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【ケミカルバイオロジー】骨代謝にかかわる破骨細胞の分化を阻害する物質を発見 −理研
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◆NASA.emcN. @びらぼんφ ★
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2008/08/13(水) 18:59:07 ID:???
独立行政法人理化学研究所は、低分子化合物メチルゲルフェリンが破骨細胞の
働きを阻害することを発見し、その作用メカニズムを明らかにしました。
これは、基幹研究所(玉尾皓平所長)ケミカルバイオロジー研究領域化合物バンク
開発研究グループの長田裕之グループディレクター、川谷誠協力研究員、奥村英夫
基礎科学特別研究員が、先端技術基盤部門バイオ解析チームの堂前直チームヘッド、
慶應義塾大学理工学部井本正哉教授らとの共同研究により得た成果です。
破骨細胞は、単球・マクロファージ系の前駆細胞から分化する骨溶解(吸収)能を
もった細胞で、骨粗鬆症やがんの骨転移などのさまざまな疾患の発症や進行に
深くかかわっていることが知られています。
研究グループは、理研天然化合物バンク(RIKEN NPDepo)で保管している化合物
などから、破骨細胞の機能を阻害する物質を探索し、分子量304の低分子化合物
メチルゲルフェリンが破骨細胞の分化を阻害することを発見しました。
さらに、研究グループが独自に開発した光親和性低分子固定化技術を使って、
メチルゲルフェリンが細胞内で解毒代謝関連酵素の1つであるグリオキサラーゼIを
標的とし、その働きを抑えることで破骨細胞の分化を抑制していることを突き止めました。
また、研究チームは、大型放射光施設SPring-8の理研ビームライン(BL26B2)を
利用して、メチルゲルフェリン-グリオキサラーゼI複合体のX線結晶構造解析を行い、
メチルゲルフェリンがグリオキサラーゼIと相互作用する様子を分子レベルで明らかに
しました。
新たな破骨細胞機能阻害物質を発見し、その作用メカニズムを解明できたことから、
今後破骨細胞の機能の一端が明らかとなり、骨代謝疾患治療薬の開発に貢献を
もたらすと期待できます。
今回の研究成果は、文部科学省科学研究費補助金(学術創成及び若手B)の助成を
活用して行なったもので、米国科学アカデミー紀要『Proceedings of the National
Academy of Sciences of the United States of America: PNAS』8月11日の週に
オンライン掲載されます。
(長文の為抜粋しました。詳細は以下のソースをご覧下さい)
ソース:
http://www.riken.jp/r-world/info/release/press/2008/080812/detail.html
ダイジェスト:
http://www.riken.jp/r-world/info/release/press/2008/080812/index.html
画像:
http://www.riken.jp/r-world/info/release/press/2008/080812/image/01.jpg
http://www.riken.jp/r-world/info/release/press/2008/080812/image/02.jpg
【参考】
■PNAS
The identification of an osteoclastogenesis inhibitor through the inhibition of glyoxalase I
http://www.pnas.org/content/early/2008/08/07/0712239105
2
:
名無しのひみつ
:2008/08/13(水) 19:04:29 ID:LHPWlWsH
【ケミカルバイオロジー】(笑)
3
:
名無しのひみつ
:2008/08/13(水) 19:09:45 ID:nk70InWT
>>2
ハーバード大が提唱してるんだが
お前が笑われるぞクズ
4
:
名無しのひみつ
:2008/08/13(水) 19:19:01 ID:JdWs+F/8
ケミカルバイオ
かな〜り以前からある言葉だぞ? 知らんのか?
5
:
名無しのひみつ
:2008/08/13(水) 19:22:35 ID:SLtX2iD0
理研はすごいな。
増えるワカメを作っているだけじゃないんだな
6
:
名無しのひみつ
:2008/08/13(水) 19:40:15 ID:5pxCSLEv
この記事だけってわけじゃないが
PNASはたまにつながらなくなるな
まだPNASのソースが読めん・・・
7
:
名無しのひみつ
:
2008/08/13(水) 21:40:54 ID:VVC0eXku
>>5
どこから突っ込むべきか