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153名無しのひみつ
甲虫の同性愛行為、繁殖に影響していた
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=21128776
154名無しのひみつ:2008/11/05(水) 22:57:57 ID:uJPyH3a2
甲虫の同性愛行為、繁殖に影響していた

 コクヌストモドキという甲虫のオスは同性愛行為に及ぶことがある。この行為によって、実際には
繁殖の機会が増えていることが新たな研究で明らかになった。
 コクヌストモドキ(Tribolium castaneum)は小麦の害虫で、温帯地域に広く生息している。この
虫の同性愛行為自体は、数十年前から指摘されていた。だが、その理由については、進化の観点から
見て説明のつかない謎として残されていた。進化の理論に基づけば、オスはメスとの生殖行為にエネ
ルギーを集中するはずだからだ。

 アメリカ、マサチューセッツ州メドフォードにあるタフツ大学の進化生態学者で、研究を率いた
サラ・ルイス氏もこの点に着目した。「コクヌストモドキのオスは繁殖につながらないような行為に
多大な時間を費やしている。何か理由があるのか、突き止めるために実験に着手した」と同氏は語る。

 この研究は「Journal of Evolutionary Biology」誌に掲載されている。

 同性愛行為はほかにも昆虫、ペンギン、霊長類などで行われることが知られている。理由については
さまざまな仮説も提唱されてきた。メスとの交尾の前にできるだけ練習を積んでおくため、劣化した
古い精子を事前に排出しておくため、ほかのオスに対して社会的に優位であることを誇示するため、
などといった考えが出されている。

http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=21128776&expand