【生化学】群青色の「蛍光たんぱく質」を開発　強い酸性やアルカリ性の中でも高い発光能力　北大グループ

北海道大電子科学研究所の永井健治教授らの研究グループは、強い酸性やアルカリ性の中でも
高い発光能力を持ち、退色しにくい群青色の「蛍光たんぱく質」の開発に成功した。

青色系の蛍光たんぱく質の開発は世界で２例目。
６日付の米科学誌「ネイチャー・メソッズ」電子版に掲載された。

蛍光たんぱく質は、薬剤の体内での働きを確認する目印などに用いられている。
ノーベル化学賞を受賞した下村脩博士が発見した緑色系や、赤色系が大半で、
青色系はこれまで１種類しかなかった。

研究グループは、緑色蛍光たんぱく質を構成するアミノ酸の一種トリプトファンの一部を、
別のアミノ酸フェニルアラニンに置き換えたところ、群青色の蛍光たんぱく質ができたという。
酸性、アルカリ性の程度を問わずに発光能力が高く、従来の青色系に比べ、
退色する割合が約６０分の１だった。

永井教授は「酸に強い特性を生かし、胃の中などのたんぱく質の動きを直接観察したり、
蛍光発色の繊維の開発への応用が考えられる」と話している。


ソース：読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20090407-OYT1T00067.htm
画像：北大の永井教授らが開発した群青色の蛍光たんぱく質（左端）。
　　　　左から４番目が下村脩博士が発見した緑色蛍光たんぱく質
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20090406-119147-1-L.jpg

ぐんじょう色

ぐんじょういろ　ﾅﾂｶｼｽ

アンディ・ウォホールの真似、流行ったなあ
歳がばれるなぁｗ

これは食糧になりますか？

Tsienのノーベル賞対象論文（Proc Natl Acad Sci U S A. (1994) 91:12501-12504.）が
アミノ酸改変による青色蛍光タンパクの開発だが、
それ以来青色系は一個もできてなかったのか？

きれいですなー

ｷﾃﾞｲ

下村さんの研究の応用か

波長短い光当てると細胞死ぬから青色って使い勝手悪いんだよね

細胞毒性も高いけど、多重発現のために選択肢が増えるのは嬉しい。
青色は選択肢が少なかったからな。

DAPIよりいいの？

>>6
　
ＧＦＰ-baseの蛍光蛋白つーことぢゃね？ｗｗｗ
　
ＧＦＰ以外に由来する蛍光蛋白なら普通に市販されてるｗｗｗ

アカ　ミドリ　アオ　グンジョウイロ　キレイ

イクラセンセへのオマージュでFRETやってたラボだな。
おめでとうございます。

>>12
DAPIは核染色だから用途が違うだろ

褪色が少ないとタイムラプス観察が楽になるね。

群青の空を越えて

発色イマイチの水色蛍光ペンの改良マダー？

>>6
いっぱいあるよ。