【植物】植物免疫の仕組み解明 病気に強い農作物に期待=奈良先端大

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1 ◆KzI.AmWAVE @Hφ=Eφ ★:2007/12/25(火) 23:08:06 ID:??? BE:62095436-2BP(135)

 植物が病原菌に感染した際に、免疫に似た防御反応が引き起こされる仕組みを、奈良先端科学技術
大学院大の島本功教授(植物分子遺伝学)のグループが解明し、21日発表した。

 この仕組みをうまく制御できれば、病気に強い稲など農作物の品種改良につながり、農薬の使用量を
減らすことができると期待される。

 植物細胞は病原菌に感染すると、周りに危険を伝えるための活性酸素を盛んに放出。加えて細胞壁を
強化したり抗菌物質をつくるなどの防御策をとる。ただ最初に活性酸素がつくられる仕組みは不明だった。

 島本教授らは、植物免疫に関係する「OsRac1」というタンパク質に着目。これが複数のタンパク質と
結合して細胞膜にある酵素と反応し、活性酸素の合成を制御していることを突き止めた。
グループは「バイオ燃料向け農作物の生産向上にも役立つ」としている。

2007/12/22 06:09 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/200712/CN2007122101000774.html
2名無しのひみつ:2007/12/25(火) 23:08:56 ID:EjjHIxv4
NAIST生が2get
3名無しのひみつ:2007/12/25(火) 23:17:22 ID:pEWsC8M+
OsRac1が形成する複合体の生化学的解析により、OsRac1複合体には植物免疫反応の重要な制御タンパク質である
RAR1とHSP90が含まれていることを明らかにした。RAR1の発現抑制体やHSP90の阻害剤を用い、
それぞれの働きを止めて変化を調べる実験から、OsRac1による耐病性反応の活性化には、
RAR1とHSP90との複合体形成が必須であることが証明され、OsRac1を中心とするタンパク質複合体が
植物自然免疫応答の中枢を担っていることを発見した。


RARとヒートショックプロテインは結構前から注目されてたかんのぉ
4名無しのひみつ:2007/12/25(火) 23:18:38 ID:spZ1G1m8
海水でお米やバイオ燃料向け農作物が作れれば、
島国日本も自給自足が可能になる?
5名無しのひみつ
一方、病原菌はOsRac1を失活させる機能を備えた。