【医学】3種の遺伝子導入で膵臓内でベータ細胞を作り出すことに成功=ハーバード大
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◆KzI.AmWAVE @Hφ=Eφ ★:
遺伝子3種類で「インスリン」細胞…マウスで米大教授ら成功
【フィラデルフィア(米ペンシルベニア州)=矢沢寛茂】膵臓(すいぞう)に3種類の遺伝子を
入れるだけで、血糖値を下げるインスリンを分泌するベータ細胞を作り出すことに、
米ハーバード大のダグラス・メルトン教授らのグループがマウスの実験で成功した。
11日、当地で始まった国際幹細胞研究学会で発表した。様々な組織の細胞に変化する
胚(はい)性幹細胞(ES細胞)や新型万能細胞(iPS細胞)を使わずに簡単につくることができ、
ベータ細胞が破壊され、インスリンを作れない1型糖尿病の治療への応用が期待される。
メルトン教授らは、遺伝子操作でベータ細胞を作れないようにしたマウスの膵臓に、ウイルス
を運び役にして膵臓に関連した遺伝子を注入。1100種類を試し、受精卵から膵臓ができる
過程で働いている3遺伝子がベータ細胞を効率よく作るのに欠かせないことを突き止めた。
この3遺伝子を入れた2割のマウスで、膵臓の95%を占める外分泌細胞の一部が、ベータ
細胞と極めて似た細胞に変わった。インスリンが分泌され、血糖値が下がるのも確認された。
直接、ベータ細胞の状態に変わったとみられる。
1型糖尿病患者は、インスリンを注射するしか血糖値を調節できないため、ベータ細胞を
ES細胞やiPS細胞などから作製する研究が世界中で行われている。メルトン教授は、
「狙った細胞を体内の狙った場所に作れることが分かった。とてもミラクル。神経や肝臓細胞
などにも応用できるのでは」と話している。
(2008年6月12日14時45分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20080612-OYT1T00507.htm
2 :
名無しのひみつ:2008/06/12(木) 20:39:01 ID:C5UIw1QA
2ゲッツ
3 :
名無しのひみつ:2008/06/12(木) 20:45:07 ID:ipj3CSBz
インスリン分泌促進連合会も注目
4 :
名無しのひみつ:2008/06/12(木) 20:57:57 ID:RSLwliGX
膵臓ちょっときって取り出して、分化させて移植ってのも夢じゃないな。
5 :
名無しのひみつ:2008/06/12(木) 21:08:08 ID:4Uq1yowa
それでもベクターがウィルスである以上多かれ少なかれリスクを孕むんだよな。
6 :
名無しのひみつ:2008/06/12(木) 23:00:03 ID:W6IR2JuV
7 :
名無しのひみつ:2008/06/13(金) 01:55:30 ID:T8EqjaXP
iPSは細胞に遺伝子入れたらできたよ
↓
ならこっちにも同じようなことできるかな?
↓
できた
アイディアの連鎖って実に良いよね
8 :
名無しのひみつ:
飼い猫が糖尿です
(肥満にさせた訳じゃないんです、猫は遺伝か何かの可能性が高いそうで)
インスリン打ってるけど、どうか治療対象が動物まで進みますように・・・
そうでなくても、牛由来の犬猫に効果的なインスリンが
BSEの影響で輸入禁止になっちゃって
人用インスリンしかないんだから、本当に頼むよ・・・