【医学】体内の放射性物質を手掛かりに、心臓の細胞が自己再生する事実を確認

このエントリーをはてなブックマークに追加
11/2@白夜φ ★
<心臓細胞の自己再生を確認>

ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト4月 3日(金) 19時43分配信 / 海外 - 海外総合

体内の放射性物質を手掛かりに、心臓の細胞が自己再生する事実を確認したとする研究論文が発表された。
一般に、心臓は損傷を受けると回復が困難とされるが、この研究によって、心臓治療に新たな
道が開かれるかもしれないと期待されている。

成人のヒトの場合、心臓についても細胞が定期的に分裂・再生して入れ替わっているのかに
ついては、長い間はっきりしたことはわからなかった。だが今回の研究により、全身に血液を
送り出す際に心臓を伸縮させる心筋の細胞が、実際に自己再生していることが確認された。
また心筋細胞の再生率は、25歳では年に1パーセント、75歳ではかなり低く、年に0.45パーセント
前後であることもわかった。

共同研究者の1人で、スウェーデンのカロリンスカ研究所で細胞生物学を研究している
ヨナス・フリーセン氏によると、「心筋細胞が自己再生するという事実を証明できなかった
背景には、この再生率の低さがある」と話す。「寿命の短い細胞であれば、頻繁に自己再生
されるため、その研究も容易だが、再生率の低い細胞を研究する場合には従来の手法は
役に立たない」。

そこで今回の研究では、画期的な手法が用いられた。1950年代に地上核実験が行われていたことに
着目した研究チームは、核実験より前に生まれたヒトを対象に、その体内に含まれる放射性物質を
詳しく調査し、被ばくした心筋細胞が被験者の誕生後に生まれたものであることを突き止めた。

アメリカ心臓協会の会員で、メリーランド州ボルチモアにあるジョンズホプキンス大学のゴードン・トマセリ氏は
次のように話す。「これまでにも心筋細胞が自己再生するという証拠はいくつか発見されていたが、
それについてはあまり議論がなされなかった」。その上で同氏は、「今回得られたデータは、
心筋細胞の再生が心臓内部で行われることを示唆するものだ」と指摘する。

1950年代、地上で核実験が行われていた影響により、大気中に含まれる放射性炭素(炭素14)の量は
飛躍的に増加した。そのため、当時既に生存していた人々の組織からは微量の炭素14が検出される。
この事実を利用すれば、DNAに含まれる炭素14の量から、その細胞が生まれた時期を特定することができる。

フリーセン氏らは、カロリンスカ研究所で死亡した患者14人の心筋細胞と、イギリスのヒト組織バンクに
保管されていた心筋細胞から、それぞれ細胞核に含まれるDNAを抽出した。研究の詳細は3日、
「Science」誌で発表される。

>>2以降に続く)

記事引用元:Yahoo!ニュース(http://headlines.yahoo.co.jp/hl
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20090403-00000004-natiogeo-int

2009年4月、1950年代の地上核実験に伴う放射性物質を分析することにより、
成人のヒトの心筋細胞が再生されることを突き止めたとする研究論文が発表された。
(Illustration by Mattias Karlen via Science)
http://ca.c.yimg.jp/news/1238755380/img.news.yahoo.co.jp/images/20090403/natiogeo/20090403-00000004-natiogeo-int-view-000.jpg

※ご依頼いただきました。
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1236828948/97
22/2@白夜φ ★:2009/04/04(土) 22:24:00 ID:???
>>1の続き)
ヒト組織バンクに保管されていた心筋細胞はすべて、1950年代の地上核実験が始まる最長22年前に
生まれたヒトのものである。分析の結果、一部の心筋細胞で炭素14の濃度が高い値を示した。
これはその心筋細胞が、提供者の誕生後に発生したことを示唆している。

フリーセン氏によれば、心臓以外の臓器でも細胞は再生されているが、そのほとんどは心筋細胞よりも
活発に行われるという。例えばヒトの白血球は、1年間ですべて生まれ変わる。

今回の研究結果は、ヒトの心筋細胞の成長を促進する新薬や治療方法の開発に光明を見いだせるかも
しれないとフリーセン氏は指摘する。ヒトの心臓は損傷を受けると回復が難しいが、その原因は心筋細胞の
再生に時間が掛かることにある。

現在、心臓の再生治療は、心臓以外の臓器や骨髄から取り出した細胞を心臓に移植するのが一般的だ。
幹細胞(あらゆる組織に分化できる万能細胞)を使った治療方法もあるが、幹細胞は抽出するだけでも
手間と費用が掛かる上、さまざまな副作用を招く恐れもある。

トマセリ氏は、「今回の発見がきっかけとなって心筋細胞の自己再生を速める治療方法が開発されれば、
これまで移植に頼ってきた心臓の再生治療は一変するだろう」と話す。研究チームは既に、心筋細胞の
再生速度の低下が心疾患の発症に関係しているかどうかを解明する新しいプロジェクトに取り掛かっている。

Christine Dell'Amore for National Geographic News

(了)
3名無しのひみつ:2009/04/04(土) 22:25:17 ID:HHt5cqMA
デブにプルトニウムぶち込んどけ !
4名無しのひみつ:2009/04/04(土) 22:29:58 ID:i5Vj/chl
まじかよ
5名無しのひみつ:2009/04/04(土) 22:45:56 ID:JqWUqnHp
いまいち意味がわからないな。
どれだけの人間が被爆したの?
地球全体?それとも核実験場の近くのアメリカ人?
6名無しのひみつ:2009/04/04(土) 23:19:07 ID:5S1VtSbX
>5
1950-60年頃に太平洋・インド洋をはじめとして開放系核実験があった
米ロ(ソ)をはじめとして気象観測をしていた連中が驚いたことに
核実験で巻き上がった放射性物質は世界中(北半球)で検出された
これがその後核兵器を「実践で使えない兵器」にした理由の一つ

だから被爆したのは当時生きていた全ての人間ということになる
同様にカルシウムの同位体も組成が違うので
粉砕された白骨死体が見つかったらカルシウム同位体の組成を調べる
そうすると1980年以降に生まれたかどうかは区別できる
7名無しのひみつ:2009/04/04(土) 23:29:02 ID:tgfLOhlz
すげぇコロンブスの卵だな。
8名無しのひみつ:2009/04/04(土) 23:33:35 ID:rSrKPQd1
1980の根拠はなに?
9名無しのひみつ:2009/04/04(土) 23:44:52 ID:5S1VtSbX
>>8
1958年までに第一次の1968年までに第二次の核実験ラッシュがあった
原子爆弾実験ラッシュと水素爆弾実験ラッシュといってもいい
その影響はおおよそ6年間大気中の同位体元素で容易に検出できた
1974年はインドの核実験の年
10名無しのひみつ:2009/04/05(日) 11:09:21 ID:PCSnT4QO
ゆとり世代は体の素材から違うってワケだな。
11名無しのひみつ:2009/04/05(日) 11:42:27 ID:5UNBKvjm
広島原爆病院でやりそうな研究だな。日本も追試しろよ。
12名無しのひみつ:2009/04/05(日) 12:14:45 ID:D6+hIWXg
反戦反核市民団体がまた騒ぎ出すぞw
13名無しのひみつ
   △  ¥ ▲
  (  皿 )  がしゃーん
  (        )      
 /│  肉  │\         がしゃーん
<  \____/  >
    ┃   ┃
    =   =
3ゲットロボだよ
自動で3ゲットしてくれるすごいやつだよ