【生物】オオミズナギドリを衛星で追跡 京都府立大など、冠島の4羽に送信機

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1かわはぎφ ★
 京都府舞鶴市・冠島を繁殖地とする京都府の鳥オオミズナギドリの行動を人工衛星で追跡する調査に、
京都府立大などが乗り出す。冠島の個体に対する衛星追跡調査は初めてで、「これまで分からなかった
生活パターンが明らかになる」と研究者たちは期待を寄せている。

 調査するのは、府立大生命環境科学研究科の平井正志教授(細胞工学)や、山階鳥類研究所(千葉県)の
研究者グループ。今年8月、舞鶴市の鳥類研究家らと協力し、人工衛星に位置情報を送る小型の送信機を
成鳥4羽に取り付ける予定。約2カ月間にわたって追跡し、生態を調べる。

 これまで個体番号を記した足輪でおおまかな行動範囲は分かっていたが、衛星による追跡調査で、
正確な移動の経路やパターンを把握できるという。

 平井教授は「他地域での追跡調査では、1週間ほど巣を離れる個体がいることが分かっている。
冠島でも東北や北海道まで移動している可能性がある」と話している。

 オオミズナギドリは体長50センチほどで、冠島では10万〜20万羽が生息。島全体が繁殖地として
国の天然記念物に指定されている。3〜10月に地面に掘った巣で交尾や産卵を行い、
冬場は5000キロ離れた東南アジアなどで越冬する。
(京都新聞)
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009062100026&genre=G1&area=K00
2名無しのひみつ
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