<はしか免疫ない乳児4割、10年で4倍 母も持たず>
2009年6月4日19時9分
はしかへの抵抗力のない乳児(6カ月未満)の割合がこの10年で4倍の約4割に増えたことが、
国立感染症研究所の調査でわかった。免疫のない母親が増えたためとみられる。
はしかによる死亡は0〜1歳児が多いが、0歳児は生ワクチンの接種ができない。
専門家は、1歳以上ヘの予防接種を徹底して流行を防ぐよう呼びかけている。
乳児は生まれてから半年前後、母親から受け継いだ免疫で、はしかなどの病気から守られている。
免疫力の元になる母親の抗体は、胎盤を通して移る。
1歳までに母親の抗体はほぼなくなり、自分の免疫で身を守るようになる。
だが、母親が免疫を持たない病気には乳児も最初から免疫がない。
感染研が0歳児のはしかに対する免疫保有状況を調べたところ、6カ月未満児で抗体が
なかったのは08年度が約4割に上り、97年度の約1割の4倍に増えていた。
08年度の6、7カ月児で抗体のない割合は74%、8、9カ月児では85%と月齢とともに
さらに増えていた。
はしかの定期予防接種は78年に始まり、その後、流行は減った。
06年からは1歳と小学校入学前の1年間の計2回打つようになったが、若い母親の中には、
はしかにかかったことがなく、予防接種も1回しか受けていないため、免疫がなかったり、
弱かったりする人が増えているという。
妊娠判明後は、胎児への影響から予防接種できない。
将来、妊娠する可能性があれば、抗体がない人は、接種したほうがいいようだ。
99〜02年、国内のはしか患者の約半数は2歳以下だった。
生まれつき免疫のない乳児が増え、はしかが突然流行すれば、0歳児の死亡が増えるおそれがある。
未成年のはしかの報告数は06年は516人まで減ったが、07年には3132人に増えた。
はしかの予防接種は、弱毒化したウイルスをそのまま使う生ワクチンなので、
0歳児には危険で接種できない。
感染研の岡部信彦・感染症情報センター長は「1歳以上の児童や大人に2回接種を徹底することで、
はしかの流行をなくすことが重要だ」と話している。(鍛治信太郎)
記事引用元:asahi.com(
http://www.asahi.com/)
http://www.asahi.com/science/update/0604/OSK200906040044.html >>2 よく読むんだ。
>>1に妊娠判明後は胎児への影響から予防接種できないと書いてあるよ。
何十万人に一人というワクチンの副作用の犠牲者をことさら祭りたて、日本のワクチン制度を
滅茶苦茶にしたゴミ団体は死ねよマジで。
そして訴訟を恐れて制度を変えた無能厚労省も解体されろ。