【幹細胞】iPS細胞、元になる細胞の種類によって腫瘍のできやすさに違い

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1 ◆KzI.AmWAVE @Hφ=Eφ ★

iPS、腫瘍のできやすさは元細胞の部位次第 京大など
2009年7月10日4時8分

 【バルセロナ=瀬川茂子】iPS細胞(人工多能性幹細胞)から体のさまざまな細胞を作って
移植する際、元になる細胞の種類によって、腫瘍(しゅよう)のできやすさに違いがあることを、
京都大の山中伸弥教授らが突き止めた。iPS細胞の応用では、腫瘍ができる危険を減らす
ことが課題になっており、元の細胞をうまく選ぶことで、安全性向上につながると期待される。

 この成果について9日、バルセロナで開催中の国際幹細胞学会で発表した。

 山中教授や慶応大の岡野栄之教授らは、マウス胎児の皮膚や大人のしっぽや胃、肝臓など
様々な細胞をもとに、36種のiPS細胞を作った。それらのiPS細胞から、神経のもとになる
細胞を作り出して、マウスに移植して、腫瘍ができるかどうかを調べた。

 その結果、しっぽの皮膚の細胞から作ったiPS細胞では、8割以上で腫瘍ができたが、胎児の
皮膚から作ったもので、腫瘍ができたのは4割以下、肝臓でも腫瘍は3割以下だった。

 山中教授は「今後、ヒトのiPS細胞でも同じか、神経系の細胞以外ではどうか、調べたい。
移植を検討するには、どの細胞からiPS細胞を作れば、安全なのか、早く絞り込む必要がある」
と話している。

 この結果は、米専門誌ネイチャーバイオテクノロジーでも発表する。

朝日新聞
http://www.asahi.com/science/update/0709/OSK200907090173.html


Variation in the safety of induced pluripotent stem cell lines
Nature Biotechnology
Published online: 9 July 2009 | doi:10.1038/nbt.1554
http://www.nature.com/nbt/journal/vaop/ncurrent/abs/nbt.1554.html
2名無しのひみつ:2009/07/11(土) 14:00:37 ID:UGt/EWAU
レトロがあるかないかだろ
3名無しのひみつ:2009/07/11(土) 14:16:42 ID:O6B39tly
レトロトランスポゾン?
4名無しのひみつ:2009/07/11(土) 14:33:02 ID:KWfcWqeX
皮膚生検からははっきりダメということだな。
血液細胞からは検討してないけど、まだ iPS 細胞にすること自体が未完成だな。
5名無しのひみつ:2009/07/11(土) 15:54:12 ID:nIa6dGDd
腫瘍撲滅を目指すより、特定の蛋白に結合して致命的なダメージを負うレセプターか何かの遺伝子を
何個か仕込んで、腫瘍になったらその蛋白を使って殲滅するようにすればいいんじゃね?
6名無しのひみつ:2009/07/11(土) 16:33:31 ID:UTf3T875
胎児より肝臓が結果良いって野は

肝臓の再生力の所為で、遺伝子にエラーが少ないとか課?
7名無しのひみつ:2009/07/11(土) 17:03:28 ID:PXiazdyw
癌の研究も一気に進みそうだな…
8名無しのひみつ:2009/07/11(土) 17:03:45 ID:Fo1Y2/Ua
というか、iPS細胞とひとくくりに表現できないってことだろ。
ぱっと見で同じに見えても実際は違う。
9名無しのひみつ:2009/07/11(土) 17:14:38 ID:8vfwjP/8
人間のしっぽはどうやって検証するんだよ
10名無しのひみつ:2009/07/11(土) 18:28:26 ID:0nYkLTAx
皮膚は紫外線にさらされていることと関係あるのかな?
11名無しのひみつ:2009/07/11(土) 19:44:47 ID:Ip53n5RJ
マウスだから毛があるぞ
12名無しのひみつ:2009/07/11(土) 20:06:36 ID:pGvTBvjz
>>5
あったまいい!

13名無しのひみつ:2009/07/11(土) 21:37:34 ID:8hiTwBC7
>>5
そんなもの癌化したら意味無くなるよ。
14名無しのひみつ:2009/07/12(日) 03:48:54 ID:zbjBpRcL
結局、iPSは見た目ESになるけど、すこしずつ元の細胞の性質を引きずってるから、
性質や腫瘍の出来やすさが違うってことだろ。

これ、神経細胞じゃないものに分化させて移植したらまた違う結果になるんじゃね?
15名無しのひみつ:2009/07/12(日) 08:16:23 ID:mVWBxl1J
>>2
kwsk
16名無しのひみつ:2009/07/12(日) 16:54:45 ID:G5YJ7uC+
マウスカワイソス
17名無しのひみつ:2009/07/13(月) 20:19:51 ID:xlXSYagi
癌細胞<<iPS細胞<<<|越えられない壁|<<<ES細胞<<卵細胞
 
iPS細胞の癌化を阻止できるのだったら、
それこそが癌の治療法への突破口になるのに
なにか研究の方向を間違えているところがワロス

「iPSで金儲け」「iPSで研究費獲得」
欲に目がくらんだ研究は、エセ科学か捏造論文に終わる
18名無しのひみつ:2009/07/14(火) 11:15:22 ID:rD66IpTO
>>8
じゃあ万能細胞じゃないってことになるの?
19名無しのひみつ:2009/07/14(火) 13:03:51 ID:9JHSCqcC
>>18
万能性と腫瘍のできやすさは別の指標だろ
関連性はあるだろうけど
20名無しのひみつ:2009/07/14(火) 13:52:27 ID:0d3XLDfR
>17
高卒は黙ってろ
21名無しのひみつ:2009/07/15(水) 00:57:52 ID:Y+kiLYGu
>>17
そもそも、ESと受精卵に越えられない壁があるのに、なぜそれを書かない?
あと、全身iPSのネズミも生まれてるんだろ? ESとiPSは確かに違うものだが、ESの機能をiPSは代替できるようになっていくんだろうな。
22名無しのひみつ:2009/07/15(水) 10:28:00 ID:hejyiF8Y
全身iPS細胞はまだないはず。本物と混合した「キメラ」まで
しかも
「初期胚に移植を行うことにより複数のクローンからキメラマウスが誕生した
このうち一部からは子孫も産まれてきており、Nanog-iPS細胞はES細胞に
匹敵する分化能力を有していることが示された。
ところが、キメラマウスとその子孫の約20%に腫瘍ができることが判明した。」
23名無しのひみつ
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