【システム生物学】がん悪性化 仕組み解明へプロジェクト 京大、東大、理研 [09/05/25]

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□がん悪性化 仕組み解明へプロジェクト 京大、東大、理研 [09/05/25]

 京都大生命科学研究科の松田道行教授(病理学)、東京大、理化学研究所の
グループは二十五日までに、がん細胞の悪性化で働く物質とそのメカニズムを
突き止める新たな研究プロジェクトを始めた。

 最先端の画像化技術と、ゲノム情報の超高速解析装置「次世代シーケンサー」などで
がん細胞を解析、乳がんと脳腫瘍の新たな治療法開発につなげる。

 研究プロジェクトは「細胞がん化シグナルネットワークの統合システム解析」で、
文部科学省の「革新的細胞解析研究プログラム」(本年度から五年間)に採択された。

 がん細胞は、遺伝子DNAの変異だけでなく、タンパク質合成のために情報を伝える
メッセンジャーRNAや、さまざまな機能が明らかになってきたマイクロRNAの発現の変化に
よって、浸潤や転移などの悪性化が引き起こされる。しかし、RNAは遺伝子より種類が多く、
網羅的な解析は難しかった。

 研究プロジェクトでは、二つの物質の接近で光る「FRETバイオセンサー」技術で、
がん細胞を悪性度に応じて選別し、それぞれの細胞のRNAを次世代シーケンサーで網羅的に
解析し、重要なRNAを特定する。さらに、遺伝子の発現を制御する転写因子の集団を
コンピューター解析し、がん悪性化のメカニズムの全体像を分子のネットワークから解明する。
(後略)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009052500083&genre=G1&area=K00(引用元配信記事)
血管(赤色部分)と周辺に浸潤する悪性化したがん細胞(緑色部分)
http://www.kyoto-np.co.jp/static/2009/05/25/P2009052500083.jpg
京都新聞
http://www.kyoto-np.co.jp/ [09/05/25] 配信

BIOSTUDIES|京都大学大学院 生命科学研究科
http://www.lif.kyoto-u.ac.jp/j/
http://www.lif.kyoto-u.ac.jp/
京都大学大学院 生命科学研究科・生体制御学 医学研究科・病態生物医学 松田研究室
http://www.path1.med.kyoto-u.ac.jp/mm/index.htm
http://www.path1.med.kyoto-u.ac.jp/mm/project.htm
2名無しのひみつ:2009/05/25(月) 16:30:40 ID:6YgDL7Mc
           ∩ノ
          / つ
         / /  / ̄ ̄ ̄ ̄
      ∧ ∧/   < 美光!
     ⊂(><) 彡   \
        ⊂彡       ̄ ̄ ̄ ̄
   ____●●●___ バイーン
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3名無しのひみつ:2009/05/25(月) 22:01:39 ID:83ZSOU4t
細胞の社会にも、役に立たないどころか、社会の存続を脅かす奴がいるんだなあ。


人間社会の癌の悪性化の仕組みも解明しないとな。
4名無しのひみつ
それは社会を形成した集団での各個思考放棄方向への
エントロピィの増大が原因じゃないの?