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586名無しのひみつ
>>576
WEB記事は出てないですね
取材は各社来てたんですけどこかで止まってるのかも
乗ったのは工業系でWEBだとお金払ってないとタイトルしか見れない

以下転写
■日刊工業
阪大、固体核融合で公開実験−ヘリウムの生成など確認
2008.05.23 日刊工業新聞 32頁 (全438字) 
大阪大学の荒田吉明名誉教授は22日、固体核融合に関する公開実験を行った。金属ナノ粒子に対して純度100%の重水素ガスを導入、ヘリウムの生成と熱エネルギー放出を確認した。
一般に三重水素の熱核融合には約3億度Cの超高温が必要とされている。今回、ヘリウム生成が計測されたことで、固体内で常温核融合反応が起きている可能性があるとしている。

実験では、酸化ジルコニウム・パラジウム合金のナノ粒子を使用した。重水素ガスが合金内に取り込まれると同時にヘリウムに変換されるという。
重水素が金属の格子内に取り込まれると同時に変換されると見られるが、電子雲やイオンの挙動など原理的に分かっていないことも多い。

ヘリウムは合金の格子内に取り込まれると、数百度Cの熱を加えないと外へ放出できない。重水素が取り込まれることで飽和状態になるため、サンプル再生が課題となる。
さらにほかの有効な合金サンプルの検討も必要になる。荒田名誉教授は引き続き固体核融合反応を実証するため「研究所をつくりたい」と話している。

■日経新聞
2008/05/23, , 日経産業新聞, 10ページ, , 642文字

 大阪大学の荒田吉明名誉教授は二十二日、外部からエネルギーを投入しなくても熱を取り出す公開実験に成功した。
 核融合でできたとみられるヘリウムが大量に検出された。
 同名誉教授は「従来とは違うタイプの核融合反応が起きている」としているが、熱の発生量の測定は難しく、常温核融合の証拠とするには多くの追試が必要だ。
 核融合を起こすには、水素の原子核である陽子を非常に近い距離に近づける必要がある。
 プラスの電気を帯び反発し合う陽子に「核力」と呼ぶ強い力が働き、一気に核融合が進む。
 現在は数百億気圧で圧縮するか、一万ボルトの電圧で水素を加速してぶつけるしかないと考えられている。
 公開実験ではパラジウム原子が格子状に集まった超微小粒子を真空容器の中に入れ、中性子を原子核に含む重水素のガスを吹き込んだ。大気中の約十万倍のヘリウムを検出。
 石炭一グラムに相当する三十キロジュールの熱が発生したという。
 荒田名誉教授は「パラジウム原子のすき間に普通は一個未満しか取り込まれない重水素が四個入って凝縮し、電子と原子核が引き合うことで核力が働くまで近づき、
 外部から熱などのエネルギーを加えなくても核融合反応が始まった」と話している。
 常温核融合は一九八九年に英米の研究者が報告。社会現象になるほど研究熱が高まったが、様々な追試で同じ結果が得られていない。
 国内外の様々な研究者から違う方式の提案も出ているものの、取り出した発熱量の結果にバラツキが大きいことから、常温核融合を示す明確な証拠とはなっていない。