【遺伝子】変異体カイコでパーキンソン病の疾患モデル確立へ/東京大

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1白夜φ ★
<東大、変異体カイコでパーキンソン病の疾患モデル確立へ>
 
東京大学の嶋田透教授、勝間進准教授らは、カイコの変異体を用いることで、
人間の遺伝病であるSPR欠損症やパーキンソン病の疾患モデルを確立できる可能性が
あることを明らかにした。また変異体カイコに薬物を投与し、成虫になる前に死んでしまう
ことを回避することにも成功した。今回の成果により適切な疾患モデルを作製できれば、
新たな治療法の開発につながる。
 
カイコの幼虫の体の色は正常な場合は白だ。だが突然変異により全身が黄色いカイコも存在し、
摂食障害により幼虫の段階で死んでしまう場合もある。
 
嶋田教授らは変異が生じたカイコの解析を試みた。
するとセピアプテリン還元酵素(SPR)の遺伝子の構造に異常が起きていることを突き止めた。
遺伝子異常に伴いドーパミンの生産量が減ってしまい、エサを食べる時に必要な神経活動が
できないことを明らかにした。

(掲載日 2009年05月20日)

記事引用元:日刊工業新聞(http://www.nikkan.co.jp/
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0620090520eaai.html

▽関連リンク
東京大学大学院農学生命科学研究科・農学部
ヒトSPR欠損症のモデルとしてのカイコの突然変異lemon
http://www.a.u-tokyo.ac.jp/topics/hitospr.html
2名無しのひみつ:2009/05/21(木) 21:21:09 ID:5GSBPtf4
えー、では、Aゲト。
ありがとうございます。
3名無しのひみつ
嶋田透教授がキーパーソンなんだなー