画像の明暗分布の歪みから光沢や明るさを知覚していることを発見「CGの質感向上に期待」[04/19]

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1冷やし中華 部分的に終わりました(060918)φ ★
☆光沢や透明、見分ける仕組み解明=CGの質感向上に期待−NTTなど

人間が金属の光沢やゼリーの透明さといった物の質感を簡単に見分けられるのは、
脳や目の網膜の神経細胞が明暗分布のゆがみを感じているからだと分かった。
NTTコミュニケーション科学基礎研究所(神奈川県厚木市)と米マサチュー
セッツ工科大の研究チームが19日、実験成果を英科学誌ネイチャー電子版に発表した。

物の質感は光の反射や散乱、屈折が複雑に組み合わされてできており、CG(コン
ピューターグラフィックス)で再現しようとすると、膨大な計算が必要となる。
人間の視覚システムがどのように処理しているか、これまで謎とされてきた。

研究チームは、今回の研究成果に基づき、2次元の画像をコンピューターに取り込み、
明暗分布を操作するだけで、光沢感を出したり、透明感を出したりできる技術を開発。
この技術を応用すれば、CGで人間の肌の質感などを速く、安く表現できるかもしれ
ないという。

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2007041900041

(日経プレリリース)
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=158268&lindID=4
2名無しのひみつ:2007/04/19(木) 22:44:24 ID:9dREIqai
結構まじめにすごいなw
あ、2get
3名無しのひみつ:2007/04/19(木) 22:44:42 ID:qEMzGySd
PS3とか箱○は、確かに画像は綺麗なんだが、人とかは妙にのっぺりしてるからな。
改善されるかな?
4名無しのひみつ:2007/04/19(木) 22:47:41 ID:Tk9DpUJm
人に光沢は要らん。
5名無しのひみつ:2007/04/19(木) 22:48:02 ID:kR4SUdi0
自動で塗りをやってくれるアニメ作成支援ソフト出たらどうなるんだろ・・
アニメーターいらなくなりそう。
6名無しのひみつ:2007/04/19(木) 22:55:38 ID:ufgBeS9a
ひずみをテクスチャやフィルタにするだけでおkなのか
7名無しのひみつ:2007/04/19(木) 23:04:53 ID:WFDAVI1I
これでまた画面の質は上がっても映像の質が落ちる訳か。
8名無しのひみつ:2007/04/19(木) 23:08:51 ID:Tr0PUtJd
>>3
これは開発費が劇的に下がるかもなー。
9ガムはロッテ チョコもロッテ:2007/04/19(木) 23:15:00 ID:km6fXh43
リアルな造形と光源を追求したモデルより、
見た目をそっくりに書いたアニメのほうがリアルさを感じるのは
そういう理由があったのか
10名無しのひみつ:2007/04/19(木) 23:15:24 ID:797hKHgG
人間の目はピントが合った部分以外はぼけてるみたいだな。車のナンバー覚え
てる場合、必ず車種は覚えてなかったり、色を覚えてなかったりするもの。耳
もオートフォーカスしようとするよな。群衆の放つ様々な声の中に愛するダー
リンの声を拾おうとするものな。案外感覚がいい加減なのはケツ。出る時痛い
から、よほど太いクソが出たのかと思うと、案外ちっこかったりするものな。
ちょっと風呂入ってくる。
11名無しのひみつ:2007/04/19(木) 23:28:03 ID:XjlvE5HO
なにげに凄い発見な予感
12名無しのひみつ:2007/04/19(木) 23:37:26 ID:pvYJy02W
物理的な数値を正確に再現するよりは人間工学的なやり方のほうがいいって感じなのか
13名無しのひみつ:2007/04/19(木) 23:38:29 ID:Zn2u7DvY
凄いかも!
レンダリングとか劇的に早くなるんじゃないか?
>>4
濡れた髪の毛とか瞳とか。サーフェスを少し曇らせれば地肌の表現とか。
14名無しのひみつ:2007/04/19(木) 23:45:24 ID:Pisv0dU+
人間の視覚認知は、単なる網膜上の画像だけでなく、その画像の上に、自分が
興味をもつ対象などを重ねてスキャニング、またが再チェックすを重ねてゆくうちに
だんだん色々見えてくる(認識されている項目が増えて行く)。ぬめりだとか
その他の質感も、視覚反芻プロセスで、表面反射の様子と反射しない場合との違いを
同時に感じているということだな。
15名無しのひみつ:2007/04/19(木) 23:47:02 ID:V1T7YI4o
>>10
途中まで感心しながら読んでたが、
最後でワロタ
16名無しのひみつ:2007/04/20(金) 00:25:04 ID:VKOW95UO
>>9
人間が描いた絵は、人間の視覚特性と主観を一旦通過しているからね。
ピカソとか、どこまで線を減らしても物を識別できるのか、みたいなスケッチを
一杯残していたけど。デフォルメとリアリティの関係は単純じゃない。
17名無しのひみつ:2007/04/20(金) 01:25:18 ID:kTyryA/P
ぶっちゃけそれっぽく描けばそれっぽく見えるってことだな。
絵描きさんがやってることをCGにも応用すりゃいいわけだ。
18名無しのひみつ:2007/04/20(金) 01:43:02 ID:uK94DD60
新しくもなんともない。
画家とっくにしってた絵の描き方を、学者がやっと見つけてさも見つけたようにはしゃいでるだけ。
19名無しのひみつ:2007/04/20(金) 01:46:12 ID:VKOW95UO
そうなんだけどね、数理的モデルにはなかなか出来なかったんでしょ
20名無しのひみつ:2007/04/20(金) 01:52:25 ID:nrV4GZ+z
要するに、さらに高品質のおっぱいスライダーが発売されるってことでつね
21名無しのひみつ:2007/04/20(金) 02:08:56 ID:eeK6wWuW
>>20
てめwwwwww
俺が先に言おうと思ってたのに…
いやしかし、レイプレイの続編のが待ち遠しい
セクシービーチ3には絶望したし
22名無しのひみつ:2007/04/20(金) 09:57:37 ID:TBa7SBY8
>>18
論文にして発表することに意味がある。
画家が弟子に、「こう書けばリアルに見えるでしょ」と口でいうのとは違う。
23名無しのひみつ:2007/04/20(金) 12:17:38 ID:kTyryA/P
画家が経験的にやってたことが科学的に確からしいってだけでも意味があるわな。
24名無しのひみつ:2007/04/20(金) 17:40:46 ID:ymomsGec
論文
誰がやってもその通りになる実験方法などを交え、
「発見した」と言う。
ただし、センスなどは別。

画家や職人
何年もかかる。
でも、こっちの方が人に与える感動量は大きい。


両方大事。
25名無しのひみつ:2007/04/20(金) 17:53:36 ID:xW2V/Yxt
経験則を積み重ねても科学には成らんからね

科学へと昇華するために必要なパーツを「発見した」というニュースだね
26名無しのひみつ:2007/04/20(金) 17:55:05 ID:36jZGlkG
これでようやくキモイフルCGアニメや、
ビニール人形みたいなキモポリゴン人形、
違和感のあるCG合成ともおさらばできるのか
27名無しのひみつ:2007/04/20(金) 18:15:19 ID:yt0YoXaf
>>5
彩色するのはアニメーターじゃなくて仕上げの仕事
28名無しのひみつ:2007/04/20(金) 18:45:28 ID:UhySWF43
>>18
画家の手法で1FPS毎にリアルタイムに質感を反映とかできないっしょ
研究者はそういう物を開発する方法でそれができる

だからこれはすごい事
29名無しのひみつ:2007/04/20(金) 19:33:48 ID:TBa7SBY8
>>24
>こっちの方が人に与える感動量は大きい。
それも人によるな・・・

俺の場合、名画を見たときの感動よりも、神がかった実験の論文の内容を知った時のほうが感動が大きい。
30名無しのひみつ:2007/04/20(金) 22:36:57 ID:fqgP84wu
>>29
そういう部分でやりあっても意味ない
31名無しのひみつ:2007/04/20(金) 22:55:23 ID:gOBtDRKh
ヴァーチャルリアリティに大きく貢献すんな
32名無しのひみつ:2007/04/21(土) 04:56:11 ID:XQWe5m1X
なんど読んでもわかんねぇ_| ̄|○ガクッ
33名無しのひみつ:2007/04/23(月) 01:39:42 ID:ASbRl6Up
>>4
ピカード艦長に謝罪すべきです
34名無しのひみつ:2007/04/23(月) 02:12:06 ID:gw9i/6Tz
PS4に期待
35名無しのひみつ:2007/04/23(月) 03:19:06 ID:3zs7NGUY
>>10
そういう文章好きよww
36名無しのひみつ:2007/04/23(月) 03:20:17 ID:vYIWcYsk
>>32
金属的な光沢とか人間の肌のすべすべ感とかを
判別するための処理過程って一見凄く複雑で大変そうだけど
じつは画像の明るさの分布具合だけでわかっちゃうし
そうした機構を人間の脳が持ってるっていう話。
37名無しのひみつ:2007/04/23(月) 04:18:06 ID:EwqjafH1
だかれアルゴリズム論文探し出せw
38名無しのひみつ:2007/04/23(月) 04:30:01 ID:EwqjafH1
でもこれサンプル見る限り
一度単色に塗りつぶして
輝度のヒストグラムに無理やり偏りを持たせる
だけのように見えるw
偏りの持たせ方がまあ味噌なんだけど
単色にするんじゃあんまり応用が効かない希ガス

人間の皮膚の質感は単純に明るさの違いだけじゃなくて
毛や毛穴やシミによって作られるランダムなでこぼこがあるから
これじゃたぶん無理だね
39名無しのひみつ:2007/04/23(月) 04:53:04 ID:IOcvcUCG
ほう、すごいなあ。
光沢ってなんなんだろう。ってすっと思っていたが、
目の機能に由来してたのねえ。ゆがみか、、、なんか目からうろこ。
40名無しのひみつ:2007/04/23(月) 05:22:07 ID:xLndsWmM
>>38
>でこぼこ
これも質感の一つでは?
41名無しのひみつ:2007/04/23(月) 06:00:16 ID:BDQ0ah0Z
全文じゃないけど辿ったら出てきた
ttp://www.nature.com/nature/journal/vaop/ncurrent/abs/nature05724.html
Motoyoshi, I., Nishida, S., Sharan, L. & Adelson, E.H. (2007). Image statistics and the perception of surface qualities. Nature.
ttp://www.brl.ntt.co.jp/people/imotoyoshi/material-j.htm

>>38
まあでも物理演算しなくてもいい、処理を大幅に減らせるって意味では有用じゃね?
主に低価格帯の映像に
42名無しのひみつ:2007/04/23(月) 08:44:34 ID:EwqjafH1
>>41
だいたい原理はつかめた
これを3Dに応用するにしても少なくとも光沢を持ったモデルを一度レンダリングしなきゃいけない
透明な物体をレンダリングするよりははるかに低コストだけどそれでも遅いことに変わりはない
そして出来上がった透明物体は背景が透けない、濁った透明になる
43名無しのひみつ:2007/04/23(月) 10:41:01 ID:AwWkH2Ro
2つの目から入る視界の差違から立体的な視界を得るのと同じなのかな
44名無しのひみつ:2007/04/24(火) 01:08:38 ID:zt84RDHj
>>43
違うよ、全然違うよ。
45名無しのひみつ:2007/04/24(火) 12:14:56 ID:A2WLffNB
同人プログラマの俺様が、ピクセルシェーダでどうやって実装できるかなーとか考えてたんだが、
そもそも現状のCGがあんまマジメにレイトレやらずにラスタライズで適当に光沢与えるのがメインなわけで
(リアルタイムだけでなく非リアルタイムも)
絵描きどころかCG界隈も既に経験的に気づいて実践してることのような気もしてきた。

既存の2D画像の質感いじくるのには役に立つ知見かもしれん。
46名無しのひみつ:2007/04/25(水) 06:57:13 ID:RvTahJGH
質感の原因は散乱や屈折だが、ものがデコボコだろうとなんだろう
と、目の網膜は2次元で光受けるから、2次元のモニタ画面で出すの
と同じだよ。普通のPCでも宝石や金属の写真をモニタに出すと、
粗いけどそれなり見えるじゃない。1枚の写真に何個かある場合、
一つずつ切り出して調色して、再合成しないといけないが。
写真じゃなくて作画は、明暗分布になにか法則性があるのなら、
それで速く作れるな。
金属光沢は平面でわりと規則的な明暗分布かもしれない。透明感は
立体感、微細な所で透視図法や陰影法的な明暗分布が必要だろう。
47名無しのひみつ:2007/04/25(水) 07:45:12 ID:ojKOU2Da
最近のアニメーションでは、わざと色を均一にせずに、CGっぽさを抑えてたりするな
48名無しのひみつ:2007/04/25(水) 08:18:20 ID:+CdKm4CB
絵描きに聞け。500 〜 600 年前から知ってる。
49名無しのひみつ
絵描きが論理的に説明できならな