【発生生物学】脊椎動物の背骨が形成される際　組織を繰り返し切断し、小分けする遺伝子の仕組みを解明／奈良先端科技大

遺伝子：組織を“整形”　奈良先端科技大が解明
　
脊椎（せきつい）動物の背骨が形成される際、ようかんを端から切り分けるように作用する
遺伝子の仕組みを奈良先端科学技術大学院大の高橋淑子教授（分子発生生物学）らの
研究グループが世界で初めて解明した。
この遺伝子の作用で、同じようなサイズの骨がいくつも並んで連なる背骨ができているらしい。

高橋教授らは、受精２日目のニワトリの胚（はい）を使い、背骨のもとになる「体節」の分化に
必要な遺伝子を研究。電気刺激を与えて細胞内に遺伝子を導入し、通常は切断が起きない
組織で、どの遺伝子が切断を引き起こすかを約２０種類を使い実験した。
その結果、「エフリン」と呼ばれる遺伝子だけが切れ目を入れ、切断面をなめらかにする作用を
起こしていた。高橋教授は「再生医療で、組織を必要な大きさに整形する『遺伝子メス』のような
応用が期待できる」と話している。【曽根田和久】

記事引用元：毎日ｊｐ（http://mainichi.jp/）
http://mainichi.jp/kansai/news/20090509ddn003040030000c.html

▽関連リンク
NAIST 奈良先端科学技術大学院大学 - ホーム（http://www.naist.jp/）
［プレスリリース］バイオサイエンス研究科 高橋淑子教授が、組織を繰り返し切断し、
小分けする仕組みを世界で初めて解明（2009/5/8）
http://www.naist.jp/news/detail_j/topics/642/
組織を繰り返し切断し、小分けする仕組みを世界で初めて解明
「一人二役」の遺伝子の発見
〜再生医療への応用に期待〜
http://www.naist.jp/pressrelease/detail_j/topics/641/

栗ようかんは絶品

追加
http://tokyo.machi.to/bbs/read.cgi/tokyo/1182593042/333

生物そのものののマクロレベルの｢進化｣ならば、｢これはいかなる必要性があって、何のために｣という思念が起こるのだが、
これがこのような遺伝子レベル・分子レベルの｢進化｣・複数種類のたんぱく質分子のある一つの目的へ向かっての個々の「分業」ともなると、
そういうマクロに対するどちらかと言えば擬人的な思念も飛び越えて、
これはもはや｢神の意思の働きの元での神の創造の御業｣という感慨すらわいてくる。

>>4
バカだな、全部偶然と必然だよ

Abstract
Published online before print April 20, 2009, doi: 10.1073/pnas.0902859106
PNAS May 5, 2009 vol. 106 no. 18 7467-7472

EphrinB2 coordinates the formation of a morphological boundary
and cell epithelialization during somite segmentation
Tadayoshi Watanabea, Yoshiko Takahashia et al. 2
2 Graduate School of Biological Sciences, Nara Institute of Science and Technology,
8916-5, Takayama, Ikoma, Nara 630-0192, Japan;
http://www.pnas.org/content/106/18/7467.abstract?sid=bea3dc15-364a-4d52-bad1-81a4bef9e2cb

Proceedings of the National Academy of Sciences
http://www.pnas.org/

※※関連過去スレ
【新育毛剤】発毛を左右するたんぱく質"ＢＭＰ"と"エフリン"特定
http://book.2ch.net/bizplus/kako/1055/10557/1055766955.html
【育毛】発毛促進シグナルの１つである「エフリン」が“毛根の数を増やす”＝ライオン
−2ch NewsZIP[科学ニュース＋]
http://science.news2ch.net/read.php/1102340690/