【免疫】死細胞の貪食による免疫寛容誘導のメカニズムを解明=理研
1 :
◆KzI.AmWAVE @Hφ=Eφ ★ :
2007/07/28(土) 00:36:40 ID:??? BE:48296827-2BP(135) 私たちの体の中では、不要となった細胞やがん細胞などの有害な細胞に細胞死を誘導して、
これを排除していく仕組みが存在します。体内で細胞が死ぬと、その死骸はマクロファージや
樹状細胞などの食細胞により、速やかに貪食されます。この貪食のプロセスは、死んだ細胞
から有害な物質が放出されるのを防ぎ、周囲の組織が正常な機能を維持するために役立って
いると考えられています。
研究チームは、この死細胞の貪食によって、特定の抗原が体内に侵入しても免疫反応をおこ
さない「免疫寛容状態」を誘導させ、自己免疫病モデルの発症を抑制することに成功しました。
さらに、そのメカニズムを解析し、
(1)脾臓の辺縁帯(marginal zone:マージナル・ゾーン)に存在するマクロファージという細胞が
免疫寛容を誘導するために必要であること
(2)このマクロファージが欠損すると、死細胞を効率的に排除できなくなること
(3)死細胞を貪食する樹状細胞の種類が変わってしまうこと、
を発見しました。
この研究成果は、死細胞の排除という日常的に私たちの体で起きている仕組みが、免疫寛容
を維持するために重要であることを示しています。自分自身に対する免疫寛容がどのようにして
破綻し、自己免疫疾患が発症するのかという免疫メカニズムの解明のモデルとして利用することや、
臓器移植などで起こる拒絶反応の防止や自己免疫疾患の治療法開発などに役立つと期待されます。
(以下ソースにて)
理化学研究所プレスリリース
http://www.riken.go.jp/r-world/info/release/press/2007/070727/detail.html Critical role of macrophages in the marginal zone in the suppression of immune responses to apoptotic cell-associated antigens
J. Clin. Invest. doi:10.1172/JCI31990.
http://www.jci.org/cgi/content/abstract/JCI31990v1
2 :
名無しのひみつ :2007/07/28(土) 00:44:03 ID:49uYo5fY
安易な脾摘はできなくなる?
3 :
名無しのひみつ :2007/07/28(土) 01:04:01 ID:TqcFEeCI
体に無駄なものは無いっていったろ?な!
4 :
名無しのひみつ :2007/07/28(土) 01:04:24 ID:qboHNtGm
エンドトキシンの事?
5 :
名無しのひみつ :2007/07/28(土) 01:05:51 ID:vzgHIK0C
>>3 いや良く考えて欲しい、人間自体が無駄ではないだろうか。
6 :
名無しのひみつ :2007/07/28(土) 01:14:11 ID:1e4S+TcK
愛する事も 死ぬ事も 美しすぎて 絵にならない
7 :
名無しのひみつ :2007/07/28(土) 02:47:22 ID:ztoF5Lwk
ワカメだけじゃなかったんだ
8 :
名無しのひみつ :2007/07/28(土) 03:18:08 ID:g9i7xpxR
JCIってしょぼいじゃん
9 :
名無しのひみつ :2007/07/28(土) 03:42:48 ID:udg1PJ51
IF 2006 Science 30.0 Cell 29.0 Nature 26.7 > Immunity 18.3> JCI 15.8 > JEM 14.5> JI 6.3
10 :
名無しのひみつ :2007/07/28(土) 03:52:04 ID:g9i7xpxR
すいません僕が間違ってました
11 :
名無しのひみつ :2007/07/28(土) 04:56:54 ID:FcFZh9/4
でも、この内容だったら、 もう少しいいところにいっても良かったような気もしますが… どうなんでしょう
12 :
名無しのひみつ :2007/07/28(土) 14:57:41 ID:LrI4Zwfe
>>9 免疫系は他と比べてIFが実体より高すぎるように思う
13 :
名無しのひみつ :2007/08/24(金) 15:07:05 ID:LQWzC+ym
細胞がんばれ。
14 :
名無しのひみつ :
2007/08/24(金) 19:51:02 ID:MOuNT692 免疫系は、再現性のないインチキがまかり通りすぎてる面が、なきにしもあらず。