【構造生物学】植物が光を感じる分子メカニズムの一端を解明

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1 ◆NASA.emcN. @びらぼんφ ★:2008/08/21(木) 23:15:50 ID:???
慶應義塾大学、公立大学法人大阪府立大学、財団法人高輝度光科学研究センター、
独立行政法人理化学研究所は共同で、植物の光屈性など光合成の効率化に
かかわるさまざまな生理反応をつかさどる青色光受容タンパク質のフォトトロピン1と
フォトトロピン2の光受容ドメインの1つである、LOV1の立体構造を解明しました。

解析の結果、いずれのフォトトロピンのLOV1ドメインも二量体を形成しており、
フォトトロピン分子が植物の細胞内でLOV1ドメインを介した二量体として存在
することが強く示唆され、LOV1ドメインの結合様式が2種類のフォトトロピン間で
異なることが明らかになりました。
この結果、フォトトロピンの光感受性を担うLOV1ドメインの結合様式が、フォト
トロピン1と2 の光強度感受性を制御している可能性がでてきました。

今回の成果によって、植物の生育にとって重要な役割を果たす青色光受容の
分子基盤の一端が解明されたことになります。さらにLOVドメインが、生体内
シグナル伝達に関わるタンパク質間相互作用部位に見られる主要なドメイン
構造であるPASドメインファミリーに属することから、今回の構造解析結果は、
生体内シグナル伝達におけるタンパク質間相互作用様式について新たな
知見を付け加えました。

本研究成果は、慶應義塾大学理工学部の中迫雅由教授、大阪府立大学大学院
理学系研究科の徳富哲教授らのグループの共同研究によるものです。

研究成果の詳細は、米国の科学誌『Journal of Molecular Biology』のオンライン版
として公開されました。また、9月5日発売の冊子体の表紙に採用されます。

(長文の為抜粋しました。詳細は以下のソースをご覧下さい)
ソース:http://www.spring8.or.jp/ja/current_result/press_release/2008/080821
画像:
http://www.spring8.or.jp/ja/current_result/press_release/2008/080821_fig/fig1.png
http://www.spring8.or.jp/ja/current_result/press_release/2008/080821_fig/fig2.png
理化学研究所(Spring-8)プレスリリース 2008年8月21日

【参考】
■Journal of Molecular Biology(Science Direct)
Structural Basis of the LOV1 Dimerization of Arabidopsis Phototropins 1 and 2
※URLが長くて貼り付けできませんでした。
以下のリンクより当該タイトルの文献にたどり着きます
http://www.sciencedirect.com/science/journal/00222836
→Volume 381, Issue 3 pp. 509-802 (5 September 2008)
2名無しのひみつ:2008/08/21(木) 23:20:39 ID:HT431a4I
早くタチコマ作れよ。一端くらいなら俺もうちのネコ語の一端くらい解明してるよ。
3名無しのひみつ:2008/08/22(金) 01:08:22 ID:UipNfCUn
>>1
ふんふん、 へぇ〜
ふんふんふん、ほぉー なるへそ

ふんふん、え? ・・・・え!(@0@)!!


まじかー
4名無しのひみつ
チランジアをクロックアップするのに使えねえかな