【医学】HCVによる慢性肝炎が肝臓がんに進行する仕組みを解明

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1 ◆KzI.AmWAVE @Hφ=Eφ ★
肝臓がん:進行の仕組み解明−−京大助教らグループ

 C型肝炎ウイルス(HCV)が引き起こした慢性肝炎が肝臓がんに進行する仕組みを、
人やマウスの細胞を用いた実験で京都大の丸沢宏之助教(消化器内科)らのグループが解明した。
HCVに感染することにより、本来は免疫細胞にしか存在しない遺伝子編集酵素の一種「AID」が
肝細胞に発現し、がんにかかわる遺伝子異常を継続的に引き起こすことを突き止めた。
14日始まる米国がん学会年次総会で発表する。

 国内のHCV感染者は約200万人といわれる。HCVが引き起こす慢性肝炎は肝硬変を経て、
肝がんに進行することが分かっており、肝がんの約4分の3はHCV感染が原因。
HCVが未発見で対策が不十分だった時代に感染した人が、10〜40年後に発がんする例が多い。
グループが行った培養細胞の実験などから、HCVに感染すると肝細胞内に発現したAIDにより、
がんに関連するさまざまな遺伝子に変異が生じることが分かった。

毎日新聞 2007年4月12日 東京朝刊
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/kagaku/news/20070412ddm012040161000c.html


関連スレ
【医学】ピロリ菌が免疫系の酵素AIDに変異を引き起こしがん抑制を妨害/京都大研究グループ
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1175510875/
2名無しのひみつ:2007/04/12(木) 22:20:57 ID:NeA8K+Se
3名無しのひみつ:2007/04/12(木) 23:03:12 ID:SuQz2Dww
興味深いですね。
4名無しのひみつ:2007/04/13(金) 00:46:52 ID:OL0rJsgT
うちの母親もそうだ。早く根本的な治療方法を開発してくれー!
5名無しのひみつ
子宮癌、胃癌、肝癌は感染症でした

他の癌も、解明されて無いだけで感染症に違いない