィジックス)に投稿したら良かったんじゃね？