【地球科学】グローバルに分布するクロロフィルd 近赤外線を用いた光合成の重要性 海洋研ら 1 :
◆NASA.emcN. @びらぼんφ ★ :2008/08/01(金) 19:03:15 ID:???
2 :
名無しのひみつ :2008/08/01(金) 19:24:51 ID:CxyDOr18
これは進化の賜物だと思うよ。 火山や隕石によって大気が黒雲に覆われ太陽光が地上に届かない極限状況では すべての光合成生物が死滅するが、近赤外線光は雲を通過するので この光に対する光合成生物が優位になり普遍的に大繁殖していることは 生命の進化の歴史を知るいい機会になるでしょう。
3 :
名無しのひみつ :2008/08/01(金) 19:40:21 ID:2OOVwTGo
>>1 おつです。
Science 1 August 2008:
Vol. 321. no. 5889, p. 658
DOI: 10.1126/science.1158761
Abstract
Evidence of Global Chlorophyll d
Y. Kashiyama,1* H. Miyashita,2 S. Ohkubo,2 N. O. Ogawa,1 Y. Chikaraishi,1 Y. Takano,1 H. Suga,
1 T. Toyofuku,1 H. Nomaki,1 H. Kitazato,1 T. Nagata,3 N. Ohkouch
http://www.sciencemag.org/cgi/content/short/321/5889/658 Science/AAAS | Scientific research, news and career information
http://www.sciencemag.org/index.dtl 京都大学総合人間学部 京都大学大学院人間・環境学研究科
http://www.h.kyoto-u.ac.jp/ 宮下英明 准教授
http://www.h.kyoto-u.ac.jp/staff/322_miyashita_h_0_j.html (社)日本植物学会-研究トピック-2
http://www.bsj.or.jp/topics/02/ 新しいクロロフィルの研究
http://sunlight.k.u-tokyo.ac.jp/newchl.html JAMSTEC | 独立行政法人海洋研究開発機構
http://www.jamstec.go.jp/j/
5 :
名無しのひみつ :2008/08/01(金) 22:59:23 ID:8IFs5kJf
さすが、京大だな。ノーベル賞を数多く出している大学だ。 それと、海洋センターがアツいなぁ! 地球温暖化の影響か?
6 :
名無しのひみつ :2008/08/02(土) 01:24:36 ID:wlu0pHLh
7 名前:止まない雨は名無しさん 投稿日:2008/08/01(金) 14:30:42 ID:l1IY2RKh0 赤外線で光合成ができるってことは、 赤外線とクロロフィルdとやらで発電できるってことで、 っていうことは、そのクロロフィルdの色素使った太陽電池ができるってことで、 そうなると、赤外線をだしている熱源があれば発電ができるってことで、 っていうことは、熱源さえあれば夜でも発電できるってことだよ地球の諸君
7 :
名無しのひみつ :2008/08/02(土) 06:14:22 ID:Rj86kTSy
空前のシャジクモブーム到来
8 :
名無しのひみつ :2008/08/02(土) 06:20:09 ID:EmtbnAb8
これはとても重大な発見。後になればなるほど重要性が高まっていくような種類の
9 :
名無しのひみつ :2008/08/02(土) 15:33:43 ID:0lRLbODC
ガムに入れるしかないな
10 :
名無しのひみつ :2008/08/02(土) 15:45:41 ID:Dk5Afv7C
淡水にもいるのが驚き
11 :
名無しのひみつ :2008/08/04(月) 08:15:33 ID:7NyOmFDo
ひらめはこの酸素を吸ってたか。
12 :
名無しのひみつ :2008/08/04(月) 19:07:09 ID:JxVVZpMN
珪藻類が大繁殖するにはケイ素が必要。
13 :
しあん :2008/08/04(月) 22:12:07 ID:WKNEDXn+
「赤外線で光合成」世界の海で CO2吸収量に影響も
赤外線を光合成に使う特殊な葉緑素「クロロフィルd」が、世界中の海や湖に無視できない規模で存在することを海洋研究開発機構と京都大のグループが見つけた。地球規模の二酸化炭素(CO2)吸収量の推計に影響を及ぼす可能性がある。米科学誌サイエンスに発表した。
植物や藻類は、ふつう目に見える光(可視光)を使って光合成を行う。赤外線を使うクロロフィルdは、シアノバクテリアという原始的な微生物の一種しか持っていないと考えられ、赤外線を使う光合成は無視できるほど少ないというのが定説だった。
グループは、北極海や相模湾、琵琶湖、南極の池など、水温や塩分濃度が大きく異なる世界9カ所の水域の底に堆積(たいせき)した泥を分析した。その結果、すべての泥から一般的な葉緑素の1〜4%の濃度でクロロフィルdを検出した。
クロロフィルdが光合成に使うのは近赤外線で、可視光とほぼ同じ深さまでしか届かない。このため、光が届く水域で光合成する生物の死骸(しがい)が底に沈んだ痕跡とみられる。生物の種類はまだ特定できていないという。
海洋機構の大河内直彦グループリーダーは「今回検出された濃度などから、見落とされていたCO2吸収量をざっと見積もると地球全体で年10億トン程度(炭素換算)」という。これは大気中の年間CO2増加量の約4分の1にあたる。(安田朋起)
(2008年8月3日1時6分 朝日新聞)
http://www.asahi.com/science/update/0731/TKY200807310272.html
14 :
名無しのひみつ :
2008/08/08(金) 00:57:25 ID:RzAiOMF9