【医学】多発性硬化症の治療薬に道 サイトカインの分泌に関わる遺伝子を特定
1 :
◆KzI.AmWAVE @Hφ=Eφ ★:2008/06/10(火) 20:56:41 ID:??? BE:41396843-2BP(135)
多発性硬化症の治療薬に道 発症の仕組み解明
中枢神経の一部が炎症を起こし、視覚や運動などさまざまな障害が出る難病「多発性硬化症」は、
特定の遺伝子の働きが高まることで炎症を起こす物質が放出されて発症するという仕組みを国立
精神・神経センター神経研究所の山村隆部長らが解明、9日付の米科学アカデミー紀要(電子版)に
発表した。
この遺伝子を標的にすれば、病気の進行を抑える薬の開発につながるという。
多発性硬化症は免疫機能の異常で、脳や脊髄の神経細胞を結ぶ細長い軸索を取り巻く「さや」の
部分に炎症が起きて発症。リンパ球の一種、T細胞が中枢神経に入り、さやを攻撃することが原因と
されるが、詳しい仕組みは不明だった。
山村部長らは、多発性硬化症の患者で働きが活発になっている「NR4A2」という遺伝子に注目。
マウス実験などで、この遺伝子がつくるタンパク質が、炎症を引き起こすサイトカインという物質の
分泌に関与していることを突き止めた。
この遺伝子の働きを弱めるとサイトカインの分泌が減り、病気のモデルマウスの症状が軽くなった。
2008/06/10 11:42 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200806/CN2008061001000315.html
2 :
名無しのひみつ:2008/06/10(火) 20:57:32 ID:+Sd/tZc5
山村部長マジすげぇww
3 :
名無しのひみつ:2008/06/10(火) 21:10:02 ID:dGR1lvHG
よくわからないが、NR4A2だけを都合よく転写させない化合物を
合成できればいいわけか。そんなの可能なのか?
4 :
名無しのひみつ:2008/06/10(火) 21:11:49 ID:/ryiGHdJ
5 :
患者:2008/06/10(火) 21:28:49 ID:Hh/9Y2qg
多発性硬化症の患者です。
この病気は日本では数百人しかいない病気だけれど、北米や北欧には凄く多い病気で、
カナダなんか国民病といえるぐらい。
この病気になると最悪の場合、全身麻痺や失明など思い障害を抱え込む事になる。
この病気の有効な治療方を見つけたというのは、大変な功績です。
6 :
名無しのひみつ:2008/06/10(火) 21:39:01 ID:7FZfRQ6j
リウマチも直りますか?
7 :
名無しのひみつ:2008/06/10(火) 22:08:49 ID:W0lPnbJk
新たな分子標的薬の創製の始まりであった
8 :
名無しのひみつ:2008/06/11(水) 08:06:39 ID:GUz2yn1B
マイトガインに見えた
9 :
名無しのひみつ:2008/06/11(水) 08:30:30 ID:ZiiZrkcN
>>5 諦めろ。
少なくとも、今世紀中には画期的な治療法なんか見つからん。
それ以前に、後5年もすりゃあ日本でまともな医療なんか
大金持ち以外一切受けられなくなるから。
嫌みでもなんでもなく、親切心で言ってやる。
どうせ、誰も面と向かって言わないだろうから。
お前は、まだ自由に体が動く内に「覚悟」を決めた方が良いとおもうよ。
このままズルズル行くと、身内まで不幸なことになるぞ!
10 :
名無しのひみつ:2008/06/11(水) 08:52:23 ID:QFiO67Ta
>>9 他人を呪うコトバ吐き散らしていたら
いつかツケが自分に回ってきますぜ
11 :
名無しのひみつ:2008/06/11(水) 11:09:23 ID:ZiiZrkcN
>>10 呪うどころか、親切心で言ってるんだが。
5年後の日本で、難病治療なんていう高額医療を一体誰が受けられるとでも?
政治家? 資産家? それすら怪しいものだな。
既に、高度先進医療を受けたくても医者がいないという現実がある。
まして庶民が破綻した医療制度の中で、どんな治療を受けられるとでも???
モルヒネ多めに渡されて、安楽死進められるのがオチでしょ。
12 :
名無しのひみつ:2008/06/11(水) 16:02:19 ID:Q4cfHiwz
筋萎縮性側索硬化症もお願いします
13 :
名無しのひみつ:2008/06/11(水) 16:33:02 ID:tHZXfKmq
うちの部長とチェンジ願います
14 :
名無しのひみつ:2008/06/12(木) 02:40:44 ID:Ao0pnuKS
>9
言いたいことは分かるよ。今の感じでは医療制度は悪くなる一方だからね。
ただ、だからこその画期的治療の研究だと思うよ。
その手の手術の費用がどうなるかは分からないけれど。
結局のところ、治らない病気に対して長期入院・定期的な手術・投薬をずっと続けるよりかは
一回の手術や特効薬で直せた方が、患者葉もちろん医者にも負担は少ない。
少ない医者で医療を担うためにはそれだけそういった技術が必要であろう。
手術機器が発展すれば、熟練度の低い執刀医でも安定した結果も出せるし、良い薬品が出来れば入院という負担を回避できるようになる。
医療制度が崩壊する中、今やるべきことは医者に長期的に面倒を見てもらわないといけない患者の数を減らすこと。
患者数が減れば、結果的に国が出す医療負担も減ってくる。
15 :
名無しのひみつ:2008/06/12(木) 02:46:41 ID:7AfU3tHO
万能細胞
無理を承知でいいます。
もっと研究加速して下さい
16 :
名無しのひみつ:2008/06/12(木) 03:24:46 ID:8B/4ZJ9y
>>14 医療をビジネスと考える人間が大勢を占めている限り、
あんたの考えは愚か者の夢想でしかないな。
誓っていうが、極初期の実験的な治療以外、庶民に治療が
施される事なんて、絶対ないだろうね。
仮に採算取れないものなら、どれだけ効果的な治療薬であっても
製品化されない&生産終了されるのが医療業界の常識。
医療関係者の関心はただ一つ。
「病人から如何に金を毟り取るか」
計算高いだけが取り柄の連中なのに、利益を減らすようなヘマを
ヤル訳ないじゃんww
17 :
名無しのひみつ:2008/06/12(木) 04:45:41 ID:Ao0pnuKS
>16
うん。それは分かってるよ
虫歯に一切ならないようにする方法は既にあるが、実施されないのと同じだね。
でも逆に言えばビジネスになるなら積極的に製品開発されるわけでしょ?
今現在、難病治療に国が力を入れてるのもビジネスになるからじゃないの?
日本だけで完結するなら16のようなシステムが続くと思う。
でも今は国家競争。勝てばビジネスになるチャンスとなれば、国家ぐるみで談合しない限りは、製品化にまでこぎつくと思う。
それに研究機関に高額投資してる企業も多いけど、それはビジネスになるからだよね?
素人考えとしては、投資したからにはお金を回収したいのが企業の当然の心理だと思うけど、そうなると完成したけど製品化されないというのは考え難い様な気がするんだけど。
それとも今回も始めから、 「特効薬は作らず、長期使用しないといけないものを作れ!」 というオファーなのかな?
そういうことを平気でやってると、医療金の一部を負担してる国からお咎めが着そうだが、医療関係会社にも天下りが沢山ということ?
医療制度が厳しくなれば、現在のシステムでは一般庶民は現在の治療を止めてしまう事も大いに考えれるのだが、
そうなるとさすがにビジネスとしても違うアプローチをしないといけなくなる。
金持ちから、一括ガバっととれば採算取れるの?
18 :
名無しのひみつ:2008/06/12(木) 06:08:28 ID:8B/4ZJ9y
>>17 絶対数の少ない難病治療なんざ、採算取れないから
論文目的な大学の研究所止まりで終了。
企業は儲けになり安い=絶対数の多い特定病に関する
物だけを製品化すればいい。
高血圧、糖尿病、心臓病、肝炎、癌、禿、老化防止…
ある程度の効果さえ出れば、金蔓になるネタはいっぱいある。
ただし「ある程度」って所がミソで、完治させてしまう特効薬はお呼びじゃない。
それが医療の世界。
誰も、貧乏人が健康で生きていける為に金使って研究してる訳じゃない。
HIV治療薬の件で、製薬会社がアフリカの最貧国と揉めた位知ってるだろ?
19 :
名無しのひみつ:2008/06/12(木) 06:22:47 ID:8B/4ZJ9y
>>18に付け加えると、儲けには特許使用料って物もある。
企業の研究部門の場合、こっちで儲けられる部分がデカい。
今はやりの幹細胞云々は、産業界で将来大きなビジネスになる
可能性があるからやる訳で…
バイオ関連なんて、産業界とリンクしてなければあんな莫大な費用
使って研究何かする訳ない。
そこには、他人の健康なんて小さな話は全く眼中にないよww
大した儲けにならないじゃん。
20 :
名無しのひみつ:2008/06/12(木) 07:54:43 ID:HVUuH+5R
決まってもいない事を騒ぎ立てている馬鹿がいるスレはここですか?
勝手にあきらめて死ねばいいじゃねえか。
21 :
名無しのひみつ:2008/06/12(木) 08:28:46 ID:Wjncj+Er
日本に数百人しかいない病気なのに、儲けるとか馬鹿じゃねえか。
儲けたい奴は高血圧とか高脂血症とかやってるよ。
>>9の行間のどこに親切心があるんだ。本当にひどい奴だ。
22 :
名無しのひみつ:2008/06/12(木) 08:56:38 ID:8B/4ZJ9y
>>21 文盲か?
だから、治療法なんて永久に物にはならんって言ってる訳だが。
仮になっても、破綻し尽くした日本じゃ絶対受けられんよww
23 :
名無しのひみつ:2008/06/12(木) 08:59:59 ID:8B/4ZJ9y
大体、具体的な展望も見せずに生かせ続けるのは、
本人、そして何より巻き添えを食う家族にとって
幸せな事だといえるのかい?
そっちの方がよっぽど残酷じゃんww
24 :
名無しのひみつ:2008/06/12(木) 11:41:13 ID:rxEHtJ9e
海外に患者が多くて採算取れる可能性があるなら
力入れる意義はあるね
海外投資家の心をぐっと掴んでほしい所
ただ、今の医療制度は儲けや既得権益だけが原因ではないだろう
例えばリウマチの生物製剤は、他の薬を試した後に受けられるけど
あれなんか医療費を抑えようとして逆に余計にかかってるいい見本
ああいうのは、儲けとか既得権益とかの問題じゃなくて
決めてる人が無能なんだよね。
そういう、無能による迷走と、庶民がいかに切り捨てられるかという問題を
ごちゃまぜにして語るのはやめてほしい。読んでてはずかしい。
25 :
名無しのひみつ:2008/06/12(木) 13:32:50 ID:gTTkWNnv
なんだかな。。。
採算とか効率とかいう話を始めると、医療なんていうのは
金を使って老人って言う非採算的な物体を作り出す実に
非採算的な営みなんだよ。50歳以上にはもうやらなくていい。
で、そんな社会になんの希望があるんだ。
26 :
名無しのひみつ:2008/06/12(木) 14:18:59 ID:Ao0pnuKS
特効薬がお呼びじゃないとはいえ、例えば盲目や車椅子生活、寝たきり生活なら治さないならそれなりの生活保護を出さないかん。
庶民切捨てとはいえ、「病気でまともに生活が出来ない→支援はしない。死んでくれ」 という社会になるならいよいよヤバイ。
そんな希望をもてない世になったら治安が異常に悪くなるだろうね。
医療制度の改悪で庶民が医療を受け難くなるのは分かる。
で、特効薬が出ない論理も分かるよ。
ただ、医療制度の改悪で今までしていた病気の症状を一時的に抑える処置が出来なくなるならかなり社会問題になるよね。
で、8B/4ZJ9yの言うような噂は当然広まる。
そうすれば間違いなく国や医療関係はバッシングを受けるね。庶民が群れたとこでたいしたダメージが無いわけですか?
確かに今国が本当にやりたいのは、老人や病人の排除なのかもしれないけど。
それなら安楽死を早く認めてほしいね。
27 :
名無しのひみつ:2008/06/12(木) 14:26:29 ID:1d3jQy5R
28 :
名無しのひみつ:2008/06/12(木) 14:27:15 ID:1d3jQy5R
29 :
名無しのひみつ:2008/06/12(木) 14:28:10 ID:1d3jQy5R
30 :
名無しのひみつ:2008/06/12(木) 14:46:04 ID:8B/4ZJ9y
>>26 HIV治療薬問題において、アレだけ世界中から人道面で叩かれた外資系製薬会社が
未だのうのうとボロい商売をしている件について。
31 :
名無しのひみつ:2008/06/12(木) 14:54:40 ID:CmorzfDA
で、どうやって遺伝子の働きを弱めたんだね?w
32 :
名無しのひみつ:2008/06/12(木) 20:46:43 ID:Na+nnOSh
最近のゆとりは、何か問題があればすぐA対Bという図式を出して、
勝ち組 対 負け組 で俺は勝ち組、負け組なお前らが悪い。
若者 対 老人 で俺は若者で、医療費を食い潰す老人が悪い。
日本 対 アメリカ で日本は戦争に負けたんだからアメリカ様には従わないと悪い。
と、言うような論調ばかり。何かを良くしていこうとかいう思想がない。
33 :
名無しのひみつ:2008/06/12(木) 23:17:10 ID:W6IR2JuV
34 :
名無しのひみつ:2008/06/18(水) 19:27:31 ID:cCj/tpxm
35 :
名無しのひみつ:2008/07/12(土) 12:32:52 ID:7nkBoWpf
おいおい、この病気日本で数百人じゃないぞ
特定疾患の手続きしてる人だけでも約二万人。
以前は15歳以下の発症はあまりないと言われていたが最近は子供の発症も増えてるし。
疑いのまま確定されず不安のまま数年過ごしてる人も多数いる。(確定に時間がかかる場合が多いらしい)
更には人によっては初発症状も軽く(軽い痺れ程度だったり)一度発症してから何年も発症しない人もいるから気付いてない人も恐らくたくさんいる。
自律神経失調症などと誤診されている人もいる
医師によるとここ数年で凄い勢いで増えてる病気でもあるそうだ。だから海外ではこの病気への研究、再発予防の薬の開発はかなりされているそうです。
日本にはまだまだ使えないだろうがかなり効果の高い薬も開発されてる。
日本は認可遅いからね
この病気にかかわらず海外にはもっと良い薬や治療法があっても日本だと受けられないものも多いもんね。
どんな病気も一日も早くみんな平等に最良の治療を受けられるといいよな
36 :
名無しのひみつ:2008/07/12(土) 21:40:15 ID:OuQluTX6
>35
日本は良くも悪くも体制が保守的。
多分C型肝炎など薬害問題が起こったときの責任を誰も取りたくないというとこだろう。
副作用でその他の病気になるリスクは分かるんだけど、選択の余地無く廃人になるしかないシステムは何とかせねばならんな。
「副作用でどうなっても知らん」 という契約書書いてでも治療を受けたい人は大勢いるだろう。
37 :
名無しのひみつ:2008/07/13(日) 00:36:49 ID:v9BhE8Fx
>>36 本当にそう思うよな
とにかくどんな病気でも早く患者が自由に治療法や薬を選べるようになるといい。
外国で普通に使われてるなら尚更。
体質の違いなどでリスクはあるかもしれんが同じ人間が普通に使って効果が出ているのだからそこまで危険な訳でもあるまい。
それにただの風邪薬だって合う合わないあるんだからな
100%の安全を求めたらキリがないしな
どんどん認可のスピードを早めてほしいもんだ。
患者やその家族はとにかく最速に最善な治療を望んでいるのだから。
38 :
名無しのひみつ:2008/07/13(日) 05:53:21 ID:xhkOYFyj
>37
こう言うのは不謹慎で反感買うかもしれないけど、薬害を受けた人をマスコミが取り上げすぎてる気もするんだよ。
被害者の方には失礼だがそういった団体の影響が多少新薬認可のハードルを上げている気はする。
日本は大抵について作用より副作用がクローズアップされすぎ。一概に悪いとはいえないんだけど。
もちろん自分や周りが被害者なら自分も手のひらを返した意見を言うかも知れないんだけどね。
C型肝炎の場合は選択の余地無く、又はそういった可能性を一切認知せず治療によって病気が発病してるわけだから、
そういった副作用の可能性を理解したうえで治療を受けるのは大きく違うはず。
少なくとも、現状の治療では進行を止めれない程度まで来た人に対しては、臨床実験もかねてこういった治療が出来る選択肢を作るべき。
もちろん患者 (と家族など) の意思で申請が出来るシステムが必要。
難病患者は医療に対して受身ではなく、自己責任で治療方を選ぶ権利くらい有ってもいいと思う。
39 :
名無しのひみつ:2008/07/18(金) 21:29:09 ID:erlzkUQJ
こうした神経難病や脳関係の病気はMRIが出来たことによってかなり画期的に診断や治療出来るようになったよな
MRIが無い時代は本当に奇病だったんだろうな
きっとそういう画期的な何かや薬が必ず開発されるさ
研究者の方々には本当に頑張ってもらいたい
知り合いが神経内科医だがこの分野は本当に日々研究、勉強だと言ってた。
今は患者数が少ない神経難病と言っても原因不明な上に着実に増えているのだから誰だって他人事ではないからな。
40 :
名無しのひみつ:2008/08/23(土) 07:37:16 ID:BICvIoE3
>>37 >>38の言うとおり。
万が一そんな莫迦な事して犠牲者が出たら、それこそマスコミ総出で
吊し上げ喰らう。
「人権派」の先生達も喜んで叩きに参加するだろうね。
一体、何の為にそんなリスクを国が冒さなきゃならん訳?
何の為に、書類送検→刑事告発されるリスクを医師が選ばにゃならん訳??
民事訴訟で人生を破滅させられるリスクを医師が冒さにゃならん訳??
ハッキリ言って、日本のALS患者はあまりに自己中杉。
お前らが死んだって、社会は何の損害も受けないんだぞ?
そんなに日本がイヤなら、とっとと出て行けばいいのに…
41 :
名無しのひみつ:2008/08/23(土) 07:38:07 ID:BICvIoE3
42 :
名無しのひみつ: