【医療】中皮腫15%が誤診の可能性 診断技術の向上が急務の課題[08/04/06]

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1依頼349@白夜φ ★
<中皮腫15%が誤診の可能性 診断困難、救済制度混乱も >

アスベスト(石綿)の吸引が発症原因とされるがんの一種「中皮腫」で死亡した患者のうち、
約15%は死因が中皮腫でなく誤診だった可能性があることが、岡山労災病院の岸本卓巳
副院長らのグループの研究で分かった。中皮腫は診断が難しい病気とされるが、ほとんどは
医師の知識不足が原因だった。誤診の場合、本来は必要のない劇薬治療や投薬代で患者に
大きな負担を強いた可能性がある。国の救済金(弔慰金)支給制度に混乱を与える可能性も
あり、診断技術の向上が急務の課題として浮かび上がった。

研究では、平成15〜17年の間、死因が中皮腫となっている死亡届約400人分を再調査。
遺族の許可を得てカルテやエックス線の記録を調べたところ、約15%に当たる約60人が
検査が不十分なまま中皮腫と診断されていた。

検査のための細胞を採取する個所が不適切だったり、レントゲンを読み間違えるなど、医師の
中皮腫に対する知識不足が原因のケースがほとんど。こうした不十分な検査では、中皮腫と
特定することはできず、病名も別のがんで、石綿とは無関係だった可能性があるという。

研究に参加した広島大大学院の井内康輝教授(病理学)によると、がんにかかわる診断での
誤診は通常、数%程度。中には、肺に水がたまっているだけで中皮腫と診断された例もあったと
いい、井内教授は「水を抜いた後の肺から細胞を採取すれば適切な診断ができるが、担当医師が
それを知らなかったのだろう」としている。

中皮腫の手術に詳しい国立山陽病院(山口県宇部市)の岡部和倫・呼吸器外科医長は
「中皮腫の適切な診断が一部の医師しかできていない証拠。不十分な診察で、患者が
救済金の支給を受けられないケースもある。今後、医師に対する勉強会を開くなど、
国が積極的に周知に取り組む必要がある」と指摘している。

産経ニュース 2008.4.6 00:46
http://sankei.jp.msn.com/life/body/080406/bdy0804060044000-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/life/body/080406/bdy0804060044000-n2.htm

※ご依頼いただきました。
2名無しのひみつ:2008/04/06(日) 23:42:08 ID:iAwNcfpj
よほどの専門医でないと検査の仕方すらしらないのが現状。
3名無しのひみつ:2008/04/07(月) 00:54:02 ID:aB+0a2fs
救済金は病理解剖して確定診断をしてから払えばいいんじゃないの?
4名無しのひみつ:2008/04/07(月) 01:16:01 ID:z6lMOh5T
中皮腫は、人災。自民党政権の悪政に寄る犯罪。
5名無しのひみつ:2008/04/07(月) 03:29:26 ID:kiOSzS6y
どうせ、国から金が貰えるんだから と適当に何でもかんでも放り込んだんだろう
被爆者と同じ
6名無しのひみつ:2008/04/07(月) 19:49:34 ID:MvaIMRsw
中皮腫の高額治療じゃあお金もらえても大赤字でしょ
誤診された患者さん踏んだり蹴ったりでしょ
7名無しのひみつ:2008/04/11(金) 05:03:39 ID:5Vmd0xay
高額治療じゃあお金もらえても大赤字でしょ
>>大もうけの間違いでしょ?
8名無しのひみつ
原則医療補助金というのは使った額以下、
殆どは使った額未満しかもらえないよ
高額医療の場合9割補助してくれても
残り一割の自己負担がすごいことに、、、