【医学】胚性幹細胞から、拍動する立体的な心筋細胞の構造体をつくることに成功＝九州大

立体的心筋細胞づくりに成功 九州大、再生医療に応用へ

　九州大は４日、マウスの胚性幹細胞（ＥＳ細胞）を基にした心臓の細胞だけから、
心臓と同様に拍動する立体的な心筋細胞の構造体をつくることに成功したと発表した。
これまではシート状のものしかつくれなかった。形も自由にできるため、将来は軟骨や
臓器など幅広い再生医療への応用が期待できるとしている。

　九州大の中山功一特任助教（整形外科）らのグループが、ばらばらの細胞が約１万個
単位に集まった塊を、血液代わりの培養液の中で針や糸に付着させて特定の位置に
２４−４８時間固定、立体的な構造体をつくる技術を新たに開発した。

　九州大によると、これまで立体的な構造体をつくるには、別の生体材料との組み合わせ
が必要だった。細胞のみで立体構造体をつくろうとすると、厚みのために培養液が浸透
しなくなり壊死していた。希望通りに形づくれる新技術では、網状や筒状に立体化させて
内部にすき間を多数つくることで生存率を高めた。厚さ約１ミリのハート形構造体を
培養液内で積み上げると拍動が確認された。

　将来は患者自身の細胞だけを使い、移植のための臓器をつくることも理論的には可能
という。研究成果は、５日から東京で開かれる日本再生医療学会で発表される。

【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200903/CN2009030401000625.html

マウスのＥＳ細胞からつくられた、心筋細胞のハート形の立体的構造体（九州大提供）
http://www.47news.jp/PN/200903/PN2009030401000681.-.-.CI0003.jpg

すごいねこれで心筋梗塞こわくなーい
次は糖尿をよろしく

>>2
すでにできてます。

新型万能細胞 （ ｉＰＳ細胞 ） で ネズミ の 膵臓(すいぞう)作製 に 成功
http://scienceplus2ch.blog108.fc2.com/blog-entry-234.html
>膵臓には、インスリンを分泌するベータ細胞も含まれ、血糖値を正常に保つ機能があることを確認した

2006年のiPS発表から2年でもう糖尿病治療の根本解決につながる技術が哺乳類で実現。
iPS細胞技術は本来、22世紀以降の超技術。ドラえもんがいきなり来たようなもんです。

ありがとう。
もう科学がどんどこ、びゅんびゅん進んで行きますね。楽しみ

脳と神経細胞も出来てるんだっけ
数十年後には全部とっかえられそうだな

ＧＪ
ｉＰＳとＥＳの二人三脚でがんばれ

ちゃんと産業化できれば問題ないんだけどね・・・

こんなに万能細胞の技術が日進月歩なのに
オレの身長が伸びる技術は出てこないんだな

iPS細胞が簡単に扱えるようになったあとは、こういった臓器の構造をつくる研究がまちかまえてるんだろうな。