【水産】山あいの温泉水、トラフグ育む 栃木で養殖の試み
1 :
◆3333333SUM @カブラッチョφ ★:
(ニュースソース)朝日新聞
http://www.asahi.com/national/update/0508/TKY200905080057.html 塩分を含む温泉水を使って高級魚のトラフグを養殖する試みが、「海なし県」の
栃木県那珂川町の山あいで進められている。1200匹を育てられる養殖場が
近く稼働、1年後には1トンを地元旅館などに出荷する計画だ。「新たな地域の
特産品に」と関係者は夢を思い描いている。
養殖に使うのは、町内のゴルフ場でわき出る温泉水。約1.2%の塩分を含み、
生育に害を及ぼす硫黄などの不純物がほとんどないという。
「海水魚を育てられるのでは」。町内で水質や土壌の調査会社を経営する
野口勝明さん(52)が思いついたのがきっかけだ。海水魚の陸上養殖を研究
している東京大学大学院の金子豊二教授(魚類生理学)に相談したところ、
「面白い。世界的にも例のない試みだ」と技術協力を得られることになった。
養殖する海水魚は「どうせやるなら高級魚を」とトラフグに決めた。昨年6月、
自分の会社のガレージに設けた水槽で、静岡県から仕入れた100匹を育て始めた。
地元企業と「那珂川町里山温泉トラフグ研究会」を設立。金子教授の研究室のほか、
宇都宮大農学部の研究室や栃木県水産試験場などが技術支援に名を連ね、
町も協賛に加わった。
奇抜にも見える「温泉トラフグ」だが、長所がある。成長が早いことだ。海の養殖だと
水温が下がる冬に育ちが悪くなるが、温泉を使えば生育に適した水温に保てる。
このため、通常より半年ほど早い1年ほどで、出荷できる重さ1キロ程度に育つという。
使う温泉水の塩分濃度は海水の3分の1ほどだが、金子教授によると、これも体内の
塩分濃度約0.9%に近いため、フグが体内で塩分を薄めるエネルギーを節約でき、
早い成長につながるという。
目下の課題は、海水で育ったフグに比べて肉にやや歯ごたえがなく、軟らかいこと。
塩分濃度が低いため、水分が多いのが原因らしい。このため、野口さんらは「研究者と
協力し、育て方を工夫して改善したい」と話す。
続きは
>>2以降で
町も「新たな地域ブランドに」と期待する。今年度予算に研究会への補助金30万円を計上。
近く町施設を養殖場として提供する。本格的な養殖開始に向け、野口さんの会社はすでに
地元の馬頭高校水産科の卒業生2人を雇った。
フグ類の養殖は、農水省の統計(06年度)によると、長崎県の2520トンを筆頭に、
熊本県574トン、愛媛県419トンと西日本勢が上位を占める。「那珂川町は首都圏に近く、
西日本の生産地とも張り合えるはず」と野口さん。09年度は1トン、10年度には10トンの
出荷を目指すという。
(依頼スレ221さんの依頼により立てました)
3 :
名無しのひみつ:2009/05/10(日) 23:53:12 ID:7RsUfRjr
毒性はどうなのかな?
4 :
名無しのひみつ:2009/05/10(日) 23:59:33 ID:ZLAyZpWr
>海水で育ったフグに比べて肉にやや歯ごたえがなく、軟らかいこと。
>塩分濃度が低いため、水分が多いのが原因らしい。
ん?と言うことは、柔らかい方が望ましい魚種を選べばいい結果が得られるかも知れんと言うこと?
5 :
名無しのひみつ:2009/05/11(月) 00:28:58 ID:gXzOvAVa
>>4 柔らかい方が望ましい魚種ってあまり思いつかないな
刺身は歯応え命だし、焼いても煮ても柔らかい魚は身が崩れてしまう
元来水気が多くて柔らかい魚は澱粉を混ぜて安い練り物用になるくらいだと
6 :
名無しのひみつ:2009/05/11(月) 00:39:46 ID:zA9ZCAlg
卸す直前に塩分濃度をあげればいいのでは?
2日も入れておけば引き締まるんじゃね?
7 :
名無しのひみつ:2009/05/11(月) 00:44:37 ID:0wKZuZlb
柔らかいっていうより水っぽくなる?
確かにあまり美味しそうじゃないな
8 :
名無しのひみつ:2009/05/11(月) 00:53:12 ID:T68URfMl
干物にすれば関係なくね?
9 :
名無しのひみつ:2009/05/11(月) 00:53:47 ID:XqCRbqEp
>>6 あああああーーーーー もったいない。
何気ないその一言で何億円という特許収入が失われてしまったかも知れん。
一生悔やんでも悔やみきれないかも知れませんね!
10 :
名無しのひみつ:2009/05/11(月) 00:54:54 ID:zm8b3OKb
養殖は毒ないんじゃないか。
11 :
名無しのひみつ:2009/05/11(月) 00:55:17 ID:0YD0BtOw
激しい潮の流れを作り出せば身が引き締まると思う
12 :
名無しのひみつ:2009/05/11(月) 01:01:39 ID:LyQi5A9G
餌に気をつければ無毒ですよ
13 :
名無しのひみつ:2009/05/11(月) 01:08:43 ID:ZVJ+x9Yq
運動量の問題だろ。
たしか水槽内に水流つくって、筋肉つけてるとこはおいしいと評判だったはず。
14 :
名無しのひみつ:2009/05/11(月) 01:09:42 ID:zA9ZCAlg
>>9 オレが思うって事は専門家はもっと先に思いついてしかるべきだろ
大方コスト的に採算あわんのだろうけどね
15 :
名無しのひみつ:2009/05/11(月) 01:15:20 ID:HOaioQog
一夜干しにすればおk
16 :
名無しのひみつ:2009/05/11(月) 02:06:25 ID:qBNs8h8c
レポーター:栃木県のいいところは?
特攻隊の人:ないんだな、これが
・・・写真(ry
17 :
名無しのひみつ:2009/05/11(月) 03:26:00 ID:Et1YTf1E
>海水で育ったフグに比べて肉にやや歯ごたえがなく、軟らかいこと。
>塩分濃度が低いため、水分が多いのが原因らしい。
これはあやしい
養殖一般の問題として、自然よりも早く育てるから肉質が軟らかく、うまみが少ない傾向がある
それは早く大きくなったとしても体は成長していないため、体内水分量が多いから
人間でも子供ほど水分が多く、年寄りでは少ない
この理由を出さないのは、この研究チームがアフォか、早く出荷するメリットを消したくないかのどちらかだな
18 :
名無しのひみつ:2009/05/11(月) 06:00:26 ID:GnvpGjjy
愛媛は既に陸上養殖しているよ
19 :
名無しのひみつ:2009/05/14(木) 11:31:53 ID:5S9oQCBX
また竹子ネタか・・・
20 :
名無しのひみつ:2009/05/14(木) 14:22:28 ID:6riNZX11
>>10 毒の元になってるバクテリアが入らなければね。
何も考えずに、毒持ちフグの稚魚を仕入れてて、その糞等から既に上記バクテリアが養殖プール内に繁殖してる。
と予想するw
21 :
名無しのひみつ:2009/05/14(木) 14:42:27 ID:RFqzEeEl
バランス少し調整すればいい感じになりそうだな
22 :
名無しのひみつ:2009/05/14(木) 16:11:27 ID:/RPfCHBY
海よりも安定した養殖ができそう。
23 :
名無しのひみつ:2009/05/24(日) 04:32:37 ID:6W7Kbifz
人工池で海水魚を養殖するという方法は、
今後主流になっていくんじゃないかな?
24 :
名無しのひみつ:2009/06/05(金) 18:27:24 ID:kHQWUG4Q
25 :
名無しのひみつ:2009/06/09(火) 13:27:02 ID:DmHWsh7O
希志あいの温泉
26 :
名無しのひみつ:2009/06/11(木) 15:07:08 ID:FmuQpvcu
養殖すると水が汚れるから貝の養殖で浄化すれば。蛤やなんか。
27 :
養殖業者:2009/06/12(金) 10:57:20 ID:XaK8pyRa
「09年度は1トン、10年度には10トンの出荷を目指すという。」
↑って、養殖初心者が出す、予測生産量だなww
28 :
名無しのひみつ:2009/06/12(金) 11:01:12 ID:m6nDVO6f
耶麻 愛 の混浴温泉水か
29 :
名無しのひみつ:
温泉水のフグ育ってます
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20090611-OYT8T00088.htm 塩分濃度1・2%の温泉水で高級魚トラフグの飼育実験を行っている那珂川町の
官民組織「里山温泉トラフグ研究会」は10日、養殖の商業化に向けた実証試験を
始めた。取り寄せた稚魚1000匹が、旧武茂小学校の教室に設置した水槽に
放たれた。1年間順調に育てば、来年は稚魚を1万匹に増やして本格的に養殖を
行い、2011年に「温泉トラフグ」のブランド名で年間10トンの出荷を目指す。
同研究会は、町と商工界、温泉関係者らで組織する。中心メンバーは
代表幹事で、大気や水質の計量分析を行う「環境生物化学研究所」社長、
野口勝明さん(52)。町内の温泉水が、海水魚の養殖に適しているとして、
昨年6月からトラフグの稚魚100匹の飼育実験を始めた。
その結果、この1年で約30匹が体長30センチ前後、重さが最大で1キロまで
育った。海での養殖よりも約5か月早く出荷できるという。温泉水を年間を通じて
温度が23度前後に安定させているため、成長が早まるとみられる。魚肉の含水率は
天然トラフグより5%ほど高いが、「身は柔らかく、味は変わりない」という。
研究会はこの成果を踏まえ、今年度は商業化に向けた実証試験を行うことを決め、
近畿大白浜水産研究所(和歌山県)から10日、稚魚1000匹が到着した。
「温泉トラフグ」の名称を商標登録申請中で、野口さんは「フグ問屋から『加工施設を
出したい』と問い合わせも来ている。地域の産業振興に役立ちたい」と夢を膨らませる。
同研究会は17日、この1年間飼育したトラフグを食材に、福田知事や地元関係者を
招いた試食会と、東大大学院の金子豊二教授(魚類生理学)の講演会を開く。
(2009年6月11日 読売新聞)