【生物】国内最古､4万1000年前のヘラジカ化石確認　野尻湖発掘調査団　長野

上水内郡信濃町の野尻湖底で、現在は日本に生息していないヘラジカの
左下あごの一部と臼歯の化石が県内で初めて出土し、国内最古となる約４万１千年前の
中期旧石器時代のものであることが２１日、分かった。

国内のヘラジカの化石はこれまで、約２万年前にとどまっていた。
研究者は、寒冷な気候に適応した北方系哺乳（ほにゅう）類のヘラジカをめぐり
「日本に現れた時期が大きくさかのぼる貴重な発見」と評価。
４万年前前後に狩猟生活をしていたとされる「野尻湖人」とのかかわりについても、
研究が進むきっかけになりそうだ。

野尻湖発掘調査団が、歯の特徴などからヘラジカと断定した。
２６日から千葉市で開く日本古生物学会で発表。ヘラジカの化石は７月１８日から
信濃町の野尻湖ナウマンゾウ博物館特別展で公開される。

ヘラジカの化石は昨年３月、第１７次野尻湖発掘調査の際に立（たて）が鼻遺跡で出土。
下あごは長さ約１４センチ、高さ約７センチ。長さ４・５センチ、高さ２センチほどの
第３大臼歯が付いていた。１９８７年と２００６年の発掘調査で近くの同じ地層から見つかり、
オオツノジカの化石と考えられていた骨と歯が、今回の下あごの一部であることも判明した。

同調査団によるとヘラジカは現在、アラスカやカナダ、シベリアなどの高緯度の
針葉樹林や落葉樹との混合樹林地帯に生息する。
シカ科で最大級の動物で、体長は２４０〜３１０センチ、体重は２００〜８００キロ。寒冷な水辺を好む。
野尻湖ではこれまで、北方系ではないナウマンゾウのほか、オオツノジカの化石の発掘例が多かった。
>>2へつづく


ソース：信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/news/20090622/KT090621FTI090008000022.htm
画像：
第１７次野尻湖発掘で見つかったヘラジカの左下あごと第３大臼歯の一部（写真上の右上）。
写真上にあるそれ以外の第２大臼歯とあご外部の一部は１６次までの発掘で見つかっており、
組み合わせると合致（写真下）。同一個体のものとみられる
http://www.shinmai.co.jp/news-image/KT090621FTI0900080000221.jpg
http://www.shinmai.co.jp/news-image/KT090621FTI0900080000222.jpg

>>1のつづき

国内でのヘラジカの化石出土は岩手県に２例、岐阜、神奈川県に１例ずつあるが、
確認できた最も古いもので約２万年前だった。

野尻湖発掘ではこれまで、４万年ほど前の地層から石器などが見つかり、
ナウマンゾウが生息していた時代に野尻湖人が狩猟生活をしていたと推測されているものの、
不明点が多い。
同調査団長の赤羽貞幸信大教授は「ヘラジカも同じころに生息していたことになり、
野尻湖人がどのような環境で暮らしていたかを知るきっかけになる」と話す。

ヘラジカと同じ北方系のマンモスは、国内では北海道だけで確認されている。
群馬県立自然史博物館の長谷川善和館長（古脊椎動物学、飯田市出身）は
「マンモスの化石が本州で見つかる可能性も出てきた」と指摘している。

>>1
依頼がありました
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1242130234/151

オオツノジカとヘラジカの区別はどこで付くのかｗ

オオツノジカは現在もヨーロッパにいるダマジカの系統だと聞いている

日本の大型哺乳類は氷河期の前後にいっぱい絶滅したんだよな

さみしい

またレスの付かない古生物スレの誕生か！

ちなみに、日本から出ているオオツノジカは、ヤベオオツノジカといって、
ヨーロッパ産とは別属。角もあんまり大きくない。

4万年前のラジカセの化石が！？！？！？

何へらへらしてんだか

＞左下あごの一部と臼歯の化石
それだけでヘラジカとわかるのかよ。けっこうスゴイことだ。

チデジカとヘラジカの違いについて…

いや、何でもない。忘れてくれ。

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ラジカセの化石ってなんだあ？っておもてしまたよ。