【技術】タンパク質分子の重さ 世界最高精度で求める方法を開発[01/26]

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1白夜φ ★
<分子の重さ、世界一の精度で計測 県立大が開発>

兵庫県立大学は二十六日、大学院工学研究科の持地(もちじ)広造教授(58)らが、
タンパク質分子の重さを世界最高精度で求める方法を開発した、と発表した。タンパク質ほどの
高分子をそのままで計測する方法はこれまでなく、今後は医療や化学工業など広範な分野での
活用が期待できるという。

研究チームが、独立行政法人科学技術振興機構(JST)から先端計測分析技術・機器開発事業の
委託を受け、二〇〇六年十月から取り組んでいた。

分子サイズの粒子の重さを求めるには、原子から電子を取り除くなどした「イオン」の速度が使われる。

持地教授によると、主流であるレーザーを照射する方法では、ほかの物質を対象に混ぜる必要があった。
別の手法では、一-数十個の原子で構成されるイオンを対象の分子に衝突させて分析してきた。
しかし、衝撃で対象が破壊されてしまい、破片から元の重さを推測するしかなかった。

新手法では、約五百-七千個のアルゴン原子からなる巨大なイオンを衝突させる。衝突させた
イオン自体が分解して衝撃を和らげるため、対象をそのまま分析することができるようになった。

研究成果は近く、質量分析分野の米専門誌に掲載される予定。持地教授は「発見というよりは
発明に近く、これだけ早く成果が出るとは思わなかった。今後、詳細な原理を研究しながら、
次世代の技術に応用していきたい」と話している。(霍見真一郎)

(1/26 21:44)

記事引用元:神戸新聞NEWS(http://www.kobe-np.co.jp/
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0001673395.shtml

タンパク質分析の新旧手法の違い
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/Images/01673899.jpg

▽関連リンク
独立行政法人 科学技術振興機構(http://www.jst.go.jp/
新しい生体用二次イオン質量分析法を開発
(たんぱく質分子イオンを解離させずに検出に成功)
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20090126-2/index.html
2名無しのひみつ:2009/01/27(火) 21:56:58 ID:o9ZkUErs
ちっちゃいのじゃだめだったからでっかいのをぶつけてみたんだね
3名無しのひみつ:2009/01/27(火) 21:58:42 ID:4qX/ur0p
わけがわからない。カイジにたとえてくれ
4名無しのひみつ:2009/01/27(火) 21:59:35 ID:YCnDwepW
>>3
ビル自体を傾ければいいジャンw
5名無しのひみつ:2009/01/27(火) 22:04:52 ID:/no72HuM
>約五百-七千個のアルゴン原子からなる巨大なイオン

そもそも、そんなものが作れて準安定に存在できるなんて知らなかったな。
6名無しのひみつ:2009/01/27(火) 22:06:28 ID:Hz3jcZGq
これすごい事だぞ
7名無しのひみつ:2009/01/27(火) 22:07:36 ID:oBgwv30l
>発見というよりは 発明に近く
発明と言うよりはマイナー改良だよね
8名無しのひみつ:2009/01/27(火) 22:10:02 ID:ipcNI8WT
新聞記者に重さと質量の違いなんてわかるわけない
9名無しのひみつ:2009/01/27(火) 22:10:15 ID:fhr0/ERv
田中さんのノーベル賞とったやつと関係あるのこれ?
10名無しのひみつ:2009/01/27(火) 22:11:32 ID:w2WuRdyf

ホルホル
11名無しのひみつ:2009/01/27(火) 22:19:40 ID:vmslgUhT
オナニーで出した精子から求めた方が精密です
12名無しのひみつ:2009/01/27(火) 22:30:47 ID:e73F2McS
俺のタンパク率をはかってくれ
13名無しのひみつ:2009/01/27(火) 22:52:58 ID:+rSi216c
MSとして、正確な質量を求めるにこしたことはないわけなんだが、
タンパクってせいぜいリン酸化だろ?それ以上(小さい桁)を求める必要があるんかねえ。

姫工は頑張ってるとは思うが、
そんなことより死魔図の精度の悪い機器よりも、まともなメーカーのまともな装置を買うほうが早い。
14名無しのひみつ:2009/01/27(火) 22:55:31 ID:qOGavy0T
ノーベルktkr?
…さすがに近すぎるから無いかな…

>>9
>>1中のレーザー云々あたり。
15名無しのひみつ:2009/01/27(火) 23:18:32 ID:Gv7vH+2/
新しい質量分析計の基礎となる技術を開発したと、この記事は言いたいのか?

記者の勘違いか知らんが、タンパク質の重さなんて量ってどうするんだ?
大半の研究者が測定したいのは分子量とか濃度のほうだろjk
16名無しのひみつ:2009/01/27(火) 23:38:38 ID:wxPJafIP
>>15
>重さなんて量ってどうするんだ?
>大半の研究者が測定したいのは分子量とか

 お 前 は 何 を 言 っ て い る ん だ

17名無しのひみつ:2009/01/27(火) 23:49:48 ID:xlxm23nU
>>13
>姫工は頑張ってるとは思うが、
>そんなことより死魔図の精度の悪い機器よりも、まともなメーカーのまともな装置を買うほうが早い。

ESIやMALDIや高分解能NMRが出る前も同じこと言ってたんだろうな。
18名無しのひみつ:2009/01/27(火) 23:54:39 ID:wxPJafIP
>>17
ESI買ったぜ。もうじき入る
19名無しのひみつ:2009/01/28(水) 03:35:52 ID:EEHH9nOT
亭主タンパク
20名無しのひみつ:2009/01/28(水) 09:25:43 ID:t+hYBb9T
タンパク質の研究って、一次〜高次構造の解明が大切だと思っていた。
分子1個の分子量が精密に測定できても、あまり役に立ちそうもない。
どんな方面で、タンパク分子の分子量の精密測定が有用なのかなー。
21名無しのひみつ:2009/01/28(水) 12:51:49 ID:6M4BIzel
>>15
質量と分子量の関係について、高校の化学の教科書でも読め。
22名無しのひみつ:2009/01/28(水) 13:28:32 ID:vmpXnjQf
アルゴンってヘリウム・ネオンと同じ仲間だっけ?
むしろ電子を他から奪って落ち着いちゃうって習ったのに
電子取った状態で存在させれるんだな
23名無しのひみつ:2009/01/28(水) 13:37:10 ID:vmpXnjQf
まったくの素人が思いつくとするなら、
実験の精度が低すぎて結果につながらなかった、
たんぱく質を用いた実験に役だつとか?

例えば同じ量のタンパク質分子の特性を確かめるのに、
納豆のネバネバだったら、アミノ酸が無限に続いてるが、
アミノ酸100個分って決めたらそこでまとめれるんじゃね?

今までは、同じ量のアミノ酸の数にしようにも、
くっついてる数の誤差が数百〜数千でたりしたのかもしれないし。

もっと簡単にしたら、鹿児島産黒豚の肉と普通の白い豚で
酵素がどう違うかという比較するとき、
アミノ酸1〜2個違うだけで別の機能を持つ酵素があった場合、
今までは気づかなかったけどこれからは気づけるとかさ

全部空想なんですがね
24名無しのひみつ:2009/01/28(水) 13:40:51 ID:hPFgSMLE
よくわからんのでアカギに例えて説明してくれないか
25名無しのひみつ:2009/01/28(水) 13:42:11 ID:vmpXnjQf
>>24
数学で計算できない、
不確定要素の多すぎるギャンブルに当たる確率を、
誤差ゼロで分析できるようになった
26名無しのひみつ:2009/01/28(水) 13:46:04 ID:hPFgSMLE
ますますわかんないよ〜(T_T)
27名無しのひみつ:2009/01/28(水) 13:50:50 ID:vmpXnjQf
>>26
ブラックジャックやポーカーやルーレットの当たる確率は、
絶対確実に間違いのない、寸分の互いもない割合でなんぶんの1って出るよな?

でも、アカギが生き残ったら1000万円手にするトーナメントに挑戦したときの、
生き残る確率とかアバウトすぎてでないわけだ。
適当に司会者が「1万分の1です!」とか叫んでも当たってるわけないだろ?

ところが、今回の発見で、寸分の互いもない割合で、
「8543分の1!」とか計算できるようになったという
28名無しのひみつ:2009/01/28(水) 14:00:53 ID:cMvBexUo
アミノ酸シーケンスがわかっているタンパク質 → 電卓を叩けば超高精度で計算可能。
高分解MSが手元にある → ほぼ正確に分子量(∝質量)がわかる

本件は「1分子計測」のことを言っとるのか??
29名無しのひみつ:2009/01/28(水) 14:03:22 ID:JDphISw3
>>15は確実に中卒
30名無しのひみつ:2009/01/28(水) 14:16:27 ID:xKSYk/cg
要約すると

>>分子サイズの粒子の重さを求めるには、原子から電子を取り除くなどした「イオン」の速度が使われる。

この作文をした奴は、何もわかってないんだろ。
31名無しのひみつ:2009/01/28(水) 14:20:27 ID:xKSYk/cg
田中さんがなぜノーベル賞を貰ったのかも理解していないんだろうな。

たとえば、分子量102のアルコールをイオン化すると、
OH 基(質量17)などは容易に離脱するために、
マススペクトル上では分子量85のピークも観測される。
フラグメンテーションは分子構造について有用な情報を与えてくれるが、
一般にフラグメントイオンを帰属するのは難しく、
特に未知試料の場合はマススペクトルを読む際の障害となる場合が多い。
EI法などのイオン化法はフラグメントが起こりやすく、
分子イオンが観測されないことも多いが、
MALDI法やESI法では比較的起こりにくい。
このため後者をソフトなイオン化法と呼ぶ。
32名無しのひみつ:2009/01/28(水) 14:37:05 ID:ORxH8l0M
不活性ガスのクラスターぶつけるってこと?
33名無しのひみつ:2009/01/28(水) 14:58:38 ID:vmpXnjQf
>>31
それを無知な一般人である俺が読むと、
今まではまったく未知の機能を持ったたんぱく質がどんな性質か分析するとき、
どんなたんぱく質がどれだけ混ざってるか不明瞭だったんだけど、
それが一つ一つのたんぱく質の性質をはっきり確認できて、
未知のたんぱく質の性質がわかりやすくなったという感じ?

もっと言えば、ドドメ色でよくわからなかった色の分解が、
この色は赤と青とオレンジと緑で構成されている。
ひとつ何色かわからなかったのはマゼンダだ
とか分解できる感じかな
34名無しのひみつ:2009/01/28(水) 15:12:06 ID:hPFgSMLE
ここってスプリング8の隣にある大学だっけ
たんぱく質の解析に役立つの?
35名無しのひみつ:2009/01/28(水) 17:40:49 ID:AKkAl5vx
まとめ

>>1を読むとでフラグメンテーションに問題があることがわかり
>>33を読むと、なぜそれが問題なのかが判る。

改めて>>1を読むと、アルゴンがクッションになって
フラグメンテーションが適度なモデラートさで起こることがわかる。
36名無しのひみつ:2009/01/28(水) 17:43:41 ID:vmpXnjQf
>>35
すごいわかりやすかった、ありがとう
37名無しのひみつ:2009/01/29(木) 03:20:30 ID:PxZf82QG
これは、朗報。 酵素反応機構を調べている医学者として大いに期待出来る。
で、分析危機の’値段が気になる。
38名無しのひみつ:2009/01/29(木) 18:06:21 ID:WBrtN/wb
誰か>>22に突っ込んでやりなよ…
ハロゲンと希ガスでそれぞれググるか、高校化学を読み直しなさい
39名無しのひみつ:2009/01/29(木) 19:54:50 ID:p1xnRgNV
隣の列だからな
40名無しのひみつ:2009/01/29(木) 20:22:26 ID:iVRRy7Bt
>>17
いやいや、その昔ABI(いまなんて会社かシラネ)のMALDIとか、JEOLのNMRを
使ってたが、他社の性能のいい装置を使うと違いは明らかにすぎる。

島津もダメダメ組だから。
基盤技術があってもユーザ不在の設計だな。
41名無しのひみつ:2009/01/29(木) 22:10:12 ID:OGzE/AUg
>>40
80MHzの良設計NMRの性能が良かろうと、
ダメダメ組の500MHzNMRには敵わないと思うんだが
42名無しのひみつ:2009/01/30(金) 02:28:16 ID:bfxmjqHa
測定器ってのはそれを使う人間が無能だとただの箱だからな
43名無しのひみつ:2009/01/30(金) 05:30:06 ID:PMZVnhWS
>>38
アルゴン希ガスなんですが・・・記事にハロゲン出てくるの?
44名無しのひみつ:2009/02/02(月) 03:21:13 ID:gFvN2van
これはすげー…。
マス解析とかの制度が飛躍的に上昇するんじゃね?
45名無しのひみつ:2009/02/02(月) 15:02:09 ID:wQxGZaB6
タンパク質分子の重さがわかったらそんなに応用方法があるのかなあ。
46名無しのひみつ:2009/02/02(月) 15:14:12 ID:HfcGTg1x
>>43
22 :名無しのひみつ:2009/01/28(水) 13:28:32 ID:vmpXnjQf
アルゴンってヘリウム・ネオンと同じ仲間だっけ?
むしろ電子を他から奪って落ち着いちゃうって習ったのに

「電子を他から奪って落ち着いちゃう」→ハロゲンの性質
47名無しのひみつ
>>45
釣れますか?