【物理】青紫色GaNフォトニック結晶面発光レーザの電流注入発振に成功

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1 ◆KzI.AmWAVE @Hφ=Eφ ★

次世代ディスクに利用も 新型レーザー開発 京大教授ら

 次世代の高密度光ディスク用光源にできる可能性を持った新型の面発光レーザーを開発することに、
京都大学工学研究科の野田進教授(光量子工学)らのグループが成功した。20日付の米科学誌サイエンス
(電子版)で発表した。

 光が半導体内の電子のように振る舞う「フォトニック結晶」と呼ばれる新技術を活用した。窒化ガリウム
の薄板に光の波長の間隔で穴を開けた結晶状構造を発光層として持つ。これに光閉じ込め層などを重ね、
層の一番上と下につけた電極を通じて電流を流すと、0.1ミリ角の面の上方に向かって波長400ナノメートル
(ナノは10億分の1)の青紫色の光が出た。

 現存する半導体レーザーよりも格段に小さなスポットまで絞れる基本原理を持ち、高密度光ディスクや
微小物質の観測などの光源として利用できそうだ。

朝日新聞
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200712210006.html

GaN Photonic-Crystal Surface-Emitting Laser at Blue-Violet Wavelengths
Science DOI: 10.1126/science.1150413
http://www.sciencemag.org/cgi/content/abstract/1150413

科学技術振興機構プレスリリース
青紫色GaNフォトニック結晶面発光レーザの電流注入発振に成功
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20071221/index.html
2名無しのひみつ:2007/12/25(火) 22:26:06 ID:ZfH2oeue
2
3名無しのひみつ:2007/12/25(火) 22:26:46 ID:F7suyyvs
なんか分からんが良かった良かった
4名無しのひみつ:2007/12/25(火) 22:27:13 ID:Y0/m5urs
この記事には反日的な要素が感じられないのだが、何故なのか?
5名無しのひみつ:2007/12/25(火) 22:28:09 ID:JCIzMAGU
もう記録ディスクの時代は終わるかもよ
6名無しのひみつ:2007/12/25(火) 22:35:03 ID:J3lDnfFJ
テラ光ディスクも近いな。
7名無しのひみつ:2007/12/25(火) 23:09:53 ID:1aQUMIyF
ディスクってかキューブになるってことはない? ここまで高密度記憶ができるようになった状態で、
電力を食い、機構的にも脆い回転運動をさせて面積を維持する必要があるのでしょうか?
積層させた各層に焼き込みオンリーでも意外といけるんでは?

とか書いててやっぱりディスクは残るだろうなぁと思った。アイテム感があるし。
こっちはむしろ超小型の紫外線レーザーとかで兵器転用いける?
でも出力とかどれくらい電流注入しなければならないかとか判らないですね。
フォトニック結晶ネタはちょっと久しぶりなので嬉しいです。研究職の皆さん頑張ってください。
8名無しのひみつ:2007/12/26(水) 09:24:41 ID:uy6gEYcW
日本語でおk
9名無しのひみつ:2007/12/26(水) 09:38:41 ID:jY6XnPIm
京大は凄いな、それに比べて東大ときたら
10名無しのひみつ:2007/12/26(水) 15:47:36 ID:0lJJ4VL6
いつの時代も理系は京大のほうが優れてるじゃん
11名無しのひみつ:2007/12/26(水) 16:57:03 ID:zDClgYfk
>>9-10
京大は、よくやってるよ。東大に比べて、少数精鋭の感がある。
でも東大だって、一部の人は優秀だよ。
12名無しのひみつ:2007/12/26(水) 19:43:51 ID:vKYGoBLW
野田先生は東大的で、京大カルチャーの主流じゃないだろ
13名無しのひみつ:2007/12/26(水) 20:31:37 ID:yTGcanXM
ガリウムチッソていうのは確か青色LEDと同じ物質だよな。
俺は素人だがその物質のバンドギャップエネルギーがわかれば
どんな波長の光を出す半導体になるかはわかるし、
それが原子レベルでみても精度よく加工された質のよい単結晶があればその波長のレーザーを出せることぐらいわかるよ。
なにが凄いの?
14名無しのひみつ:2007/12/27(木) 04:09:17 ID:Gj3SM3dH
>>13
素人なのは構わないから、>>1ぐらいちゃんと読め。
15名無しのひみつ:2007/12/28(金) 02:57:03 ID:MA87CL3d
この場合も、やはり結晶を思い通りに形成させる技術がポイントになって
いるよな。

いろいろな理論モデルで特性を計算するのはIT技術やコンピュータの高速化と大容量化で
すごく簡単になっているが、具体的にデバイスとして作成できなければ「絵に描いた餅」だもんな。

先鞭をつけた中村さんは偉大..。
16名無しのひみつ:2007/12/28(金) 10:11:10 ID:6krsmj64
>>14
キミは素人以下だね。
>>13に書いてあることが理解できてる?
17名無しのひみつ:2007/12/28(金) 10:36:26 ID:Yxi4uwbW
>16、必死だな
18名無しのひみつ:2007/12/28(金) 10:40:39 ID:fw0q5YlV
色はバンドギャップで決まるだろうけど発光原理はLEDも今回のやつも全然違うだろ・・・
重要なのは面で光るということであって、色なんざどうでもいいんだよ
もちろん波長が短い方が物の検出には役立つけどな

バンドギャップがあってそこで電子が遷移して光が出るっていう、
賢い中学生が知ってるレベルのことしか理解してない奴はごちゃごちゃいうな。
QEDがわかるようになってから意見しろ
19名無しのひみつ:2007/12/28(金) 11:47:02 ID:rx56SRU5
>>7
キューブ状だと内部の記憶層にアクセスするのに
どうしても外部の記憶層が邪魔になるだろ。
カード状にはなるかもしれん。収納も楽だし
でもスキャナみたいにヘッドを細かくシークさせる機構がいりそうだな。
ディスクで回すのがやっぱり一番楽なんじゃないの
20名無しのひみつ:2007/12/29(土) 01:26:11 ID:Rizkh7fj
窒化ガリウムと聞くと青LEDよりレーダーが思い浮かぶ
21名無しのひみつ:2007/12/29(土) 03:47:52 ID:8cEfTvDg
>>19
なるほど了解

でも面発光させられるってことは、(素人考えですが)この素子を大面積化というか、パネル化できたら、
ドット単位でレーザー発振するディスプレイみたいなのが作れますかね?
フォトニック結晶と非フォトニック結晶(発光しないドットの隙間)を交互に並べないと
ドットは出せないだろうけど……
22名無しのひみつ
この人の研究室は本当にすごいね。

数年前にサイエンスに発表したUltra-high Q cavityの論文は衝撃的だった。